疾患 2020-11-16

PTSDって何?そんな疑問はここで解決

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こんにちは!自分はPTSDかもしれないという悩みを抱えて1人で悩んでいませんか?

PTSDとは自分にとってショックな出来事があってから1か月以上の期間、心身になにかしらの症状が出てしまうことを言います。

この記事ではPTSDのきっかけや症状、治療方法まで詳しく説明しているので、ご自身や家族、友達など悩んでいる方がいらっしゃったら参考にしてみてください。

PTDSについて解説

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はじめに、「PTSDって何?」という疑問にお答えするために、PTSDとはどのような症状なのかを見ていきましょう!

PTSDってなに?

ptsd

命が危険に晒されるような恐ろしい体験をした時には心が傷を受けてしまい、その時の恐ろしい体験がトラウマになって残る場合があります。

時間が経過してからもトラウマがフラッシュバックして、不眠や不安感などのさまざまな症状が出ることがあります。この症状のことをPTSDといいます。

PTSDは「Post Traumatic Stress Disorder」の略語で、日本語では「心的外傷後ストレス障害」といい、PTSDの症状が長く続くと不安障害などの合併症を併発することが多いです。

PTSDのよくある症状は?

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  • 再体験症状(フラッシュバック)
  • トラウマ体験がよみがえる
  • 回避
  • 生活に支障が出てもトラウマを回避する
  • 認知の歪み
  • 自信喪失・被害妄想・希死念慮が激しい
  • 覚醒亢進症状
  • 不眠・怒りっぽい・過度の警戒心

PTSDって何?という質問をされる方は、「フラッシュバック」という言葉をご存知だと思いますが、フラッシュバックとはトラウマ体験や記憶が突然よみがえる症状をいいます。

フラッシュバックは日本語では「再体験」という意味で、フラッシュバックを起こすとトラウマとなってしまった出来事をもう一度体験しているかのような感覚になるのでとてもつらい症状の1つです。

トラウマを思い出させるものを避ける回避の行動をしたり、被害妄想などの認知の歪みや、不眠、集中困難、過度の警戒心などの覚醒亢進症状が出ることもあります。

PTSDは治るの?

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PTSDを発症した場合であっても、約3分の2は半年以内に自然に治ります。自然に治らなかった場合は、精神科や心療内科などの医療機関で治療を受けると治る可能性があります。

PTSDの治療方法には薬物療法と認知行動療法(非薬物療法)があり、認知行動療法には、持続エクスポージャー療法(PE療法)や眼球運動脱感作療法(EMDR療法)があります。

PTSDの症状がひどい場合は仕事を休職して治療に専念する場合がありますが、自宅療養をする場合は精神科訪問看護サービスを利用すると、早期の社会復帰を目指せます。

PTSD・ASD・トラウマの違いとは

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  • PTSD
  • 強烈なショック体験
  • 強い精神的ストレス
  • 1か月以上続くとき
  • ASD
  • 症状が1か月以内のとき
  • トラウマ
  • PTSDになる原因となりうるもの

PTSDを理解するには、ASDとトラウマという用語の意味を知っておくと、わかりやすくなります。

トラウマ(trauma)とは日本語では「心的外傷」といい、「心の傷」「心の痛み」のことで、PTSDを発症する原因になった恐ろしい体験のことを「トラウマ体験」といいます。

ASDは日本語では「急性ストレス障害」といい、トラウマ体験から1カ月以内に発症し、数日~1カ月程度症状が続きますが、症状が1カ月以上続く場合はPTSDになります。

PTSDについてもっと詳しく

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ここまで、「PTSDって何?」ということを簡単に説明してきましたが、PTSDについてもっと詳しく見ていきましょう!

PTSDになりやすい人っているの?

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過去にうつ病や不安障害、パニック症(パニック障害)などの精神的な病気を抱えていた方は、ストレスに対する抵抗力が弱く、PTSDを発症しやすい傾向があります。

虐待などのトラウマを持っている方はPTSDになりやすい傾向がありますが、自分を責める必要は全くなく、過去のトラウマを人に話して共感をしてもらうと良いでしょう。

統計的に見ると、女性は男性よりもPTSDの有病率が約2倍と高く、女性はPTSDを発症しやすい傾向がありますが、明確な理由はわかっていません。

PTSDのきっかけは何がある?

