疾患 2020-11-30

PTSDの治療期間の目安はどのくらい?

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みなさまはPTSDについて、何かお悩みではありませんか?特に治療期間について気掛かりな方もいると思います。

治療期間の目安さえ知っていれば、今後の治療計画が建てやすいですよね。しかしPTSDの治療期間の目安ははっきりと決まっていません。

なぜなら慢性化する場合もあるからです。今回はPTSDの治療期間と何故慢性化するのかについて解説していきます。

また、PTSDの治療サポートができる当ステーションについても詳しく触れていきますのでぜひご一読ください!

PTSDの治療期間はどのくらいなのか?

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約3ヵ月で自然回復すると言われている

多くのPTSDの症状は、3カ月ほどで自然に症状が軽減していきます。

問題となるのは1年以上症状に悩まされている、慢性化した方になります。PTSDは患者全体の25%、4人に1人は慢性化すると言われている病気です。

また例えばうつ病、アルコール依存症や摂食障害など、PTSDは他の精神疾患を併発するリスクを抱えているので注意してください。

慢性化を防ぐには、なるべく早く心療内科や精神科を受診して治療を始めることが大切になります。

PTSDの症状とは

フラッシュバック
思い出したくない出来事を急に思い出す

神経の緊張
・神経を張りつめる
・常にイライラしている

トラウマへの回避行動
トラウマにつながる行動を避ける

感覚麻痺
・感情などの欠落
・常に相手を疑う

PTSDでよくみられる症状をリストにまとめています。このような症状がみられた際には、なるべく早く専門医を受診してください。

そもそも、PTSDの原因となるのは、強い精神的ショックです。内容は人により異なり、大切な人を無くしたり、災害や事故、暴力も原因となりえます。

症状の中にはめまい、頭痛や不眠など、体に直接影響が出ることもあります。PTSDは時間を置かずに発症することもあれば、何年かに発症することもある病気です。

PTSDの治療方法

ここで、PTSD症状における治療方法を見てみましょう。あくまで例なので、細かい治療方法は病院ごとで異なる場合があるため、注意してください。

持続エクスポージャー療法
PTSDの原因となる状況に身を置くことで症状を消していく

治療①精神療法

精神療法は多々ありますが、PTSDの治療では認知行動療法が使用されています。中でも持続エクスポージャー療法が多く選択されています。
持続エクスポージャー療法とは暴露法とも呼ばれている方法です。ストレスの原因となる状況に身を置くことで、効果的に不安を消していく精神療法になります。

抗精神病薬
・気分が明るくなる
・睡眠作用
・鎮静作用

抗うつ薬
うつ症状の改善

治療②投薬治療

残念ながらPTSDを根本的に治療できる治療薬は開発されていません。治療薬は症状を軽減させるために使用されます。

抗精神病薬は主に統合失調症の治療に用いられている薬です。抗うつ薬は主にうつ病に用いられている薬で、効果は気分の落ち込みの改善です。不眠症の症状が出ている場合は、睡眠薬と併用されることもあります。

治療期間が1年以上・慢性化する場合がある

前述している通り、PTSD患者の4人に1人は慢性化しています。1年以上症状に悩まされている方は、慢性化していると考えてください。

慢性化すると治療も長期化し、日常生活や仕事に大きく影響を及ぼします。家から出られない・人が怖いなどの症状が出た場合などは、退職も視野に入れなくてはなりません。

慢性化を防ぎ、生活基盤を失わずに治療を行うには早期発見・早期治療が大切です。おかしいと思った時点で相談することで、症状が軽微なうちに改善することができます。

何故PTSDの治療期間が伸びるのか?

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PTSDの原因について

PTSDの原因
・虐待、いじめなどの経験
・性犯罪被害に遭った
・事故、災害、死別など人の死に直面したとき

PTSDを患う原因は多種多様で、人によって異なります。同じ事柄を体験しても、PTSDになる人とならない人がいるのもそれが理由です。

多くのPTSDは表にまとめている事柄が原因となります。共通しているのは、ショックが強く心に大きな傷を残す事柄だということです。

症状が出ても一時的な物なら、それほど心配することはありません。大切な人を亡くして、不眠や食欲不振に陥るのは多くの人が経験しています。

問題は時間薬が効かず、症状が長期化してしまった場合です。

考えられるPTSDの治療期間が伸びる理由とは

PTSDの治療には数年かかる場合もあるのは、下記のような理由が考えられます。

理由①トラウマが根深い

PTSDではトラウマが軽ければ治りが早く根深いと治療が長期化します。トラウマが根深いとは様々な意味を表しますが、1つは時間です。長期間トラウマの原因となる事柄と接しているとトラウマも深くなります。
2つは衝撃の大きさで、一瞬の事柄でもそのショックが大きい場合、心も深く傷つくことになります。

