疾患 2020-11-19

精神疾患の主な治療方法をご紹介

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精神疾患の治療方法について知りたいとお考えですか?

精神疾患は周囲の理解を得ることが難しく、病気そのものの症状に加え、人間関係や経済面など多くの問題を抱え込んでしまう傾向にあります。

放置すれば命に関わる恐れもあるため、適切なサポートを受けながら治療に臨むことが重要です。

この記事では、精神疾患の治療方法や相談先について詳しく紹介します。

精神疾患の治療にはどのようなものなのか?

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薬物療法

選択的セロトニン再取り込み阻害薬
うつ病、パニック症、恐怖症、不安症など

セロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬
うつ病、パニック症、恐怖症、不安症など

ノルアドレナリン-ドパミン再取り込み阻害薬
うつ病、パニック症、恐怖症、不安症など

三環系抗うつ薬
特定の種類の痛み

抗精神病薬
統合失調症などの精神病性障害

抗不安薬
パニック症、恐怖症などの不安症

気分安定薬
双極性障害

精神疾患において薬物療法は最も基本ながら重要な治療方法です。治療は症状のピークから始めることが多いです。

薬物療法の第一の目的は、幻覚・妄想・興奮・抑うつ・不安・緊張・不眠などの様々な症状の改善にあります。

第二の目的としては、症状が安定した後の再発予防です。精神疾患の相当数が再発性の疾患ですので、再発が予想される場合には、維持療法へ導入しなければいけません。

幸い、向精神薬や気分安定薬などにも、症状を改善する作用だけだなく、再発を予防する作用があります。

電気けいれん療法

電気けいれん療法は、多くの患者さんに行われている精神疾患の治療方法の一つです。

電気で頭部を刺激することにより、脳のけいれんを誘発し、様々な精神疾患によって障害を受けた脳の機能を回復させようとする治療方法です。

自殺の危険が切迫したうつ病などでは第一選択の治療法とされており、さらに精神症状が重く、全身状態が悪化している症例には欠かせない治療方法となっています。

心理社会治療

行動療法
適応行動を学習
不適応行動の習慣を消す

認知療法
考え方の歪みを認識
行動や感情を改善

対人関係療法
対人関係の改善する

精神分析
トラウマの影響を理解させる

精神力動的精神療法
思考・感情行動における無意識パターンを認識

支持的精神療法
自己感情を表現を促進

心理社会治療とは、物理的、科学的手段にこだわらず、教示や対話、訓練などを通して認知と行動に変容をもたらすことで、精神疾患の治療や心理的問題の解決を図ろうとする治療方法です。

心理社会治療には様々な種類があり、「行動療法」は問題となっている症状や行動を認知のゆがみとしてとらえ、その修正を図ることを目的としています。

また、認知に働きかけて気持ちを楽にする「認知療法」などの他、集団を対象とした集団精神療法や、夫婦間の問題を扱う夫婦療法というのもあります。

精神疾患とは?

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精神疾患の診断基準

  • 症状の重症度
  • 症状の持続期間
  • 症状が日常生活に及ぼす影響の度合い

精神疾患は心の病気の一つですが、こころの病気といっても種類も症状も様々です。

その中で精神疾患と診断される基準は、特徴となる症状と持続期間および、それによって生活上の支障がどの程度あるかを中心に診断名を付けています。

こうした心の病気についての主な診断基準として、アメリカ精神医学会が作成したものや世界保健機関が作成したものがあり、日本でも広く使われています。

こうした診断基準は、病名を付けるうえでは原因は問わないことが基本となっています。

精神疾患の代表例

  • 統合失調症
  • 気分障害
  • てんかん
  • 依存症
  • 高次脳機能障害

「総合失調症」は、発症の原因がよくわかっておらず、100人に1人弱かかる比較的一般的な病気で、幻覚や妄想などが特徴的な症状となっています。

「気分障害」は気分の波が主な症状として現れる病気です。うつ状態のみを認める場合はうつ病と呼び、うつ状態とそう状態を繰り返す場合には双極性障害と診断されます。

「てんかん」は何らかの原因で一時的に脳の一部が過剰に興奮することにより、けいれんや意識を失うなどの発作が起きる精神疾患です。

精神疾患を引き起こす原因

  • 遺伝的な要因
  • 身体的な要因
  • 心理的な要因
  • 社会かつ文化的な環境要因

精神疾患を引き起こす原因として、上記要因が複雑に影響を及ぼしあって発症するものとされています。

遺伝的な要因では、精神障害の発生に関して何らかの遺伝的な脆弱性を持つ人が精神障害を発症するケースが多いです。

また、多くの精神疾患には、神経学的な原因があると考えられている病気(アルツハイマー病など)と同様に、生物学的な要素があるといわれています。

精神疾患で医療機関を受診する目安

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気分や意欲の低下・体のだるさが2週間以上続く

精神疾患を疑って、医療機関に受診するタイミングの一つとして、気分や意欲の低下・身体のだるさが2週間以上続く場合が挙げられます。

大きなストレスや事件がきっかけで、生活に支障が出るほどに落ち込む、いらいらが続くなどの心の変化が2週間以上続く場合には医療機関を受診する必要があります。

また、特に大きなストレスや事件は思い当たらないのに、以前は好きだったこともやりたくない、何をするにも億劫になった。

など、何をするにも意欲が無くなった場合にも、病院にいくタイミングになります。

体に異常がないのに食欲減退・不眠が続く

ストレスなどが原因で、身体に異常がないのに食欲が無くなってきたり、不眠が続く場合は、精神疾患の可能性がありますので、医療機関へ受診することをおすすめします。

また、強い動悸が続いたり、お腹の具合が悪くなったり、血圧が高くなる、喘息の症状が表れるなど身体の異常が出る場合も、精神疾患が関与している場合がありますので、受診しましょう。

