訪問看護 2020-11-24

訪問看護と訪問介護の違いとは?

シンプレ訪問看護_ロゴ

みなさまは訪問看護と聞いて、どのようなことをお考えになりましたか?

基本的に老齢の利用者を、看護者が出張して手助けする、というような内容を想像したのではないでしょうか。

しかしそれらは訪問介護と呼ばれ、正確には訪問看護とは別物とされています。では訪問介護とは何が違うのでしょうか。

今回は訪問看護と訪問介護の違いや、訪問看護の中でも精神に特化した訪問看護を行っている当ステーションについて紹介していきます。

訪問看護と訪問介護の違い

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訪問看護と訪問介護は似たようなものとされていますが、実は中身に全くの違いがあるのです。まずは訪問看護とは何かを見ていきましょう。

訪問看護とは何か?

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訪問看護とは、看護資格を持った看護師がお宅に訪問して、利用者の病気や障害に応じた看護を行うことです。

健康状態の悪化防止や、病気の治療、社会復帰へ向けた活動などをお手伝いしてくれます。主治医の指示を受け、病院と同じような医療処置を行うことも可能です。

利用者がより快適かつ安全に病気の治療に専念できるように、利用者や家族の希望を柔軟に対応してくれるので、充実した看護が期待できます。

訪問看護の内容

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訪問看護の具体的なサポート内容を見ていきましょう。病気の治療だけでなく、利用者の生活面でのサポートも行ってくれます。

仕事内容①身体の清拭・食事・排泄などの指導

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まず一つに訪問看護では、利用者の食事や栄養管理、口腔ケア、排泄ケア、体位交換などの日常生活の看護を行います。

一見これらの日常生活のサポートは、訪問介護のみのサービスだと思われがちですが、訪問看護でも必要であれば対応してくれます。

利用者本人と家族の希望や状況に応じて、医療的視点と利用者に寄り添った視点、どちらも持ち合わせたサポートを実施。

必要であれば適切なケア方法などを本人や家族に指導するといったサポートを行うこともあります。

仕事内容②血圧・体温・脈拍をチェック

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バイタルチェックや問診を行い、健康状態に変化がないかチェックし、必要なアドバイスをしてくれます。

チェックした健康状態は主治医に逐一報告してくれるので、何か異常があればすぐに連携し、適切な対処をとることができます。

利用者に健康に関するアドバイスを送るだけでなく、利用者が終末期を迎えている場合は、痛みのコントロールや緩和などの処置を行うことも可能です。

仕事内容③医師の指示による医療処置

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訪問看護では、利用者がより良い療養生活を送れるように、万全の療養環境を作ってくれます。

主治医の指示の元による医療処置を、自宅や入所している施設でも受けることができ、服薬管理や栄養指導なども看護師より実施。

損なわれた身体機能の機能回復を目指す利用者には、入浴や外出訓練などのケアを行うこともあり、利用者と家族が快適に療養を進めるための手助けをしてくれます。

主な訪問看護の利用者

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医療的ケアが必要な方
・日常的に病状の確認が必要
・日常的な治療が必要

病で自立行動ができない方
寝たきりなど、自分で行動できない

訪問看護の利用者は、子供から高齢者、病状や障害が軽くても重くても、訪問看護を必要とする全ての人が受けられます。

持病がありかつ日常的に医療処置が必要な場合や、病気が原因で日常生活を送ることが困難な方など、利用者によって状況は様々です。

また、医療処置は不要だが、急に食欲が落ちて元気がなくなった、退院したばかりで日々の生活に自信がない方などでも訪問看護を利用することができます。

訪問介護とは何か?