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PTSDは、PTSDを発症するきっかけになったトラウマ体験によって、「単純性PTSD」と「複雑性PTSD」に分類できます。

単純性PTSD

ptsd_事故
種類 トラウマの原因
単純性PTSD
トラウマのテーブル画像
・戦争
・事故
・災害
・性的犯罪被害など

単純性PTSDは、戦争や事故、災害、性的犯罪被害などがきっかけになり、これらの恐ろしい出来事がトラウマになってよみがえり、PTSDを発症します。

東日本大震災や阪神大震災などの大きな災害に遭遇し、命に関わるような体験をした方はPTSDを発症することが多いです。

なお、命に関わるような体験をしても、必ずしも心に傷を負うわけではなく、命に関わる体験をすると必ずPTSDを発症するわけではありません。

複雑性PTSD

いじめ_虐待
種類 トラウマの原因
複雑性PTSD
トラウマのテーブル画像
・虐待
・いじめ
・DVなど

長期間にわたって虐待を受けたり、繰り返し暴力を受けたような場合は、心が深く傷ついてしまい、トラウマになって残る場合があります。

このような長期的・慢性的につらい出来事を体験した場合に発症するPTSDを複雑性PTSDといい、単純性PTSDと区別されます。

なお、複雑性PTSDも単純性PTSDと同じく、心に傷を負うのは個人差があり、長期的に虐待や暴力を受けた場合であっても、必ずしもPTSDを発症するとは限りません。

治療法

精神医療の画像

PTSDを発症したとしても約3分の2は半年以内に自然に治りますが、PTSDの症状が続く場合は医療機関を受診すると、次のような方法で治療できます。

持続エクスポージャー療法

カウンセリング

持続エクスポージャー療法(PE療法)は認知行動療法の一種で、安全な環境の中でトラウマ体験の記憶を思い出させ、トラウマに慣れさせる療法です。

トラウマ体験を思い出すことは最初はつらくても、何度も繰り返すことで慣れてきて、トラウマを乗り越えられることを学びます。

持続エクスポージャー療法は70~80%程度の回復がみられる優れた療法ですが、持続エクスポージャー療法を行える施設や専門家が少ないことがネックです。

眼球運動脱感作療法

目玉_眼球

眼球運動脱感作療法(EMDR療法)とは、眼球を左右に動かしながらトラウマになっている体験を思い出すことで気持ちを楽にする療法です。

ショックが大きい体験をした時には、眼球の動きが止まって目が点になることがありますが、眼球の動きが止まると、その時に体験した出来事が未処理の体験として脳に残ります。

PTSDのきっかけになったトラウマ体験を思い出しながら眼球を動かすことで、脳が未処理になっている体験を処理することができ、気持ちが楽になってきます。

精神科訪問看護を利用しよう!

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PTSDの治療のために自宅療養をしている方は、精神科訪問看護サービスの利用がおすすめです。では次に、精神科訪問看護のサービスを見ていきましょう!

精神科訪問看護の内容

訪問看護
  • 日常生活の維持
  • 生活技能の獲得・拡大
  • 対人関係の維持・構築
  • 家族関係の調整
  • 精神症状の悪化や増悪を防ぐ
  • ケアの連携
  • 社会資源の活用
  • 対象者のエンパワーメント

精神科訪問看護とは、精神疾患がある方や心の病気を抱えている方の自宅に看護師などの医療従事者が訪問し、患者さんがより安定した生活を送れるように支援します。

精神科医療は入院から地域中心へと移行が進んでおり、精神科訪問看護を利用することで、家庭や地域社会で生活を送りながら、精神疾患の治療を継続することが可能になります。

精神科訪問看護のサービスは多岐にわたりますが、PTSDの症状がある方は訪問する看護師との会話を通じて、PTSDのきっかけになったトラウマの克服につながるでしょう。

精神科訪問看護の料金を紹介

お金の画像

精神科訪問看護は公的医療保険や公的介護保険の利用が可能です。医療保険や介護保険は自己負担額だけで利用できますので、高額な費用はかかりません。

基本料金

お金の画像
訪問者 時間 料金
看護師
看護師2のテーブル画像
30分未満 4,670円
看護師
看護師2のテーブル画像
30分以上
60分未満
8,160円

精神科訪問看護の基本療養費は、看護師や作業療法士が訪問する場合だと30分未満で4,670円、30分以上60分未満だと8,160円になります。

この金額はあくまでも基本料金であり、医療保険や介護保険が適用されると自己負担額だけで訪問看護のサービスが受けられます。

なお、在宅で血液透析の指導管理などを受けている場合は、2,500円~5,000円の特別管理加算が算定されますが、特別管理加算の算定も保険が適用されます。

医療保険を適用した料金

年金の画像
時間 30分
未満
30分以上
60分未満
1割
負担
お金のテーブル画像
467円 816円
2割
負担
お金のテーブル画像
934円 1,632円
3割
負担
お金のテーブル画像
1,401円 2,448円

