疾患 2020-10-30

ストレス性の精神疾患に対する治療方法

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ストレスと精神疾患の関係について知りたいとお考えですか?ストレスは精神疾患の発症や悪化に大きな影響を与えます。

そのため、精神疾患を改善するには、ストレスに対してどのように対処していくかが非常に重要です。

今回は、ストレスによって引き起こされる精神疾患、ストレスとの上手な付き合い方・向き合い方などについて詳しく紹介します。

ストレスによる精神疾患でお悩みの方は、ぜひ最後までこの記事に目を通してみてくださいね。

ストレスによって引き起こされる精神疾患は?

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適応障害

適応障害とは、家庭や学校、会社などの自分を取り巻く環境にうまく適応できず、不安感やイライラ、集中力の低下などの症状が現れ、社会生活に支障が出る症状をいいます。

適応障害の原因はストレスで、原因となったストレスが生じた日から1カ月以内に発症し、ストレスが解消すると6カ月以内に症状が改善されます。

ストレスに対する感じ方(ストレス耐性)は個人差があり、ストレスを感じやすい人は適応障害になりやすく、重症化するとうつ病などの精神疾患を引き起こすことがあります。

急性ストレス障害(ASD)

急性ストレス障害(ASD)はトラウマになるような恐ろしい体験をした時に発症し、体験した出来事を心の中で繰り返し何度も追体験するフラッシュバックが起きます。

フラッシュバックが起きることで神経が高ぶった状態が続き、不眠や不安感などの症状や、自分が周囲から切り離されているように感じる解離症状が出ることもあります。

急性ストレス障害は、トラウマになるような恐ろしい体験をした時から1カ月以内に発症し、数日~1カ月程度症状が続きますが、時間の経過に伴って自然に治ることが多いです。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)

心的外傷後ストレス障害(PTSD)は急性ストレス障害と同じようにトラウマになるような恐ろしい体験をした時に発症し、フラッシュバックや不眠、不安感などの症状が出ます。

急性ストレス障害は発症してから数日~1カ月程度で治りますが、心的外傷後ストレス障害は症状が3カ月以上続き、人によっては数年以上症状が続く場合もあります。

心的外傷後ストレス障害の症状が長く続くと、うつ病や不安障害などの合併症を併発して精神疾患になることが多く、薬物療法などで精神疾患の治療をすることが必要です。

ストレスについて詳しく知りたい!

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そもそもストレスとは?

ストレスとは外部からの刺激に対して緊張する状態のことをいいますが、ストレスの原因になる外部からのさまざまな刺激のことをストレッサーといいます。

ストレッサーには、天候や騒音などの物理的ストレッサー、薬物や酸素欠乏などの化学的ストレッサー、職場の人間関係や夫婦の不和などの心理・社会的ストレッサーがあります。

これらのストレッサーによってストレスを受けると心と身体が緊張状態になり、緊張状態が続くとうつ病や不安障害などの精神疾患や心身症の原因になります。

ストレス反応は大きく3つに分けられる

心理面
・活気の低下
・イライラ
・不安
・抑うつ
身体面
・体のふしぶしの痛み
・頭痛
・肩こり等
行動面
・飲酒量や喫煙量の増加
・仕事でのミスや事故
・ヒヤリハットの増加

ストレスを受けて心と身体が緊張状態になると、心身はさまざまな反応(ストレス反応)を示し、ストレス耐性によっては、精神疾患や心身症などの症状が出ることがあります。

ストレス反応は、心理面のストレス反応、身体面のストレス反応、行動面のストレス反応の3つに分類でき、主なストレス反応として上記のようなものがあります。

また、ストレス反応は心的外傷(トラウマ)と段階的なストレス反応に分けられ、受け入れがたい強烈な恐怖体験をした時などはストレス障害(ASD・PTSD)になります。

ストレスによる精神疾患の治療方法は?

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精神療法

症状 不安・トラウマ
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治療内容 ・安心感を得られる
環境づくり
・心理療法的
アプローチ
治療期間 約4週間以内

ストレス障害などのストレスによる精神疾患を治療するには、症状の原因になっているストレスを取り除くことが必要であり、精神療法が行われます。

トラウマになるような恐ろしい体験をした患者さんには、安心感を与えることが何よりも必要ですので、心理療法的なアプローチで安心感を得られる環境づくりを行います。

患者さんが安心感が得られれば、過去のトラウマと正面から向き合い、トラウマを乗り越えるために認知処理療法や眼球運動脱感作療法などの認知行動療法で治療をします。

薬物療法

症状 不安・抑うつ・睡眠障害
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治療内容 ・抗不安薬の処方
・睡眠薬の処方
・抗うつ薬などの処方
治療期間 約半年〜1年程度

ストレス障害の症状が続くと、うつ病や不安障害などの精神疾患が合併症として現れることがありますが、合併症の精神疾患は主に薬物療法で治療します。

薬物療法では、出現している精神疾患の症状に応じて、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬などのお薬が処方され、個人差はありますが、半年~1年程度にわたって治療を続けます。

精神疾患のお薬は何らかの副作用がありますが、最近は副作用が少ないSSRIというお薬が使用されることが多く、患者さんの肉体的負担の軽減につながっています。

ストレスへの対処法

チェック

他者に相談する

ストレスを感じる場合は一人で抱え込まずに、家族や友人、会社の同僚など、身近にいる信頼できる人に相談するのが良く、悩み事などを人に話すだけでも気持ちが楽になります。

