葛飾区の作業療法士求人・採用|働ける職場と探し方
葛飾区で作業療法士として働ける場所を探しはじめると、求人サイトを開いてもどこから見ればいいのか迷ってしまうことがあります。回復期の病院で機能回復に向き合いたいのか、在宅に出て暮らしのなかで関わりたいのか、それとも子どもの発達を支えたいのか。葛飾区は選択肢の幅が広いぶん、絞り込みにも時間がかかります。
この記事では、葛飾区で作業療法士が働ける職場を5つの分野に分けて、区内に実在する施設名とあわせて整理しました。求人の探し方、区内で働くメリットや注意点に加えて、作業療法士も精神科訪問看護を担えるという、あまり知られていない選択肢まで紹介します。
葛飾区で作業療法士が働ける職場は?

葛飾区で作業療法士が働ける職場は、大きく5つの分野に分かれます。急性期と回復期の病院、外来リハビリや精神科デイケアをもつクリニック、在宅へ出る訪問看護ステーション、老健や通所リハビリなどの介護分野、そして児童発達支援・放課後等デイサービスの療育分野です。区内には回復期リハ専門の病院も大学病院の分院もあり、身体障害領域から精神科、小児までひととおりそろっているのが葛飾区の特徴といえます。以下で挙げる施設名は2026年8月時点のものです。
病院・総合病院のリハビリテーション部門
葛飾区の病院は、急性期を担う大規模病院と、回復期・慢性期を担う地域密着型の病院の両方がそろっています。作業療法士にとっては、発症間もない時期から在宅復帰の直前まで、関わりたい時期を選びやすい環境です。
・東京慈恵会医科大学 葛飾医療センター(青戸)…リハビリテーション科の医師3名に対し、理学療法士7名・作業療法士3名・言語聴覚士2名の体制。脳血管疾患から運動器、呼吸器、がん、小児、神経筋疾患まで対象が広い
・葛飾リハビリテーション病院(亀有)…葛飾区で初めての回復期リハビリテーション専門病院。50名以上の専門スタッフが在籍し、新人・2年目向けの勉強会や病棟ごとの症例検討会を設けている
・イムス東京葛飾総合病院(西新小岩)…新小岩駅から徒歩圏の急性期病院。リハビリテーション科を標榜し、内科・外科・整形外科・脳神経外科などから幅広く依頼が入る
・堀切中央病院(堀切)…リハビリテーション科を持ち、通所リハビリテーションを併設。中枢神経系の治療を軸に、呼吸リハビリや嚥下も含めた指導体制がある
・新葛飾病院(堀切)…地域の入院医療を担う病院で、リハビリテーション科は入院患者を対象としている
それぞれ担っている役割が違うので、「どの時期の患者さんと関わりたいか」で候補は絞り込めます。募集の有無や職種、配属先は時期によって変わるため、気になる病院があれば各院の公式採用ページで最新の情報を確かめてください。
クリニック・診療所のリハビリと精神科デイケア
クリニックは病院に比べて規模が小さいぶん、日勤のみ・夜勤なしで働きやすい職場が見つかりやすい分野です。葛飾区では整形外科・リハビリテーション科の外来リハビリに加えて、精神科・心療内科のデイケアという道もあります。精神科デイケアは作業療法士が中心的に関わる場のひとつで、身体障害領域とはまた違ったキャリアにつながります。
・ひとみクリニック(新小岩)…精神科・心療内科の診療所で、公式サイトにデイケアの案内がある。うつ病・統合失調症・不安症などを対象に、カウンセリング部門も併設
・かつしか心身総合クリニック(東金町)…金町駅前で心療内科・精神科を担う診療所
・しんせい心のクリニック ヴィナシス金町(金町)…駅直結の複合ビル内にある精神科・心療内科
・だいご心のクリニック亀有駅前(亀有)…亀有駅北口から徒歩1分。土曜も含め19時まで診療しており、慈恵医大葛飾医療センターとの連携がある
・いずみホームケアクリニック(青戸)…在宅医療のクリニックで、通所リハビリテーションを併設している
・さい整形外科クリニック(堀切)…リウマチ科・整形外科・リハビリテーション科を標榜する診療所
葛飾区で精神科や心療内科を掲げる診療所は20件を超えますが、そのすべてがデイケアや作業療法を実施しているわけではありません。デイケアの有無は各院の公式サイトで確認するのが確実です。
訪問看護ステーションでの訪問リハビリ