理由②記憶の抑制・制御ができない

PTSDに陥っている方の特徴の1つに、記憶の制御・抑制が難しいというものがあります。人はある程度記憶の制御・抑制ができる生き物です。
覚えておきたい事柄を取捨選択し、忘れたい事柄を忘れる努力ができるのです。しかし、PTSDの患者はこの制御・抑制ができなくなります。

理由③治療効果が出ず負い目を感じる

PTSDの症状の1つに「認知の歪み」というものがあります。自分自身に無力感を感じてしまったり、場合によっては自己肯定感を失ったりします。
PTSDの治療はある程度時間がかかるものであること、根本的な治療薬が開発されていないことを理解することが大切です。

PTSDの治療期間を長引かせない為には

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早期治療が一番!

PTSDの特効薬が無い限り、短期間での治療に一番大切なのは早期発見・早期治療です。症状が重症化しないうちに治療を開始することで、治療が長引くリスクが軽減します。

あまり症状が出ないうちから病院に行くことに抵抗があるなら、保健所や保健センターなど公的機関の相談窓口でも相談が可能です。

相談内容によっては、最寄りの最適な医療機関を紹介されます。その時は診察を受けに行って治療を開始してみてください。

早期治療のメリット

早期治療をオススメする理由はわかりましたが、早期治療にはさらにメリットの恩恵が大きいです。早速見ていきましょう。

メリット①慢性化を未然に防げる

慢性化を防ぐことができれば、治療は約3カ月で終了します。これだけの治療期間であれば、日常生活や仕事にそれほど差支えはありません。
3カ月と言うのは目安なので、慢性化はしなくても3カ月以上治療期間を有することもあります。「あれ、おかしいな」と思った時点で専門の医療機関を受診することがベストな選択肢です。

メリット②合併症の発症を避けられる

PTSDで厄介なのが、精神疾患の併発です。ある統計ではPTSDを発症した人の2人に1人はうつ病や不安障害、アルコール依存症を発症しています。
その他の精神疾患を患うと、その疾患の治療も必要です。この精神疾患や依存症の併発を防ぐためにも、早期に治療を開始することが大切です。

シンプレが行う精神科訪問看護の内容とは

シンプレ

精神科訪問看護を扱っています

サービス名 精神科訪問看護

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職種 ・看護師
・准看護師
・作業療法士
訪問日数 ・原則週3日以内

精神科訪問看護とは、医師の指示のもと利用者の生活の補助を行うサービスです。自宅を訪れるのは資格を持つ看護師や准看護師なので、指示があるなら医療行為も行えます。

同じようなサービスに訪問介護がありますが、こちらは医療行為は行えません。そのため、介護よりも看護は専門的なサポートを行うことが可能です。

訪問日数に原則週3日とありますが、医師が必要と判断した時や特定の疾患や状態に陥っている時には3日以上の訪問もできます。

精神科訪問看護の内容

  • 日常生活の維持
  • 生活技能の獲得・拡大
  • 対人関係の維持・構築
  • 家族関係の調整
  • 精神症状の悪化や増悪を防ぐ
  • ケアの連携
  • 社会資源の活用
  • 対象者のエンパワーメント

精神科訪問看護のサポート内容は、日常生活の補助から医療行為まで多岐に渡ります。

また、精神科訪問看護では家族が同居している家庭への訪問の場合、家族への直接援助を70%の割合で行っています。

精神疾患はコミュニケーション能力が低下し、家族であっても関係性が悪化する場合があります。

家庭内での孤立を深めると自宅療養は難しくなるため、家庭内や周辺地域との橋渡し的な役割も担うのです。

対応エリア

新宿区中野区豊島区
杉並区練馬区板橋区

シンプレ訪問看護ステーションは、上記の8つのエリアを中心に活動を行っています。本拠地が新宿区にあるので、その周辺の地区です。

基本的にはエリア内での対応ですが、利用者の症状や事情を総合的に判断しエリア外でも対応することができます。

そのため、訪問看護を希望する方は、まずはシンプレ訪問看護ステーションに相談をしてみてください。相談は電話・メール・FAXで受付中です。

まとめ

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PTSDの治療は軽度であれば約3ヵ月、慢性化すると年単位の時間が必要になります。基本は自宅療養なので、不安がある方は訪問看護を利用してみてください。

PTSDの場合、おすすめはシンプレ訪問看護ステーションです。東京都新宿区にあるシンプレは、精神科に特化した訪問看護を行うことができます。

スタッフは専門的な知識を持ち、幅広いサポートが可能です。基本的には新宿区周辺が対応エリアですが、エリア外も対応できる可能性があります。

まずは、訪問看護を希望することを相談してみてください。