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訪問介護とは、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるように、訪問介護員が訪問し、様々な介護サポートを行うことです。

訪問介護の目的は、高齢者の自立支援や要介護度の進行を防ぐことです。家事代行サービスとは違い、本人ができないことを支援します。

本人ができなくなったことを、家族だけで助けるのは大変です。訪問介護を利用すれば、1人暮らしの方でも安心して生活を続けられます。

訪問介護の内容

チェック

訪問介護の主なサポート内容としては、日常生活の介助や利用者ができない家事などを変わって行うことです。具体的な内容については下記で解説していきます。

仕事内容①身体の清拭・食事・排泄などの介助

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訪問介護での主なサポートは身体の清拭・洗髪・入浴介助・食事・排泄などの日常生活の支援となります。

訪問看護では療養上必要となるサポートとなっていますが、訪問介護ではこれが基本的なサポートとなります。

医学的な意味合いが入っているか入っていないか、また看護師や介護福祉士などのヘルパーが行うかによって訪問看護と訪問介護では大きな違いがあるのです。

仕事内容②家事労働の代行

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日常生活の支援だけでなく、調理や洗濯、掃除などの家事を代行、あるいは一部手伝いをすることもあります。

訪問介護は、利用者がそれまでやってきたやり方で援助を行い、できることは利用者に参加してもらいます。

清潔さを保ち生活環境を整頓することで、病気や転倒などの事故を防ぐことができます。また、定期的に生活援助、室内の匂いや生活の変化に気づくこともできるのです。

ただ家事を手伝うだけでなく、利用者の生活を支え変化に気づくための大切な介護サービスとなっています。

主な訪問介護の利用者

家族_心配
生活のサポートが必要な方
身体が衰え誰かの助けが必要

家事労働が一人で行えない方
個人的理由から家事がしづらい

訪問介護を利用できるのは、在宅生活を送る要介護度1~5で65歳以上の人となっています。

ただし、特定疾病と呼ばれる16種の病気が原因で介護を必要とする場合は、40歳から利用可能です。

身体介護を必要とする人や、病気や加齢、家族の事情により家事を行うのが難しい人、家族に介護疲れが見られる人など利用者の特徴は様々です。

訪問看護との違いは、病気を伴わない人でも利用ができるということで、利用者の生活スタイルに合わせたサービスを提供してくれます。

訪問看護と訪問介護の違いをはっきりさせよう!

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訪問看護と訪問介護には、似たようなサポート内容がありますので、明確な違いが分かりにくいという人もいるのではないでしょうか?ここで違いをはっきり具体的に見ていきましょう。

訪問看護と訪問介護の比較

天秤の画像
サービス 利用者 仕事内容
訪問
看護

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病気を
患って
いる人
医療ケアが
中心
訪問
介護

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老齢な人 生活
サポートが
中心

訪問介護は日常生活を安全かつ快適に営むためのサポートがメインで、介護福祉士やヘルパーなどの福祉の資格を持ったものが訪問します。

訪問看護は病気やケガなどの治療や療養のサポートがメインで、看護師や作業療法士などの医療の専門の資格を持ったものがサービスを提供しています。

ただ、介護施設で働いているから介護士、病院で働くのが看護師、というわけではなく場合によっては、同じ施設で協力し合い、業務をこなしているケースもあります。

看護は病気で日常生活が送りづらい方をサポートする仕事!

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介護と看護の大きな違いでいえば、「医療行為」の有無です。訪問介護では、もし利用者が持病を持っていたとしても、その病気の治療はサポートできません。

服薬の介助のみは可能ですが、訪問看護であれば内服に加え、主治医の指示に基づき注射薬の使用も可能です。

また処方箋を参考にして、ドクターに代わって適切な判断・タイミングで治療の判断・実施が行えるのは、とても大きな差といえるでしょう。

訪問看護指示書は必須!

