訪問看護 2121-01-07

訪問看護は精神疾患でも利用できるの?

シンプレ訪問看護_ロゴ

精神疾患でも訪問看護を利用できるの?と思っているかたはいらっしゃいませんか?

もちろん精神疾患のかたも訪問看護は利用できます。1人暮らしで不安なかたやうまく薬を飲めないかたは利用してみてはいかがでしょうか。

今回は精神科訪問看護のメリットやよくある疾患など、気になる情報について説明しています。

精神疾患の方も訪問看護を利用できる

訪問看護

精神科訪問看護ってどんなことができる?

精神科訪問看護では、精神障害者の社会生活機能の回復を目的として様々なサポートをおこないます。

適切な経験や知識を持つ専門のスタッフが看護・療養上必要な援助・社会復帰指導などを行い、生活上の悩みについて相談にのることも可能です。

お宅に訪問するスタッフは精神障害の医療の分野で活躍する精神保健福祉士や看護師などの医療従事者で、安心して利用できます。

精神科訪問看護の内容

  • 日常生活の維持
  • 生活技能の獲得・拡大
  • 対人関係の維持・構築
  • 家族関係の調整
  • 精神症状の悪化や増悪を防ぐ
  • ケアの連携
  • 社会資源の活用
  • 対象者のエンパワーメント

精神科訪問看護の内容は上記のとおりです。自立への援助を促しつつ、生活の質が高まることを目指しサービスを提供しています。

精神科訪問看護では、生活習慣に関する助言・指導、自己管理能力を高める援助から、家族に対する援助、家族との関係性に関する援助まで幅広く対応できます。

主治医と密に連携しながら様々な支援や調整を行いますので、何かお困りごとがあればどうぞお気軽にお問い合わせください。

訪問看護と精神科訪問看護の違い

訪問看護は、看護師がお宅に訪問して、健康状態の悪化防止や、回復に向けてお手伝いします。

主治医の指示を受けながらその方の疾患や障がいに応じた看護ができ、自宅でも病院と同じような医療処置が可能です。

精神科訪問看護は「精神科」に特化したサービスになり、総合失調症や認知症、精神作用物質による精神および行動の障害などのサポートをメインに行います。

いずれも医療従事者が訪問し、必要な看護・療養上必要な援助・社会復帰指導などをおこなう点では同じです。

精神科訪問看護はなにが良いの?

