外傷後ストレス障害の克服|トラウマからの回復をサポートする治療法とは?

現代社会では、心の傷が深く残るような出来事に遭遇することが珍しくありません。大切な人との別れや災害、事故、暴力など、強い衝撃を受けた経験が心に影を落とすことがあります。
そうした体験が引き金となって発症する「外傷後ストレス障害(PTSD)」は、誰にでも起こり得る精神的な疾患です。
今回は、PTSDの概要とその治療方法、そして近年注目されている訪問看護の役割について解説します。
ご自身やご家族、大切な方がPTSDで悩まれている場合には、ぜひ参考にしてみてください。
外傷後ストレス障害の方の治療方法
PTSDの治療には、心理療法と薬物療法を中心とした多角的なアプローチが必要です。
心理療法(カウンセリング)
心のつらさに向き合いながら回復を目指す方法です。代表的なのが認知行動療法です。
これは、つらい体験によって生まれた間違った考え方や思い込みを、ゆっくりと整理して、「本当にそうなのか?」と見直していく方法です。
少しずつ自分自身の考え方や行動のクセを変えていくことで、徐々に怖さがやわらいでいきます。
薬物療法
外傷後ストレス障害のつらさをやわらげるために、抗うつ薬などのお薬が使われることがあります。
特に「SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」という種類の薬がよく使われます。気持ちの落ち込みや不安をやわらげ、生活しやすくする効果があります。
ただし、お薬には副作用があることもあるため、医師とよく相談しながら、無理のないペースで続けることが大切です。
補完療法
PTSDの治療において、薬物療法や心理療法と並行して、心身のバランスを整える補完療法が用いられることがあります。
研究では、瞑想、鍼、ヨガなどが有望な選択肢として注目されています。
これらの治療法は、従来のPTSD治療に取って代わるものではなく、補助的な役割を果たすものとして検討されています。
そもそも外傷後ストレス障害とは?
外傷後ストレス障害は、命に関わる危険な体験や強い恐怖を伴う出来事を経験した後に起こることがあります。
症状は多岐にわたり、以下のようなものが挙げられます。
- フラッシュバック(突然の再体験)
- 悪夢や睡眠障害
- 強い警戒心や過敏な反応
- 感情の麻痺や無気力感
- 外部からの刺激を避ける回避行動
このような症状が1か月以上続き、日常生活に支障をきたす場合に外傷後ストレス障害と診断されます。起こるタイミングは直後とは限らず、数か月、数年後に現れることもあります。
外傷後ストレス障害の方の訪問看護の活用について
近年、外傷後ストレス障害の治療や生活支援の一環として「訪問看護」が活用されています。
訪問看護は、看護師や作業療法士などの専門職が利用者の自宅を訪れ、医療や心のサポートを提供するサービスです。
外傷後ストレス障害への訪問看護の有効性
外傷後ストレス障害の方の訪問看護では、慣れ親しんだ自宅という環境の中で、無理なくサポートを受けることが可能です。
また、継続的な見守りや体調変化への早期対応を行うことで、症状の悪化を防いだり、症状の安定化を促したりすることにつながります。
精神科に力を入れている訪問看護ステーションでは、つらい体験に関する理解を持つスタッフが対応するため、より専門的で寄り添った関わりが期待できます。
定期的な訪問により、孤独感の軽減や生活リズムの安定化にも役立ちます。
外傷後ストレス障害の方への訪問看護でできること
→内服の確認や副作用の相談対応
精神的サポート
→話を聞いて不安の軽減を図る
日常生活支援
→食事・睡眠・衛生状態の確認と助言
医療機関との連携
→主治医への報告や緊急対応の連絡
家族への支援
→接し方のアドバイスや情報提供
訪問看護は単なる医療的サポートにとどまらず、外傷後ストレス障害を抱える方の「日常そのもの」を支える役割を担っています。
精神科訪問看護の料金
負担割合 | 月の初回訪問 | 2回目以降 |
---|---|---|
1割負担![]() | 1,299円/回 | 855円/回 |
2割負担![]() | 2,598円/回 | 1,710円/回 |
3割負担![]() | 3,897円/回 | 2,565円/回 |
上記は週3回までの訪問料金となります。週4回以上訪問となる場合には料金が異なります。
精神科訪問看護では、医療保険を利用することにより自己負担を軽減できるメリットがあります。
30分を一区切りに利用可能。かかった費用については、年齢や所得によって変わり、医療費の1〜3割が自己負担となります。
また早朝や深夜などの時間外に依頼する場合や、長時間の訪問を行う場合は別途料金が発生します。
また自立支援医療制度いう制度を利用すると料金が1割負担になるほか、所得に応じて自己負担が0円になる場合もございます。
シンプレ訪問看護ステーションのご紹介
シンプレ訪問看護ステーションの特徴
シンプレ訪問看護ステーションでは、精神科に特化した訪問看護を提供しており、外傷後ストレス障害の患者さんに対しても、一人ひとりの状態に合わせた訪問看護を提供しています。
看護師や作業療法士が、患者さんの自宅に訪問し、心のケアを含めた包括的なサポートを行います。
患者様やご家族の思いを伺い、社会復帰などの目標達成に向け、共に歩む支援を心がけています。
その人らしい生活を大切にしながら、治療をサポートいたします。症状や生活に関してお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。
シンプレ訪問看護ステーションの対応エリア
-
<東京都>
・東京23区
※足立区、荒川区は1部エリアとなります。
・西東京市
・三鷹市
・調布市
・武蔵野市
・府中市※1部エリア
・東久留米市※1部エリア
<埼玉県>
・和光市
・朝霞市
・戸田市※1部エリア
・川越市※1部エリア
・新座市※1部エリア
・川口市※1部エリア
シンプレ訪問看護ステーションの対応地域はおもに上記が中心で、訪問活動をおこなっています。該当エリアにお住まいの方はぜひご検討ください。
また上記以外のエリアにお住まいでも、対応できる場合がございますので、一度当社スタッフへご相談ください。
サービス内容を詳しく聞きたい、スケジュールの相談なども承っております。電話やメールなどで相談を受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。
ご相談の問い合わせはこちら▼
まとめ
外傷後ストレス障害は、見た目では分かりづらい心の傷を抱える病気ですが、適切な治療と支援があれば、少しずつでも回復していくことが期待できます。
心理療法や薬の力を借りながら、慣れ親しんだ自宅という環境でサポートを受けることができるの訪問看護も選択肢の一つです。
シンプレでは、症状や背景を理解したスタッフが、それぞれの目標に寄り添いながら支援いたします。
通院が難しい方や、一人で悩んでいる方にこそ、訪問看護をご検討いただきたいです。ご本人だけでなく、ご家族の方も、お気軽にご相談ください。
ご自宅での生活と社会復帰を、共にサポートいたします。
ご相談の問い合わせはこちら▼
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