身体の動きがおかしい、ふるえる、しびれる、傾く、力が入らないめまいがするなど、神経系の異常が疑われる場合には「神経内科」を受診しましょう。

死にたいという感情がある

精神疾患の疑いがある中で、医療機関への受診を絶対に外してはいけないタイミングは、「死にたい」という気持ちがあらわれたときです。

そのタイミングがあらわれたときは、迷わず医療機関へ受診するようにしましょう。とはいっても自分で死にたいという感情を自覚して病院にいくことは困難です。

なのでもし家族の方が気づいたのであれば、早めに相談することをおすすめします。

精神科・心療内科・神経内科はどう違う?

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精神科
精神的な症状が強く現れる精神障害の治療

心療内科
ストレスで現れる体の症状、病気に対する治療

神経内科
神経系の異常に対する治療

「精神科」は心の病気の症状や病気を扱う科であり、心の病気を治療します。精神科は、うつ病や双極性障害、総合失調症など、主に精神症状が強く表れる精神疾患の治療を行います。

「心療内科」は、様々なストレスなどが原因で主に「からだ」に症状が表れる場合、その症状や病気を治療する科。内科的な原因が見つからない場合に受診をおすすめします。

「神経内科」は、からだの動きがおかしい等の神経系の異常が疑われる場合に受診・治療をする科です。

精神疾患の相談をするには?

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保健所、保健センター
こころの健康などに関する相談など

精神保健福祉センター
精神科医療についての相談など

いのちの電話
電話を匿名で受け悩みを聞く

もしかしたら自分や家族が精神疾患かもしれない、そのほかにも仕事や人間関係や生活のことを相談したいと考えている方、相談できるところはたくさんあります。

相談には電話相談、面接相談、訪問による相談(全ての相談機関が行っているわけではない)などがあります。

相談先としては、市町村、保健所・保健センター、精神保健福祉センター、地域活動支援センター、相談支援事業所などの相談機関がありますので、施設それぞれの役割に合ったところを選びましょう。

精神科訪問看護を利用するという選択肢も

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精神科訪問看護とは?

サービス名 精神科訪問看護
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職種 ・看護師
・准看護師
・作業療法士
訪問日数 ・原則週3日以内

精神科訪問看護とは、精神疾患をお持ちの方や心のケアを必要とされている方に、看護師や作業療法士などの有資格者が自宅や入所先の施設を訪問してサポートすることです。

精神疾患で悩まれている当事者やその家族が地域社会や家庭で安心、安全、快適な生活を送れるように支援してくれます。

統合失調症、双極性障害、不安障害、知的障害、発達障害などの精神疾患全般の症状の悩みの方をサポートしてくれるので、精神疾患の治療を検討している方は、こちらも検討してみましょう。

精神科訪問看護のサポート内容

  • 症状のコントロールや治療の相談
  • 日常生活の援助
  • 対人面の相談
  • 気分転換の援助・健康管理
  • 服薬管理状況確認、援助
  • 家族の悩みや不安の解消
  • 社会資源の活用援助

精神科訪問看護では、医療機関・保健所などの他機関との密な連携により、利用者が快適な日常を営めるように支援してくれます。

上記のサポートを中心に、利用者の状態にあったサポートを看護師や精神保健福祉士・作業療法士などの有資格者が在籍しているので、柔軟に対応してくれます。

身の回りのことや食生活がうまくできない、治療についてよくわからない、薬をきちんと飲むことができないといった場合に相談してください。

精神疾患の治療サポートなら当ステーションへおまかせ!

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シンプレ訪問看護ステーションとは?

シンプレ訪問看護ステーションでは、うつ病や認知症などの精神疾患の方に特化した訪問看護サービスを提供しています。

専門知識のある看護師が利用者の状況・状態に応じたサポートを提供。利用者の主体性を尊重し、利用者自身が社会の中で生活することを支援します。

精神疾患の症状の悪化防止・服薬支援のためにコミュニケーションや生活状況を観察し、治療の前進をサポート。

主治医や関係機関との連携をとり、社会復帰へのサポートをします。

シンプレ訪問看護ステーションの対応エリア

新宿区中野区豊島区
杉並区練馬区板橋区

上記はシンプレ訪問看護ステーションの対応エリアです。基本的に記載したエリア中心に対応していますが、他のエリアも相談していただければ対応できる場合があります。

まずは利用についての相談だけでもできますので、公式HPのお問い合わせフォームから必要事項を記載の上、気軽に相談してみましょう。

シンプレ訪問看護ステーションでは、症状の程度にかかわらず、利用者が考える状態・希望・今後の展望などを支援しますので、精神疾患疑いがある方でも利用可能です。

まとめ

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精神疾患は遺伝的な要因や生物学的な要因など、様々な要因が複雑にかかわりあって発症する病気です。

2週間以上身体がだるかったり、落ち込みやすくなっている場合などは、精神疾患の可能性が考えられますので、専門家に相談するようにしましょう。

治療方法は精神疾患の症状によって異なりますが、どの治療をするにしろ、周りのサポートや支援が欠かせません。

シンプレ訪問看護ステーションでは、精神疾患に特化した訪問看護を行っていますので、訪問看護の利用を検討している方は是非一度問い合わせてみましょう!