訪問看護ステーションは看護師の職場という印象が強いかもしれませんが、リハビリ職を配置しているところもあります。利用者の自宅へ出向き、生活の場そのものを見ながら関われるのが訪問の特徴です。福祉用具の選定や住環境の調整、家族との相談など、作業療法士の視点が生きる場面が多くあります。
ただし、ひとくちに訪問看護ステーションといっても力を入れている領域は分かれます。身体機能のリハビリを中心に据えているところもあれば、精神科に特化して暮らしのしづらさを支えているところもあります。同じ「訪問看護ステーションのリハビリ職」という求人でも、担当する方の層も一日の流れも変わってくるので、領域の違いは早い段階で見ておきたい点です。
葛飾区を訪問エリアに含む精神科特化のステーションとしては、シンプレ訪問看護ステーションがあります。作業療法士が精神科訪問看護でどのように働くのかは5章で、シンプレの働く環境については6章で詳しくお伝えします。
介護老人保健施設や通所リハビリなどの介護分野
葛飾区の老健は8件前後で、区内にまとまった数があります。在宅復帰を目標にした施設のため、生活動作の練習や自宅の環境調整といった、作業療法士の専門性がそのまま役割になる場面が多い分野です。通所リハビリを併設している施設も多く、入所と通所の両方に関わるかたちもあります。
・介護老人保健施設 リハビリケアかつしか…定員120名。医療・介護・看護・リハビリテーションの多職種でサービスを提供している
・介護老人保健施設 葛飾ロイヤルケアセンター(堀切)…理学療法士・作業療法士が個別にリハビリテーション計画書を作成し、医師・看護と連携して訓練を行う
・介護老人保健施設 お花茶屋ロイヤルケアセンター(お花茶屋)…京成本線お花茶屋駅から徒歩圏の老健
・介護老人保健施設 青戸こはるびの里(青戸)…通所リハビリテーションを併設
・堀切中央病院 通所リハビリテーション(堀切)…入浴や食事を行わず、個別機能訓練に特化した短時間型の通所リハビリ
同じ通所リハビリでも、レクリエーションを含む長時間型と、機能訓練だけの短時間型では一日の流れがまったく違います。見学のときにプログラムの組み立て方を確認しておくと、入職後のギャップが小さくなります。
児童発達支援・放課後等デイサービスの療育分野
小児に関わりたい作業療法士にとって、葛飾区は選択肢の多いエリアです。区立の子ども発達センターが複数の拠点を持つほか、社会福祉法人が運営する児童発達支援センターもあります。民間の放課後等デイサービスは区内に40件を超え、作業療法士を配置している事業所もあります。
・葛飾区子ども発達センター(堀切・ウェルピアかつしか内)…区が運営する福祉型児童発達支援センター。保育所等訪問支援や居宅訪問型児童発達支援も行う
・葛飾区子ども発達センター 新小岩分室(西新小岩)…新小岩エリアの分室
・のぞみ学園かめあり…社会福祉法人のゆり会が運営する区内の児童発達支援センター
・高砂発達支援センター…社会福祉法人常盤会が運営する区内の児童発達支援センター
療育の分野は、事業所ごとに支援の方針や作業療法士の関わり方が大きく異なります。個別療育が中心なのか、集団活動のなかで支えるのかによって求められる役割が変わるので、応募前に事業所の考え方を確かめておきたいところです。
働き方の希望から職場を絞り込む
ここまで5つの分野を見てきましたが、どれも葛飾区内で通える範囲にそろっています。だからこそ、施設の種類から入るより「自分がどう働きたいか」から絞ったほうが早く決まります。関わりたい対象は高齢者か、現役世代か、子どもか。身体機能に向き合いたいのか、精神面や生活のしづらさに関わりたいのか。夜勤や送迎業務の有無、日勤のみで働けるかどうかも、生活との兼ね合いで大きな条件になります。
また、葛飾区は足立区・江戸川区・墨田区に接し、千葉県の松戸市・三郷市も電車で近い位置にあります。区内で条件に合う求人が見つからないときは、隣接エリアまで広げることで候補は一気に増えます。JR総武線・常磐線・京成線が通っているため、通勤の選択肢が取りやすいエリアです。
葛飾区で作業療法士の求人を探す方法