仕事でストレスを感じている場合は同僚や上司に相談すると良いですが、社内に産業医が在籍している会社であれば、産業医にメンタルの不調の相談ができます。

後で詳しく説明しますが、保健所や保健センターなどの公的機関には相談窓口がありますし、眠れない状態が続いているような場合は、精神科や心療内科の医師に相談しましょう。

「3つのR」を取り入れる

  • レスト(Rest)
  • レクリエーション(Recreation)
  • リラックス(Relax)

ストレスを受けると心と身体が緊張状態になりますので、ストレスに対処するには、心と身体の緊張状態を解きほぐして気持ちを楽にすることが大切です。

そのためには、レスト(Rest)・レクリエーション(Recreation)・リラックス(Relax)の「3つのR」を日常生活の中に取り入れて、意識して実践するようにします。

仕事や家事が忙しくても、オンとオフを切り替えて必ず休息を取り、趣味やレジャーを楽しみ、ストレッチや瞑想、アロマテラピーなどでリラックスする習慣を持ちましょう。

健康的な生活習慣を送る

うつ病などの精神疾患は生活習慣が影響するといわれており、ストレスに対処するには、ライフスタイルを見直して健康的な生活習慣を実践することが大切です。

睡眠不足はストレスが蓄積する大きな原因になるので、質の高い睡眠を取るように心がけ、早寝早起きの習慣を身につけるようにします。

ストレスを対処するには食生活も大切であり、朝食は必ず食べるようにして、間食はあまり食べないようにして、栄養のバランスを考えた食生活を送りましょう。

ストレスによる精神疾患の相談をするには?

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・保健所・保健センター
・こころに関する相談
・未治療・医療中断の方の受診相談
・思春期問題・ひきこもり相談
・アルコール・薬物依存症の家族相談
精神保健福祉センター
こころの健康についての相談
いのちの電話
電話を匿名で受け悩みを聞く

保健所や保健センター、精神保健福祉センターなどの公的機関には精神科医療の専門家が在籍しており、ストレスによる精神疾患の相談ができます。

深刻な悩みを抱えていて、自殺をしたいと考えている方は、いのちの電話に電話をすると、訓練を受けた相談員に匿名で悩みの相談ができます。

精神科や心療内科の医師にも相談ができ、夜間や休日でも対応してくれる精神科医療機関もあります。

精神科訪問看護を利用するという選択肢も

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精神科訪問看護とは?

サービス名 精神科訪問看護
看護のテーブル画像
訪問日数 原則週3日以内※

医師の指示によっては増える場合もあり

精神科訪問看護とは、精神疾患で自宅療養中の患者さんのお宅に看護師などの医療従事者が訪問し、患者さんがより安定した生活を送れるようにケアをする訪問看護サービスです。

患者さんの自宅に訪問するのは、看護師や准看護師、精神保健福祉士、作業療法士などの専門職で、医師の指示にしたがって看護や社会復帰に向けての指導などを行います。

ストレスによる精神疾患で、自宅で療養を続けている患者さんは、精神科訪問看護サービスを利用すると、療養上の必要な援助や助言などのトータルサポートが受けられます。

精神科訪問看護のサポート内容

  • 症状のコントロールや治療の相談
  • 日常生活の援助
  • 対人面の相談
  • 気分転換の援助・健康管理
  • 服薬管理状況確認、援助
  • 家族の悩みや不安の解消
  • 社会資源の活用援助

精神科訪問看護サービスの内容は上記のように多岐に及び、生活支援や自立支援、症状の悪化防止・服薬支援、社会復帰へのサポート、家族の方への支援などを行います。

一般の訪問看護サービスとは異なり、精神科訪問看護は精神科に特化していることが特徴で、精神医療に精通している専門職によるトータルサポートが受けられることが強みです。

精神科訪問看護を利用することで、家庭や地域社会で生活を送りながら精神疾患の治療を継続することが可能になり、患者さんやご家族の負担を軽くすることに貢献します。

精神科訪問看護ならシンプレ看護ステーションへ!

シンプレ

シンプレ訪問看護ステーションとは?

シンプレ訪問看護ステーションは精神科医療に特化した訪問看護サービスを提供しており、ストレス障害や合併症による精神疾患で自宅療養中の患者さんも利用できます。

看護師や作業療法士などの専門職のスタッフがご利用者様のお宅を定期的に訪問し、生活支援や自立支援、症状の悪化防止、服薬支援などのトータルサポートを行います。

シンプレ訪問看護ステーションには、精神科医療の専門知識と看護の経験が豊富な専門スタッフが多数在籍しており、ストレスによる精神疾患についても気軽に相談ができます。

シンプレ訪問看護ステーションの対応エリア

新宿区中野区豊島区
杉並区練馬区板橋区

シンプレ訪問看護ステーションは東京都新宿区を拠点に訪問看護サービスを展開しており、上記の東京都内中枢の5区が対応エリアになっています。

上記のエリア以外にお住まいの方でも、サービスのご利用が可能な場合がありますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

シンプレ訪問看護ステーションは24時間365日体制でサービスを提供しておりますので、安心してご利用いただけます。

まとめ

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ストレスによる精神疾患に関することは、保健所や保健センターなどの公的機関、精神科や心療内科などの専門の医療機関で相談ができます。

精神科訪問看護でもストレスによる精神疾患の治療の相談ができ、自宅療養中の患者さんやご家族はトータルサポートを受けながら安心した生活が送れます。

シンプレ訪問看護ステーションは精神医療に特化した訪問看護サービスを提供しており、ストレスによる精神疾患でお悩みの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。