疾患 2121-07-19

精神疾患を持つ方への対応方法

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余計な一言をかけて症状を悪化させたくないため、精神疾患に悩まされる人に対してどのように対応すればよいか分からない人も多いはずです。

ただ、家族や友達、同僚など身近な人に精神疾患の症状が見られるなら、どうにかして助けてあげたいですよね。

そこで今回は、精神疾患を患った人への対応方法を紹介したいと思います。

主な精神疾患の特徴も紹介するので、該当するものがないか合わせて確認してみましょう。

精神疾患の対応方法

うつ_悲しい_泣く

家族や友人などが精神疾患を患ってしまった場合は、以下の対応方法で対応するようにしましょう。些細なことで相手を傷つける可能性がありますので慎重な行動が大切です。

声をかけて信頼関係を築く

心の病気である精神疾患は、一緒に生活や仕事をしている家族や職場、友人などが「困っているのではないか?」と気づいてあげることが大切です。

気づいた後の対応方法としては、心配していることを直接伝え、信頼関係をつくることから始めてみましょう。

いきなり「病院へ相談してみては?」と質問を投げかけるのではうまくいかないので、まずは他愛のない会話から信頼関係を築くことが大切です。

問題を一緒に探して解決法を考える

精神疾患の方に対応するには、きしみの原因となった生活上の問題を探し、解決する方法を一緒に考えるといいです。

そのうえで「死にたい」「眠れない」「辛い」などの症状を軽くするために、病院への受診をおすすめすると、本人が積極的に受診することにつながります。

精神疾患を患っている可能性があることを、本人が自覚していない場合もありますので、唐突に話すのではなく、徐々に相手から悩みを話してくれるのを待ちましょう。

相手を責めない

精神疾患になることは決して「悪いこと」ではありません。精神疾患は様々な要因が複雑に絡まりあって、だれでもなりえる病気なのです。

なのでその状況になった相手を、責めるような対応をとってしまうとより症状が悪化してしまうなど、悪循環に陥ってしまいます。

相手を責めるのではなく、一緒に向き合うことから始め、サポートをしてあげることが大切です。

周りに余裕がない場合は、地域の保健師などに相談してみるのも一つの対応方法です。

主な精神疾患の特徴

ADHD_時間に間に合わない_遅刻

精神疾患と一口にいっても、その種類は様々。そこでここからは、様々な精神疾患の特徴や対応方法などについて解説していきます。

統合失調症

サイン
・幻覚や妄想
・会話や行動の障害
・意欲低下

治療法
・薬物療法
・作業療法
・精神療法
・ハビリテーション

統合失調症は、心や考えがまとまりづらくなってしまう病気で、幻覚や妄想などの症状が表れてしまう精神疾患です。

発症の原因は正確にはわかっていませんが、統合失調症は仕事や人間関係のストレスなどの、人生の転機などで感じる緊張がきっかけになるのではないかと考えられています。

治療によって急性期の激しい症状が治まると、その後は回復期となり、徐々に長期安定にいたるというのが一般的で、気長に周りが付き合っていくことが正しい対応方法です。

薬物依存症

サイン
・自己制御の困難
・離脱症状

治療法
・薬物療法
外来治療

薬物依存症は、大麻や麻薬、シンナーなどの薬物を繰り返し使いたい、あるいは使ってはいけないと不快になり、やめたくてもやめられないという状態になる精神疾患です。

薬物の使用をやめたり、量を減らしたりすると、不眠やうつ、幻覚など様々な離脱症状が出ることがあります。

回復への対応方法としては、外来治療が基本。一時的に薬物が手に入らない環境を作る必要がある場合は、入院という対応が取られます。

睡眠障害

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・不眠
・過眠
・睡眠リズムの問題

治療法
・睡眠薬
・睡眠習慣の見直し

睡眠障害とは、睡眠に何らかの問題がある状態を言います。原因には、環境や生活習慣によるもの、精神的・身体的な病気から来るものなど様々です。

睡眠障害によってに日中の眠気やだるさ、集中力低下などの症状が引き起こされ、日常生活や社会生活に支障が出てしまいます。

寝つきが悪いなどの不眠症状に対しては、睡眠薬が使用されたり、他にも抗不安薬、向精神薬なども使用される場合があります。

医師の指示のもと、ゆっくりと薬を辞めていけるように対応していくことが大切です。

摂食障害

サイン
急激に痩せる

治療法
・薬物療法
・心理療法
・栄養指導

摂食障害には、食事をほとんどとらなくなってしまう「拒食症」と、極端に大量に食べてしまう「過食症」があります。

こうした極端な摂食行動の以上が表れるのは、体重への極端なこだわりや、「自分は醜い(細い・太い)」などの極端な思い込みなどの心理的背景があります。

摂食障害は自身では治療に納得することが難しいので、家族や友達などが専門医が協力し合いながら治療を続けられるように対応することが大切です。

認知症

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・作業のミスが多い
・意欲低下
・無感情

治療法
・薬物療法
・心理療法

認知症とは、正常に働いていた脳の機能が低下し、記憶や思考への影響がみられる病気です。