葛飾区で作業療法士の求人を探すとき、ひとつの経路だけに絞ると出会える職場が限られます。求人サイト、施設の公式採用ページ、ハローワーク、養成校のつながりでは、載っている情報も温度感も違うためです。複数の経路を並行して見ておくと選択肢が広がります。
求人サイトと転職エージェントを使い分ける
リハビリ職に特化した求人サイトは、施設形態・給与・年間休日・残業の目安といった条件を並べて比較できるのが利点です。まずは条件の相場感をつかむ場所として使うとよいでしょう。一方で、掲載されているのは事業所が発信したい情報が中心なので、実際の業務量や職場の雰囲気までは読み取れません。
転職エージェントは、担当者が施設側と直接やり取りしているぶん、公開されていない情報を持っていることがあります。ただし紹介されるのは提携先の求人に限られるため、エージェント経由だけで探すと視野が狭くなります。エージェントで相場と非公開求人を押さえつつ、自分でも公式サイトを見る、という組み合わせが現実的です。
施設の公式採用ページから直接応募する
気になる施設が決まっているなら、公式採用ページを直接見るのが早道です。求人サイトに出していなくても、自社サイトでは募集しているケースがあります。葛飾リハビリテーション病院のように、リハビリテーション科の教育体制やスタッフ構成をサイト上で紹介している施設もあり、応募前に働き方をイメージしやすくなります。
公式ページには、リハビリ室長など現場の担当者が窓口として記載されていることもあります。募集状況が読み取れないときは、問い合わせて確認するほうが確実です。掲載が古いまま残っている場合もあるので、応募前のひと手間として押さえておきたいところです。
ハローワークや養成校のつながりをたどる
ハローワークには、求人サイトに掲載料をかけていない地域の小規模事業所の求人が集まります。葛飾区の放課後等デイサービスや小規模な事業所のように、地域に根ざした職場ほど公的な窓口を使う傾向があります。区内で通いやすい職場を探すなら、一度は目を通しておく価値があります。
養成校のつながりも有効です。実習でお世話になった施設や、同期・先輩が働いている職場は、業務の実態を人づてに聞ける数少ない経路です。求人票では分からない一日の流れや、新人がどう育てられているかといった話は、こうした関係から得られることが多くあります。
見学や同行訪問で職場の雰囲気を確かめる
条件面が近い求人が並んだときに差がつくのは、実際に足を運んだかどうかです。リハビリ室の広さや道具の充実度、スタッフ同士の会話の様子は、その場に行かないと分かりません。訪問系の事業所では、同行訪問を受け入れているところもあり、移動と記録の時間配分まで具体的に見えてきます。
見学の際は、担当する件数の目安、記録にかかる時間、勉強会や症例検討の頻度、フォロー体制などを具体的に聞いておくと、入職後の想像がつきやすくなります。応募前の見学は選考に不利になるものではないので、遠慮せず希望を伝えて大丈夫です。
葛飾区で作業療法士として働くメリット

葛飾区で作業療法士として働く魅力は、暮らしやすさと経験の幅が両立している点にあります。23区でありながら住宅費が抑えやすく、それでいて急性期から在宅、小児までの職場が徒歩や自転車圏内にそろっています。腰を据えて長く働きたい人に向いたエリアです。
都心へのアクセスと下町の暮らしやすさ
葛飾区にはJR総武線、常磐線、京成本線、京成押上線が通り、新小岩・亀有・金町・青砥といった駅から都心へ短時間で出られます。研修会や学会は都心開催が多いため、勤務後でも足を運びやすいのは学びを続けるうえで利点になります。
一方で区内は下町の空気が色濃く残り、23区のなかでは家賃相場が落ち着いているエリアです。職場の近くに住んで通勤時間を短くする選択も取りやすく、生活と仕事のバランスを組み立てやすくなります。
急性期から在宅まで経験を積み重ねられる
葛飾区には大学病院の分院である慈恵医大葛飾医療センターや急性期病院があり、その一方で区内初の回復期リハビリテーション専門病院である葛飾リハビリテーション病院、療養や在宅を支える病院・老健・訪問看護ステーションもそろっています。同じ区内に急性期から在宅までが並んでいるのは、それほど多くはない条件です。
