訪問看護 2020-11-30

訪問看護の対象者になるのはどんな人?

シンプレ訪問看護_ロゴ

「訪問看護サービスの利用を考えているけど、自分は対象者に当てはまっているのだろうか?」このようなお悩みをお持ちですか?

訪問看護とは、看護師などの医療従事者が自宅に訪問し、在宅で医療ケアを受けることのできるサービスのことです。

今回は、訪問看護サービスの対象者となるのはどのような人なのか?利用条件などについて詳しく見ていきます。

おすすめの訪問看護ステーションについても紹介しますので、訪問看護の利用を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

訪問看護の対象者になるのはどんな人?

精神疾患_患者の画像

介護保険の訪問看護対象者

65歳以上(第1号被保険者)
要支援・要介護と認定された方

40歳以上65歳未満(第2号被保険者)
・16特定疾病の対象者
・要支援、要介護と認定された方

訪問看護サービスは介護保険の利用が可能で、 介護保険の訪問看護の対象者は上記のように、第1号被保険者と第2号被保険者が対象者になります。

対象者のうち第1号被保険者とは、寝たきりや認知症などで介護・支援が必要で、住まいのある市区町村から要支援・要介護と認定された65歳以上の方が該当します。

対象者のうち第2号被保険者とは、末期がんや関節リウマチ、初老期における認知症などの16特定疾病で要支援・要介護と認定された40歳以上65歳未満の方が該当します。

医療保険の訪問看護対象者

40歳未満
特になし

40歳以上65歳未満
16特定疾病の対象者でない方

40歳以上65歳未満
介護保険第2号被保険者でない方

65歳以上
・要支援、要介護に該当しない方
・介護保険を利用しない方

全年齢
・厚生労働大臣が定める疾病等
・精神科訪問看護が必要な方
・病状の悪化等により特別訪問看護指示期間にある方

訪問看護サービスは医療保険の利用が可能で、上記に記載している方が医療保険の訪問看護の対象者になり、年齢によって条件が違ってきます。

要介護・要支援と認定された場合は介護保険が優先されますが、厚生労働大臣が定める疾病や精神科訪問看護が必要な方などは、医療保険で訪問看護を利用できます。

重い身体障害と知的障害を合併している子供などは、医療保険で訪問看護を利用することが可能で、赤ちゃんからお年寄りまでの全年齢が訪問看護の対象者になります。

対象条件に関連する疾病

16特定疾病
・がん末期
・関節リウマチ
・初老期における認知症など

厚生労働大臣が定める疾病
・末期の悪性腫瘍
・多発性硬化症
・薬害スモン症状など

訪問看護対象者になる条件として「16特定疾病」と「厚生労働大臣が定める疾病」が定められており、上記の疾病は公的保険で訪問看護サービスを利用することが可能です。

「16特定疾病」とは、加齢が原因で心身の障害を生じさせると厚生労働省が認定した疾病で、骨折を伴う骨粗鬆症や早老症、脳血管疾患など16種類の疾病が該当します。

「厚生労働大臣が定める疾病」とは、医療保険で訪問看護サービスの利用ができると厚生労働大臣が定めた疾病で、薬害スモンや進行性筋ジストロフィー症などが該当します。

訪問看護ではどんなことをしてもらえる?