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訪問看護を受けるためには、利用者の主治医から交付される「訪問看護指示書」が必要となります。

なので訪問介護とは違って、主治医が訪問看護を利用できるかどうかの可否を決めてもらわないと、利用者とその家族だけで訪問看護を受けることはできないというわけです。

訪問看護指示書の有効期間は最長6か月で、その期間内に指示書と訪問看護計画書に基づいて看護師が行った場合に、訪問看護費が発生します。

精神科訪問看護について

看護士の画像

訪問看護の中でも精神疾患を持った利用者が利用できる「精神科訪問看護」というものがあります。精神疾患に特化した看護サービスを自宅で受けられるのです。

精神科訪問看護とは

訪問看護
サービス名 精神科訪問看護

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職種 ・看護師
・准看護師
・作業療法士
訪問日数 原則週3日以内

精神科訪問看護とは、精神に障害を持ちながら地域で生活している人やその家族に対して、療養上必要な援助・指導を個別的に行うことです。

主治医の指示の下、看護師・作業療法士・精神保健福祉士などの専門資格を有した人たちが訪問し、看護だけでなく社会復帰へのサポートなど幅広く対応しています。

精神疾患を患っている方が少しでも治療に前向きに、そしてより安定した生活を送れるように支援してくれる看護サービスですので、社会復帰を目指している人にもおすすめです。

精神科訪問看護の内容

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  • 日常生活の維持
  • 生活技能の獲得・拡大
  • 対人関係の維持・構築
  • 家族関係の調整
  • 精神症状の悪化や増悪を防ぐ
  • ケアの連携
  • 社会資源の活用
  • 対象者のエンパワーメント

精神科訪問看護では様々なサポートがされます。まずは精神症状の悪化や憎悪を症状のモニタリングや服薬・通院継続のためのかかわりなどで防止。

さらに訪問介護と同じように、食生活や日常生活のモニタリングおよび技能の維持向上のためのケアなども行っています。

精神疾患で人とのコミュニケーションがうまく取れない方には、コミュニケーション能力の維持向上の援助、他者との関係性への援助なども。

施設内外の関連職種との連携なども行っていますので、社会復帰に向けて一歩を踏み出すことができます。

精神訪問看護ならシンプレ訪問看護ステーションにお任せください!

シンプレ

精神科訪問看護を受けるのなら、シンプレ訪問看護ステーションがおすすめです。シンプレでは精神疾患に特化した訪問看護で幅広いサービスを受けることができます。

シンプレ訪問看護ステーションって?

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精神疾患が原因で家で寝たきりになっていたり、若いうちから引きこもりになっている場合は、訪問介護ではなく精神科訪問看護が必要となります。

そこでシンプレ訪問看護ステーションでは、自宅で療養される方々を訪問し、看護を提供。

うつ病やアルツハイマー病、アルコール依存症などの精神疾患に特化した訪問看護を受けることができ、利用者の病状や家庭環境に合わせて柔軟に対応してくれます。

シンプレでは、症状の程度に関わらず、利用者が考える状態・希望・今後の展望などを支援してくれます。

シンプレ訪問看護ステーションの対応エリア

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  • 新宿区
  • 中野区
  • 杉並区
  • 豊島区
  • 練馬区
  • 板橋区
  • 千代田区

シンプレ訪問看護ステーションの対応エリアは、東京都の5区を中心に対応しています。

上記のエリア以外での対応は、直接シンプレにご相談していただければ対応できる可能性がありますので、気軽に相談してみてください。

シンプレのサービス内容や訪問日数、時間などの詳しいことは、公式HPのお問い合わせフォームから是非お問い合わせください。

精神疾患と向き合うには多方向からの援助が欠かせません。利用者や家族だけが抱え込まず、まずは相談からでも一歩を踏み出してみましょう。

まとめ

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訪問看護と訪問介護は一見似たようなサービスですが、決定的な違いは「医療行為」があるかどうかです。

訪問介護では日常生活のサポートのみですが、訪問看護では病気の治療の援助も実施します。

精神疾患で訪問看護を受けるのであれば、精神に特化した訪問看護を実施しているシンプレ訪問看護ステーションがおすすめですので、まずは相談してみましょう!