お知らせ 2026-06-10
梅丘地区包括ケア会議「ヤングケアラーについて」に参加しました
2026年6月10日(水)、梅丘まちづくりセンターにて開催された梅丘地区包括ケア会議に参加してまいりました。今回のテーマは「ヤングケアラーについて」。世田谷区のヤングケアラーコーディネーター(愛称:子ども・若者スマイルサポーター)の皆様による講義を、地域で支援にあたる多職種とともに聴かせていただきました。
ヤングケアラーとは、本来大人が担うようなケアを日常的に行っている子どもや若者のこと。家族の介護や見守り、幼いきょうだいの世話、家事、家計の支えなど、その形はさまざまです。世田谷区では18歳以上のおおむね25歳前後までの若者も支援の対象とされ、LINEから気軽に相談できる窓口も用意されているとのことでした。
印象的だったのは、「1クラスに2人ほどいる」と言われながらも、ご本人からの相談は全体の2割ほどにとどまり、多くは周囲の関係機関や地域の人からの気づきがきっかけになっているというお話です。最初は「お手伝い」だったものが、いつの間にか欠かせない「ケア」へと重くなっていく——子ども自身に「やる・やらない」の選択肢がないまま負担が積み重なっていく現実を、あらためて学ぶ機会となりました。
私たち訪問看護は、ご利用者様のご家庭に入る職種だからこそ、その背景にいるお子さんや若い家族の存在に気づける立場にあります。「これは支援につなぐべきだろうか」と迷う段階からでも相談してよい、というお話も、とても心強く感じられました。
貴重な学びの機会となった今回の会議を運営いただいた梅丘あんしんすこやかセンターの皆様に、心より感謝申し上げます。シンプレ訪問看護ステーションでは、今後も地域の多職種の皆様と連携しながら、ご利用者様とそのご家族をあたたかく支えてまいります。