これは、キャリアの途中で関わる時期を変えたくなったときに、住まいを変えずに転職しやすいということでもあります。急性期で身につけたリスク管理を回復期で生かし、そのあと在宅で暮らしの視点を加える、といった積み上げ方が同じ地域のなかでできます。
小児から高齢者まで幅広い対象に関われる
葛飾区は区立の子ども発達センターや児童発達支援センターがあり、民間の放課後等デイサービスも多く、小児領域の受け皿がしっかりあります。加えて老健や通所リハビリなど高齢者の分野も厚く、対象年齢を選べる幅の広さが葛飾区の特徴です。
作業療法士は身体・精神・発達・老年と対象領域が広い職種ですが、地域によっては特定の分野の求人しか見つからないこともあります。その点、区内でひととおりの領域がそろっている環境は、進む方向を決めきれていない段階でも動きやすい条件だといえます。
地域に長く関わるキャリアを描きやすい
葛飾区の医療・介護の事業所は、区の医師会や病院、訪問看護ステーション、介護事業所が連携しながら地域を支えています。入院中に関わった方が退院後に通所リハビリへ通い、その先に訪問リハビリが入る、といったつながりが同じ区内で完結することも珍しくありません。
ひとりの生活を長い時間軸で見られるのは、作業療法士にとって大きなやりがいになります。転職しても地域のネットワークが途切れにくく、以前の職場の担当者と別の立場で再び関わる場面も出てきます。顔の見える関係が仕事を進めやすくしてくれる環境です。
葛飾区の作業療法士求人の特徴と注意点

葛飾区の作業療法士求人を見るときは、給与額だけで比べないことが大切です。同じ月給でも働き方はまったく違います。訪問エリアの広さ、移動手段、担当件数、夜勤や送迎の有無といった条件が、日々の負担を大きく左右します。
給与水準と生活コストのバランス
作業療法士の給与は、施設形態と経験年数によって幅があります。一般に、訪問系は担当件数に応じた手当がついて水準が上がりやすく、日勤のみのクリニックや療育系は比較的落ち着いた設定になる傾向があります。ただし施設ごとの差が大きいので、実際の金額は募集要項で確かめてください。
あわせて見ておきたいのが生活コストです。23区内では家賃が抑えやすい葛飾区は、額面が同水準でも手元に残る額が変わってきます。職場近くに住めば交通費や通勤時間の負担も減ります。給与は額面だけでなく、賞与の実績、住宅手当、年間休日、残業の実態まで含めて総額で見比べるのが現実的です。
常勤と非常勤で変わる働き方
葛飾区の求人には常勤と非常勤の両方があります。常勤は賞与や各種手当、教育体制の対象になりやすい一方、担当件数や委員会活動など役割も広がります。非常勤は勤務日数や時間を調整しやすく、子育てや介護、ブランクからの復帰と両立させやすい働き方です。
非常勤で復帰し、慣れてきたら常勤に切り替えるという進み方もあります。応募の段階で将来的な雇用形態の変更に対応できるかを聞いておくと、その後の選択肢が残せます。ブランクがある場合は、研修や同行の期間をどれくらい設けてもらえるかも確認しておきたい点です。
訪問エリアや移動手段を確認しておく
訪問系の事業所を検討するときに見落としやすいのが、訪問エリアの広さと移動手段です。自転車移動が中心なのか、車やバイクを使うのか、雨の日はどうしているのか。同じ件数でも移動距離によって一日の疲れ方が変わります。葛飾区は平坦な土地が多く自転車で回りやすい地域ですが、エリアの端まで担当する場合は移動時間の見込みを確認しておくと安心です。
なお、シンプレ訪問看護ステーションは葛飾区を訪問エリアに含んでいます。訪問エリアと勤務地は別のものなので、応募先を検討する際は「どの地域を訪問するか」と「どこに出勤するか」を分けて確認しておきましょう。
募集状況や配属先は時期によって変わる
求人は生きもので、募集職種も採用人数も時期によって変わります。この記事で挙げた施設についても、常に募集しているとは限りません。年度の切り替わりや欠員の発生に合わせて動くため、気になる職場は定期的に採用ページを見るか、直接問い合わせて確認するのが確実です。