物忘れの程度が強かったり、言葉の障害、対象を正しく認識することができないなどの症状が表れ、認知機能に衰えが生じたり、異常があったりします。

認知症を根本的に治療する方法はありませんが、できるだけ症状を軽くして進行スピードを遅らせるのが一般的な対応方法です。

治療方法には薬物療法や非薬物療法がありますが、できるだけ早く治療を始めることが大切です。

精神疾患の治療方法

診断_診療_治療

精神疾患の治療方法として、「薬物療法」「心理療法」「環境調整法」という3つの対応方法があります。それぞれの治療内容について解説していきます。

薬物療法

精神疾患には、脳内の情報を運ぶ神経伝達物質に問題が生じていることが近年わかってきました。

そこで薬物療法ではその神経伝達物質の調整や改善を薬によって行う治療方法で、近年画期的な薬が次々と登場し、精神疾患を改善できる割合は格段に高くなっています。

しかし薬物療法だけでは根本的な病気への対応とはいきませんので、下記で解説する心理療法と環境調整法とうまく組み合わせることが大切です。

心理療法

心理療法とは、精神疾患の患者さんの話を伺い、専門的な知識を用いて相談や手助けをする治療方法です。

認知行動療法や対人関係療法、瞑想、マインドフルネス療法など、様々な治療方法が開発されています。

これらの心理療法には、薬物療法と同程度、あるいはそれ以上の効果があると認められており、様々な精神疾患への対応として有効とされています。

環境調整法

精神疾患を根本的に治療するためには、ストレスの原因となっている生活習慣や生活環境の見直しを行う必要があります。

このように見直しを行い改善・調整していく治療方法は「環境調整法」と呼ばれ、職場や家庭、学校などの人間関係や生活環境を整えるための対応を取ります。

日常生活のストレスを軽減することにより、精神疾患の症状を緩和できたり、治癒していく可能性が上がります。

精神疾患の場合に利用できる施設の一例

看護_グループホームの画像

精神疾患への対応方法として、施設を利用するという選択肢もあります。家族だけのサポートでは難しい場合に利用される方が多いです。

グループホーム

グループホームとは、認知症などの精神疾患を患っている方に対して、共同生活住居で、地域住民との交流の元、能力に応じ自立した日常生活を営めるようにするものです。

入浴・排泄・食事などの介護対応によって日常生活上の世話と機能訓練を行い、安定した生活を送れるようにします。

しかし多くのグループホームでは、高齢者の認知症の患者のみ対応可能といったところが多く、若い年齢で精神疾患を患っている方は入所できないところもあります。

精神科の訪問看護

精神科訪問看護とは、精神疾患を持っている方が自宅で療養するために、訪問看護のサービスを提供することです。

精神疾患の看護を中心に、行政・医療機関などと密接な連絡を取りながら豊富な現場経験を持つスタッフが訪問、在宅療養をサポートしてくれます。

子供から大人まで幅広い世代の精神疾患に悩む患者に対応できるのが、精神科訪問看護の特徴で、これにより利用者だけでなく、利用者の家族の負担が軽減されます。

精神疾患の対応ならシンプレ訪問看護ステーションにお任せください!

シンプレ訪問看護ステーション

精神科訪問看護の利用を検討されている方は、シンプレ訪問看護ステーションの利用をおすすめします。シンプレの詳しいサービス内容や対応エリアを見ていきましょう。

シンプレ訪問看護ステーションって?

生活支援・自立支援
自立した生活を営めるための支援

症状の悪化防止・服薬支援
生活状況を観察しながら受診や服薬を支援

社会復帰へのサポート
・主治医や関係機関と連携
・社会復帰を支援

家族の方への支援
・家族へのアドバイスや相談
・社会資源の活用などの支援

シンプレ訪問看護ステーションは、精神疾患に特化した訪問看護サービスを提供している会社で、老若男女問わず幅広い方に対応しています。

精神疾患による症状を緩和させるために服薬管理を行ったり、日常生活のサポートなど幅広い対応で利用者の社会復帰を支援。

訪問するスタッフは、看護師や作業療法士などの専門資格を持ったものが対応しますので、主治医と連携しながら快適な生活を送るように支援してくれます。

シンプレ訪問看護ステーションの対応エリア

新宿区中野区豊島区
杉並区練馬区板橋区

シンプレ訪問看護ステーションでは、東京都7区を中心に、サービス対応していますが、上記の区以外の地域でも事前に相談すれば対応できる場合があります。

利用を検討している方は、まずは相談だけでも受け付けていますので、家族が精神疾患でサポートに困っている方は気軽にお問い合わせください。

精神疾患は誰しもがなる可能性のある病気です。抱え込みすぎず、訪問看護で治療・サポートの負担を軽減することも正しい対応の一つといえます。

まとめ

精神_社会復帰の画像

精神疾患に悩み苦しむ方への正しい対応方法というのは、その症状や状況によって異なります。

精神疾患の種類によって原因や対応方法が異なりますので、適切な対応がとれるように周りがサポートしてあげましょう。

精神疾患への対応方法がわからない場合は、精神科訪問看護を利用するのも一つの手です。

もし精神科訪問看護を利用することを検討しているなら、シンプレ訪問看護ステーションがおすすめですので、是非一度気軽に相談してみてください!