訪問看護_看護内容の画像
健康状態の観察と助言
・体温、脈拍、血圧測定
・病状の観察と助言・栄養状態の管理

日常生活の看護
・食事、排泄の援助
・身体の清潔・口腔ケア

リハビリテーション
・体位変換、関節などの運動や動かし方の指導
・日常生活動作の訓練・生活の自立支援

医療的処置と管理
・床ずれの処置
・点滴注射
・カテーテル管理 

ターミナルケア
・痛みのコントロール
・療養生活の援助・療養環境の調整など

認知症、精神障がい者の看護
・心身の状態観察、服薬管理、生活リズムの調整など介護者の支援
・介護方法の助言、病気や介護不安の相談・精神的支援

各種在宅サービスの相談
適切な社会資源の紹介

訪問看護を利用すると、看護師や作業療法士などの医療従事者が在宅療養中の患者さんの自宅を定期的に訪問し、上記のようなサービスを提供します。

主治医と連絡を取ったうえで、医療的処置や日常生活の看護、リハビリテーションなどを行い、患者さんは住み慣れた自宅でリラックスしながら適切なケアが受けられます。

患者さんのご家族の方にも、訪問する医療従事者が正しい看護の方法などのアドバイスを行いますので、ご家族の方は在宅療養の精神的・肉体的な負担が大きく軽減します。

訪問看護を利用するメリットは?

訪問看護2-3

医療従事者によるケアを受けることができる

訪問看護を利用すると、看護師や准看護師、保健師などの医療従事者が自宅を訪問し、主治医の指示に基づく専門的なケアが受けられます。注射や点滴などの医療行為も可能です。

社会復帰のためにリハビリに取り組んでいる方は、理学療法士や作業療法士などのリハビリの専門職の訪問も可能であり、自宅に居ながら通院と同様のリハビリを行えます。

わざわざ病院に通わなくても、自宅に居ながら医療従事者によるケアやリハビリが受けられることは訪問看護のメリットであり、患者さんやご家族の方は通院の負担が軽減します。

家族にかかる負担を減らすことができる

訪問看護を利用すると、患者さんに付き添って病院に通院する手間が最小限に抑えられ、ご家族の看護の負担が大きく軽減します。

看護や介護などのケアは、医学の専門知識がある医療従事者に安心して任せられますので、ご家族の方は精神的な負担も軽くなるでしょう。

日常の看護でわからないことがあれば、医療従事者にいつでも質問でき、24時間オンコール対応をしているステーションだと、深夜でも電話で相談することが可能です。

生活の質が向上する

訪問看護を利用すると、患者さんは家族と一緒に自宅で生活を送りながら治療を続けられるため、QOL(生活の質)の向上につながります。

病院に入院すると患者さんができることは限定されますが、住み慣れた自宅で普段どおりの生活を送りながら医療従事者によるケアが受けられることは訪問看護のメリットです。

質が向上すると、患者さんは生きがいを持って人生を送れるようになり、精神的な豊かさや幸福感等も高まることで、メンタルの状態も良くなります。

訪問看護と訪問介護は何が違う?

介護_入浴介助の画像

訪問するスタッフの違い

訪問看護は看護師や作業療法士などの医療従事者が自宅を訪問するのに対して、訪問介護は訪問介護員(ホームヘルパー)が利用者の自宅を訪問します。

訪問介護で自宅を訪問する訪問介護員とは、国家資格の介護福祉士や介護職員初任者研修の資格取得者など、介護職員初任者研修以上の資格取得者のことです。

訪問看護で訪問する医療スタッフは医師が交付する訪問看護指示書が必要ですが、訪問介護で訪問する介護スタッフは医師の指示書は不要です。

提供サービスの違い

訪問看護で提供するサービスは在宅療養で必要な療養ケアと診療補助であるのに対して、訪問介護で提供するサービスは食事や排泄などの身体介護と掃除などの生活援助です。

訪問看護では掃除や洗濯、買い物、調理などの家事はサービスの対象外になりますが、食事や排泄などのケアは可能で、点滴や注射、人工呼吸器の管理などの医療行為も可能です。

訪問介護では医療行為はできませんが、介護の他に買い物や掃除等の家事も可能で、事業所によっては、介助付き送迎サービスや訪問入浴車による訪問入浴介護も可能です。

適用される保険の違い

訪問看護では医療保険と介護保険のどちらかが適用され、両方の保険を同時に適用することはできません。

訪問介護では、要介護・要支援認定を受けている方は原則として介護保険が優先されます。

なお訪問看護と訪問介護はどちらも民間保険の利用が可能で、民間の保険を利用すると、年齢や病気の種類、訪問回数などの制限はなくなりますが料金は高くなります。

訪問看護を受けるにはどこに相談すればいい?