医療保険を適用して精神科訪問看護のサービスを利用する場合は、自己負担割合に応じて料金が決定されます。

70歳未満の方は自己負担割合は3割負担ですので、看護師などの訪問時間が30分未満の場合は1回1,401円でサービスが受けられます。

70歳から74歳までの方は2割負担で934円、75歳以上の方は1割負担で467円の料金で訪問看護サービスの利用が可能です。

精神科訪問看護のメリットは?

メリットの画像

では次に、PTSDなどの精神疾患を患っている方が精神科訪問看護を利用することのメリットを見ていきましょう!

自宅でリラックスして看護を受けられる

リラックスの画像

精神疾患は重症化すると入院治療が行われることが多いですが、退院後は自宅療養で治療を続けて社会復帰を目指すことになります。

精神科訪問看護のサービスを利用すると、住み慣れた自宅でリラックスして看護を受けられ、医師の指示に従って手厚くケアをしてもらえます。

自宅を訪問する看護師などのスタッフはPTSDなどの精神疾患に精通しているため、PTSDで苦しんでいる患者さんにしっかりと寄り添ってくれます。

コミュニケーションによる病状観察

カウンセリング

自宅療養のデメリットとして、コミュニケーション不足になりやすいことが挙げられますが、精神科訪問看護のサービスを利用すると、コミュニケーション不足を解消できます。

自宅を訪問する看護師などのスタッフは、利用者様とコミュニケーションを取ることも重要な仕事であり、病気の話だけでなく世間話などをして楽しい時間を過ごせます。

PTSDを患っている方は、つらかったトラウマ体験を人に話すことで気持ちが楽になり、PTSDからの早期回復につながるでしょう。

サービスが受けやすい

精神科訪問看護の内容は多岐にわたっており、精神症状の悪化や増悪を防ぎながら、保健や福祉、就労支援などのサービスが受けられます。

精神科訪問看護のサービスは公的保険制度を利用することが可能で、わずかな自己負担額で幅広く手厚いサービスが受けられます。

医療保険を利用していた方が要介護認定や要支援認定を受けた場合は介護保険に切り替えることが可能で、手続き面での相談にも乗ってもらえます。

シンプレ訪問看護ステーションがおすすめ

シンプレ

東京都内で精神科訪問看護サービスを提供しているシンプレ訪問看護ステーションをご紹介いたします。

シンプレ訪問看護ステーションの特徴とは

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シンプレ訪問看護ステーションは精神科医療に特化した訪問看護サービスを提供しており、PTSDやPTSDによる合併症にも対応しています。

看護師などの専門職のスタッフがご利用者様のお宅を定期的に訪問し、生活支援や自立支援、症状の悪化防止、服薬支援などのトータルサポートを行います。

シンプレ訪問看護ステーションには、PTSDに関するなどの精神疾患における専門知識や経験が豊富なスタッフが数多く在籍しており、PTSDやPTSDによる合併症の治療についても気軽に相談ができます。

シンプレ訪問看護ステーションの訪問エリア

東京
  • 新宿区
  • 中野区
  • 豊島区
  • 練馬区
  • 千代田区
  • 板橋区区
  • 杉並区

シンプレ訪問看護ステーションは東京都新宿区を拠点に訪問看護サービスを展開しており、東京都内中心部の7区が対応エリアになっています。

上記のエリア以外にお住まいの方でも、ご利用が可能な場合がありますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

24時間365日体制でオンコール対応にて運営しており、PTSDに関することはもちろん、生活に関することなど、お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

まとめ

サポートの画像

この記事では、PTSDって何?という疑問にお答えしてきましたが、PTSDのきっかけになったトラウマ体験は、医療機関で適切な治療を受けることでPTSDからの回復を目指せます。

PTSDの治療で自宅療養中の患者さんやご家族の方は、精神科訪問看護のサービスを利用すると、看護師のトータルサポートを受けながら安心した生活が送れます。

シンプレ訪問看護ステーションは精神科に特化した訪問看護サービスを提供しているので、PTSDや合併症でお悩みの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。