複数の事業所を運営している法人では、応募時と配属先が変わることもあります。希望する施設や分野がはっきりしている場合は、面接の段階で配属の考え方を聞いておくと、入職後の食い違いを防げます。給与や勤務条件についても、口頭の説明だけでなく労働条件通知書で確かめておくと安心です。
葛飾区で精神科訪問看護に携わる作業療法士の働き方

葛飾区で作業療法士の求人を探している方に、選択肢のひとつとして知っておいてほしいのが精神科訪問看護です。精神科訪問看護は作業療法士も担うことができます。訪問看護は看護師の仕事だと思われがちですが、制度のうえで作業療法士が位置づけられている数少ない領域です。
作業療法士が精神科訪問看護を担える理由
精神科訪問看護基本療養費は、精神科を標榜する医療機関の医師が交付する精神科訪問看護指示書にもとづいて訪問を行った場合に算定されます。この訪問を担える職種として、保健師・看護師・准看護師とならんで作業療法士が定められています。理学療法士と言語聴覚士は対象に含まれていないため、リハビリ職のなかで精神科訪問看護に入れるのは作業療法士だけです。
ただし、資格があれば誰でも担当できるわけではありません。精神科病棟や精神科外来での勤務経験が1年以上ある、精神疾患のある方への訪問看護の経験が1年以上ある、保健所や精神保健福祉センターでの業務経験がある、あるいは定められた研修を修了している——このいずれかに当てはまる必要があります。制度の詳細は改定される場合があるため、最新の要件は厚生労働省や各事業所にご確認ください。
暮らしの場だからこそ作業療法が生きる
精神科訪問看護で関わるのは、統合失調症やうつ病、不安症、発達障害などを抱えながら自宅で生活している方です。病院のリハビリ室とは違い、訪問では生活の場そのものが舞台になります。朝起きられない、食事の支度が続かない、買い物に出るのがこわい、服薬の管理が難しい。そうした生活のしづらさに、暮らしの現場で一緒に向き合っていきます。
作業療法士が学んできた生活を作業の単位で見立てる視点は、この場面でそのまま生きます。何ができないかではなく、どこまでならできて、何があれば続けられるのかを一緒に探していく関わりです。医療的な判断や指示は主治医が行い、訪問するスタッフは日々の様子を見て、必要な情報を主治医やチームへ返していく立場になります。
一日の流れとチームでの連携
訪問の一日は、朝の申し送りから始まり、1件あたり30分から90分ほどの訪問を数件まわる流れが一般的です。移動は自転車や車で、訪問と訪問のあいだに記録を進めます。病院のように常に同僚がそばにいるわけではないぶん、一人で判断する場面が増えると感じる方もいます。
そのため、事業所の連携体制がそのまま働きやすさに直結します。訪問先で迷ったときにすぐ相談できるか、記録や連絡の仕組みが整っているか、カンファレンスがどれくらいの頻度で行われているか。訪問系を検討するなら、この点は面接や見学でしっかり確かめておきたいところです。
精神科の経験がない状態から始めるには
回復期や生活期でキャリアを積んできて、精神科に触れてこなかったという方は多いと思います。ただ、身体障害領域で身につけた生活動作の見立てや環境調整の考え方は、精神科訪問看護でも土台になります。まったくの別世界に飛び込むというより、対象と関わり方が変わるという理解のほうが実際に近いはずです。
算定要件を満たす道筋としては、研修の修了という選択肢もあります。国や都道府県、医療関係団体が主催する20時間以上の研修を修了することで要件を満たせるため、未経験からでも準備を進められます。研修の受講を支援している事業所もありますので、応募先を選ぶ段階で確認しておくとよいでしょう。
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葛飾区で働くならシンプレ訪問看護ステーション

シンプレ訪問看護ステーションは、精神科を中心に医療・介護の訪問看護も行っている事業所です。訪問というと一人で抱え込む働き方を想像されるかもしれませんが、シンプレでは現場が現場に集中できるように、事務作業の分担やICTの活用、相談できる体制づくりを進めています。葛飾区で訪問の仕事を考えている方に、働く環境の特徴をお伝えします。
1. バックオフィスチームによる安心サポート