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リラックスできる場所で看護を受けられる

「自宅で症状の経過をみてもらいたい」「病院に行くのは緊張する」など、自宅での看護を望む方は多いです。

総合失調症や認知症、境界型人格障害など精神疾患は幅広く、さまざまな不安から外出が億劫になる方もいらっしゃいます。

精神科訪問看護は、自宅など安心できる場所で看護を受けられる、という点が大きなメリットでしょう。

コミュニケーションを取ることで病状を把握してもらえる

精神科訪問看護では、コミュニケーションを取りながら精神状態や内服状況などを観察します。

日頃からコミュニケーションを取ることで病状を把握しやすくなりますし、悩みも相談しやすくなります。

訪問するスタッフは精神障害の分野で活躍するスタッフなので、疾患を理解した上で症状とうまくに向き合うことができます。

生活・社会復帰に関するサービスが受けやすい

コミュニケーションを取りながら失敗や経験を通して成長していけるように支援することで、社会復帰の近道にもなります。

精神科訪問看護では、社会生活機能の回復を目的として個々の患者さんに応じたプログラムや治療をおこなうため、日常生活を取り戻しやすくなるのです。

生活・社会復帰に関するサービスには、コミュニケーション能力の維持向上の援助、他者との関係性への援助、生活習慣に関する助言・指導などがあります。

精神科訪問看護の料金

お金_料金_電卓の画像

基本的な利用料金

30分未満
4,670円

30分以上60分未満<
8,160円

まずは医療保険が適用されない基本的な料金から見ていきましょう。基本料金は表のとおりです。

時間と料金は比例し、実費だとけっこうな負担になることがわかります。しかし、医療保険が適用されると1割〜3割になりますよ。

医療保険を適用した訪問看護料金について、これから詳しく説明していきます。

医療保険が適用された料金

1割負担
816円

2割負担
1,632円

3割負担
2,448円

医療費は一般的に3割負担であることがよく知られていますが、医療費の自己負担額は年齢や所得によって変わります。

1割負担の場合、2割負担の場合、3割負担の場合はそれぞれ表を参考にしてください。医療保険が適用された場合、実費の時よりも随分費用を抑えられます。

ただ、「公的医療保険を利用する場合は週3日まで」というように公的医療保険で訪問看護サービスを利用する場合には回数や時間に制限があります。

精神科訪問看護でよくある疾患

精神疾患_原因2

統合失調症・妄想性障害

100人に1人弱がかかると言われている「統合失調症」は幻覚や妄想という症状が特徴的で、日常生活においてさまざまな支障をきたします。

行動の能率が悪かったり、会話のキャッチボールがうまく行えなかったり、「変わっている人」と誤解されることも多いです。

「他人が自分に対して悪い働きかけをしている」といった妄想を信じ込み、幻聴や妄想に従った行動に走ってしまう場合もあります。

統合失調症

症状
・妄想
・幻覚
・認知障害など

治療法
・抗精神病薬
・リハビリテーション
・精神療法

妄想性障害

症状
妄想

治療法
・良好な医師患者関係の構築
・合併症の管理
・抗精神病薬

うつ病・双極性障害

憂うつ、気分が沈む、死にたくなる、眠れなくなるなどの「うつ病」は、日本国内において増加傾向にあります。

必ずしもストレスが引き金になるわけではなく、うつ病は脳内の神経伝達物質の働きが悪くなっていることが原因と考えられています。

また、ずっとうつ状態ではなく気分が高揚したり躁状態を繰り返す場合を「双極性障害」といいます。

躁状態の時は行動的になり考えが次々に浮かんだりします。気が大きくなって高額な買い物をしてしまうことも…。

うつ病

症状
・抑うつ状態
・食欲減退または過食
・不眠または過眠など

治療法
・精神療法
・投薬治療

双極性障害

症状
・自尊心の肥大
・普段より多弁
・思考促迫など

治療法
・気分安定薬処方
・抗精神病薬処方
・精神療法

アルコール依存症・薬物依存症

飲酒のコントロールができない「アルコール依存症」は、さまざまな身体障害や、うつ病などの精神障害を合併しやすいです。

飲酒量が増えるにつれ重症度は増加し、アルコール依存症の方の多くは家族的・社会的問題を引き起こします。

「薬物依存」は薬物がやめられなくなる疾患です。依存性が非常に強く、薬物の危険性を理解しているのにやめることができません。

いずれにせよ専門機関に相談したうえで医師による治療や適切なサポートを受けることが重要です。

アルコール依存症

症状
・アルコール幻覚症
・振戦せん妄
・自律神経不安定など

治療法
・支持療法
・投薬治療

薬物依存症

症状
・自己制御の困難
・離脱症状
・社会的活動の放棄

治療法
・解毒治療
・入院治療

広汎性発達障害

  • 自閉症
  • アスペルガー症候群
  • ADHD
  • 学習障害

「自閉症」は3歳までには何らかの症状がみられ、対人関係の障害が目立ちます。

「アスペルガー症候群」も対人関係の障害があり、知能と言語能力に問題のない自閉症の一種です。

「ADHD」は注意欠陥多動性障害のことで、一般的に多動や不注意といった様子が目立ちます。

「学習障害」は全般的な知的発達に遅れはないのに、特定の能力を学んだりおこなったりすることに著しい困難がある状態をいいます。

訪問頻度をチェック

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1週間のうち訪問できる回数

精神科訪問看護は精神疾患のある利用者とその家族が利用できるサービスで、医療保険を利用する場合は週3日までです。

認知症のある利用者の場合は精神科訪問看護の対象とならず介護保険での対応になり、介護保険だと回数に制限がありません。

1週間のうち訪問できる回数は、疾患や保険の種類で異なります。医療保険でも医師による必要性の承認があれば状況に応じて増やすことも可能です。

1回の訪問時間

精神科訪問看護1回の滞在時間は、医療保険の場合、1回の訪問時間は30分〜1時間半程度です。

介護保険の場合、1回につき20分・30分・1時間・1時間半の4区分から必要に応じて選ぶことができます。

先ほどご紹介したよくある疾患の場合は1回30分〜1時間半程度であり、実費でさらに長い時間サービスを利用することもできます。

それより多く通うこともある

医療保険を利用する場合は週3日まで、介護保険だと回数に制限がありませんが支給限度額があり、それ以上の費用は自己負担になります。

それぞれの制限を超える場合は自己負担で多く通うこともできますが、経済的負担が大きくなるのでよく検討しましょう。

なお、医療保険の場合は医師の指示によっては週3回以上通うことも可能なので、医師に相談してみるという手もあります。

精神疾患をお持ちならシンプレへ

シンプレ

シンプレ訪問看護ステーションをチェック

シンプレ訪問看護ステーションでは、精神科に特化した訪問看護サービスを提供しており、うつ病や双極性障害、依存症などさまざまな精神疾患に対応しています。

精神疾患をお持ちの方は、症状の悪化防止や環境の調整など、日常的なサポートが必要になることも多いでしょう。

シンプレ訪問看護ステーションには精神疾患に関する専門的な知識や経験が豊富なスタッフが多数在籍しており、精神疾患の治療についても気軽に相談ができます。

家庭や地域社会で安心して日常生活を送ることができるよう支援を行いますので、お気軽にご相談ください。

シンプレの対応エリア

新宿区中野区豊島区
杉並区練馬区板橋区

シンプレ訪問看護ステーションの拠点は新宿高田馬場で、対応エリアは上記のとおりです。

記載しているエリアを中心に行っていますが、他のエリアの方も対応が可能な場合がありますので、まずはお気軽にお問い合わせをください。

また、シンプレ訪問看護ステーションは24時間365日体制です。必要時には緊急訪問看護を提供できる体制を整えていますので、安心してご利用いただけます。

まとめ

精神_社会復帰の画像

精神科訪問看護では、医療従事者が訪問し、必要な看護・療養上必要な援助・社会復帰指導などをおこないます。

一人では困難な精神疾患の治療は、精神科訪問看護という選択肢も含め専門機関に早めに相談しましょう。

シンプレ訪問看護ステーションでも精神科に特化した訪問看護サービスを提供しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。