相談2の画像

かかりつけ医

訪問看護サービスを利用したい場合は、かかりつけ医に相談すると「訪問看護指示書」を書いてくれます。訪問看護指示書は訪問看護を利用する際に必ず必要な書類です。

かかりつけ医は普段の健康管理をしてくれる身近な医師で、介護保険の適用を受ける際にもかかりつけ医に「意見書」を書いてもらうことが必要です。

また利用したい訪問看護ステーションがあれば、かかりつけ医に訪問看護指示書を依頼し、かかりつけ医の指示に基づいてサービスが提供されます。

ケアマネージャー

介護保険で訪問看護サービスを利用したい場合は、ケアマネージャーに相談するとサービス計画(ケアプラン)を作成してくれて、訪問看護サービスを利用できます。

ケアマネージャーに相談した場合でも、ケアマネージャーに対する報酬は全額介護保険から給付されますので、相談料などの料金が別途かかることはありません。

なお、利用したい訪問看護ステーションがある場合は、ケアマネージャーに申し出ると、かかりつけ医に「訪問看護師指示書」の作成を依頼してくれます。

訪問看護ステーション

訪問看護を利用したい場合は、訪問看護ステーションに直接申し込んでもOKです。サービスを受けてみたい訪問看護ステーションがあれば、直接問い合わせてみると良いでしょう。

訪問看護を利用する際は、訪問看護ステーションのスタッフが、かかりつけ医やケアマネージャーなどに連絡をするため、手間をかけずにサービスを利用できます。

なお、精神疾患を患っている場合は、精神に特化した「精神科訪問看護」がありますので、精神科訪問看護に相談されることをおすすめします。

精神科訪問看護ならシンプレ看護ステーションへ!

シンプレ

シンプレ訪問看護ステーションとは?

シンプレ訪問看護ステーションは総合型の訪問看護ではなく、精神科医療に特化した訪問看護サービスを提供しており、精神疾患で自宅療養中の方が利用できます。

精神科医療に精通している若手からベテランの看護師がご利用者様のお宅を定期的に訪問し、生活支援や自立支援、症状の悪化防止、服薬支援などのトータルサポートを行います。

サービスの提供の際は、ご利用者様の主体性を尊重して「病気との付き合い方」をご家族を交えて一緒に考え、ご利用者様が自分らしく自立した生活を営めるようサポートします。

どんな看護を受けることができる?

統合失調症、双極性障害、不安障害など
・生活支援、自立支援
・症状の悪化防止、服薬支援
・社会復帰へのサポート

シンプレ訪問看護ステーションでは上記のように精神疾患全般に対応しており、生活支援・自立支援、症状の悪化防止・服薬支援などのトータルサポートを行います。

看護にあたっては、主治医や関係機関と密接に連携して主治医の指示に基づいて看護を行い、症状の悪化防止や治療の前進をサポートします。

家族の悩みを聞いたり不安を解消することもシンプレ訪問看護ステーションの重要な仕事であり、患者さんと同居する家族の負担軽減にもつながります。

シンプレ訪問看護ステーションの対応エリア

新宿区中野区豊島区
杉並区練馬区板橋区

シンプレ訪問看護ステーションの拠点は東京都新宿区高田馬場にあり、東京都新宿区、中野区、豊島区、練馬区、千代田区等が対応エリアになっています。

その他のエリアにお住まいでも対応できる場合がありますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

24時間365日体制でオンコール対応にて運営しており、精神疾患に関することはもちろん、生活に関することなど、お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

まとめ

看護師_問診_検査

訪問看護の対象者は、介護保険の第1号被保険者と第2号被保険者、医療保険で厚生労働大臣が定める疾病の治療を行っている赤ちゃんからお年寄りまでの全年齢の方です。

訪問看護の中には、精神に特化している精神科訪問看護があり、統合失調症やアルコール依存症などで在宅療養をされている方が利用できます。

シンプレ訪問看護ステーションについては、精神科特化した訪問看護のサービスを提供しており、うつ病や認知症などの精神疾患でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。