- 新規利用のご相談対応と受け入れ準備
- 計画書・報告書・情報提供書の印刷
- レセプト業務
- 営業電話への対応
- 関係機関へのご挨拶・連絡
- シフト調整
- 採用面接の対応
訪問看護の現場では、計画書や報告書づくりだけでなく、新規利用の相談対応やレセプトまで訪問するスタッフに集まりやすく、それが残業の主な原因になります。シンプレではこうした業務をバックオフィスチームが担っているので、訪問に集中できる環境になっています。持ち帰りの仕事を減らしていくことが、長く続けられる働き方につながります。
2. ICT化で効率的に働ける環境
- スマートフォン端末の支給
- ペーパーレスでの情報共有
- 電子カルテの使用
記録を紙で持ち歩き、事業所に戻ってから書き直すという流れは、それだけで時間を奪います。シンプレでは端末を支給し、電子カルテとペーパーレスの仕組みで、訪問先や移動の合間に記録を進められるようにしています。情報がすぐ共有されるので、担当が交代する場面でも引き継ぎがスムーズです。
3. オンラインでのカンファレンス体制
訪問の仕事は、それぞれが別の場所で動いているため、集まる時間をつくるのが簡単ではありません。シンプレではオンラインでカンファレンスを行い、拠点をまたいで意見を交わせるようにしています。対応に迷ったケースを一人で抱えず、複数の視点から検討できる場があることは、経験の浅い時期ほど支えになります。
作業療法士として入職する場合も、看護師や他職種と同じ場で話し合えるのは大きな利点です。生活の見立てという作業療法士ならではの視点は、チームのなかで求められる場面が多くあります。
4. 研修制度で安心して成長できる
精神科の経験がない状態から訪問に入るとき、いちばん不安なのは「対応に困ったときにどうするか」だと思います。シンプレでは入職後に研修の期間を設け、先輩スタッフと同行しながら訪問の流れを学べるようにしています。チャットやビデオ通話ですぐ相談できる仕組みもあり、一人で抱え込まない働き方を前提にしているのが特徴です。
勤務地については、葛飾区内の新小岩サテライトをはじめ都内各所に拠点があり、葛飾区にお住まいの方や近隣から通う方にとって通いやすい範囲に入ります。ただし、募集職種・雇用形態・勤務地は時期によって異なります。また、お受けできる内容は時期・対応エリア・ご本人の状態によって変わり、対応が難しい場合もあります。最新の募集状況や勤務条件は、お問い合わせのうえご確認ください。
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葛飾区で作業療法士として自分に合う職場を見つけるために

葛飾区は、急性期の病院から回復期リハビリテーション専門病院、クリニック、老健や通所リハビリ、児童発達支援まで、作業療法士の働き先がひととおりそろっています。区内で分野を変えながらキャリアを続けられるのは、この地域ならではの強みです。
求人を探すときは、求人サイトと公式採用ページ、ハローワークや養成校のつながりを組み合わせて見ることをおすすめします。そのうえで気になった職場には足を運び、担当件数や記録の進め方、相談できる体制を自分の目で確かめてみてください。給与額だけでは分からない部分に、働きやすさの差が表れます。
選ぶときにはっきりさせておきたいのは、関わりたい対象と時期です。高齢者か、現役世代か、子どもか。身体機能か、精神面や生活のしづらさか。訪問系なら、担当する領域が身体リハ中心か精神科かでも日々の仕事が変わります。
そして、リハビリ職のなかで精神科訪問看護に入れるのは作業療法士だけです。シンプレ訪問看護ステーションは葛飾区を訪問エリアに含み、精神科が初めての方も研修から始められます。募集状況や見学について、一度お問い合わせください。
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※本記事は2026年8月時点の情報をまとめたものです。掲載している施設名・募集状況・給与・働き方などの情報は変わる場合があります。最新の募集状況や勤務条件は、各施設の公式情報やシンプレ訪問看護ステーションにご確認ください。