看護記録等の開示について
看護記録の開示を希望される皆様へ
シンプレ訪問看護ステーションでは、インフォームド・コンセントの理念に基づき、ご利用者ご本人やそのご家族(以下、「ご利用者」)が当ステーションの訪問看護サービスをより深く理解し、良好な関係を築くことで、看護の効果を高めることを目的としています。そのため、ご利用者またはその代理人のご要望に応じて、看護記録等の開示を実施しております。
当ステーションの看護記録開示に関しては、「個人情報保護法」ならびに「看護記録に関する指針(公益社団法人 日本看護協会)」および「診療情報の提供等に関する指針(厚生労働省)」に則り、プライバシー保護や看護・診療への影響を考慮した上で、開示委員会を開催し審査を経た後に開示を行います。
開示申請が可能な方
原則として、申請できるのはご利用者ご本人に限られます。
ただし、以下の条件に該当する場合において、必要な要件を満たせば特例として申請が可能です。
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〇法定代理人(ご利用者が未成年である場合や、判断能力が不十分であると認められた場合など)
〇訪問看護契約の代理権を持つ任意後見人
〇ご利用者本人から委任を受けた親族またはそれに準ずる方
〇ご利用者が成人で判断能力に不安がある場合、日常的に世話をしている親族やそれに準ずる方
〇ご利用者が亡くなられた場合、その遺族(配偶者・子・父母およびそれに準ずる方)
開示請求に必要な書類
申請される際には、以下の書類をご準備の上、手続きを行ってください。
※①の書類は下記よりダウンロードをお願い致します。
① 個人情報開示請求書
② 申請者の本人確認書類
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〇申請者がご利用者本人の場合
– 本人確認ができる身分証明書
– 当ステーション指定の個人情報開示請求書
〇申請者がご家族の場合
– 申請者の身分証明書
– ご利用者との関係を証明する書類(例:住民票・戸籍謄本など)
– ご利用者の身分証明書(亡くなられている場合は不要)
– 当ステーション指定の個人情報開示請求書
〇申請者が弁護士・保険会社の場合
– 申請者の身分証明書
– ご利用者の委任状または同意書
– ご利用者の身分証明書(亡くなられている場合は不要)
– 当ステーション指定の看護記録開示申請書
③ 申請者の身元確認に必要な書類
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〇すべての申請者共通
公的機関が発行した本人確認書類(例:運転免許証、健康保険証、パスポート、住民基本台帳カードなど)
申請者とご利用者との関係を示す書類(ご利用者本人による申請の場合は不要)
〇ご利用者の親族が申請する場合
続柄を証明する書類(例:住民票、戸籍謄本など)
〇代理人として申請する場合
委任状(任意様式)
〇ご利用者の判断能力や身体能力のために委任状の作成が難しい場合
ご利用者の状態を確認できる書類(例:医師の診断書、障害者手帳など)
なお、当ステーションの訪問が継続中でご利用者の現況が確認できる場合は省略可
〇ご利用者が亡くなられている場合
死亡の事実が確認できる書類(例:住民票(除票)、戸籍謄本、死亡診断書など)
〇成年後見人または任意後見人の場合
確認書類(例:登記事項証明書、公正証書など)
料金について
看護記録開示の手数料は、以下の料金の合計となります。(消費税別途)
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〇開示請求手数料 1件につき 5,000円
〇看護記録の謄写(紙・白黒A4) 1枚につき 50円
〇看護記録の複写(CD-R、DVD-R) 1枚につき 3,000円
※2025年3月1日現在の料金
開示までの所要期間
開示申請書の受理後、開示決定までには開示委員会の審査を経るため、おおよそ**3~4週間程度**かかります。
お待たせして申し訳ありませんが、個人情報保護の観点から社内での承認が必要となるため、あらかじめご了承ください。
なお、開示委員会の審査結果によっては、以下の理由により開示が認められない場合があります。
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〇開示が第三者の利益を損なう恐れがあると判断された場合
〇開示することで、ご利用者ご本人の心身に著しい影響を及ぼす可能性がある場合
開示方法
開示決定後、開示費用をお支払いいただいた上で、以下のいずれかの方法でお渡しいたします。
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〇郵送での受け取り(レターパックプラスにて発送、送料は別途負担)
〇訪問時に直接お渡し
お問い合わせ
不明点がございましたら、お電話またはお問い合わせフォームよりご連絡ください。