持続性気分障害でつらいあなたへ|相談窓口で心のケアを始めよう

持続性気分障害は、長期間にわたって気分の落ち込みが続く病気です。
一般的なうつ病と比べて症状は軽度なことが多いものの、慢性的に続くため、本人や周囲の人々の生活に大きな影響を与えます。
この病気を持つ方の中には、「ずっと気分が晴れないのは自分の性格の問題ではないか」と思い込み、適切な相談先を探さずに過ごしてしまうケースも少なくありません。
しかし、持続性気分障害は適切なサポートを受けることで改善が可能です。
この記事では、持続性気分障害の方が相談できる窓口や、特に訪問看護の活用について解説します。ぜひ、ご自身や身近な方のために、参考にしていただければと思います。
持続性気分障害の方の相談先
持続性気分障害に悩む方が相談できる場所はいくつかあります。それぞれの特徴を理解し、自分に合ったサポートを受けられるようにしましょう。
精神科・心療内科
持続性気分障害の治療は、医師のサポートが不可欠です。精神科や心療内科を受診することで、ご自身の症状について詳しく医師に相談できます。
医師は、患者さんの状態に合わせて、薬物療法やカウンセリングなど、最適な治療法を提案します。薬物療法では、抗うつ薬など、症状を改善するための薬を処方されることがあります。
認知行動療法では、ネガティブな思考パターンを見直し、より前向きな考え方を取り入れるための訓練を行います。
これらの治療法を組み合わせることで、より効果的に症状を改善し、日常生活の質を高めることができます。定期的に医師に診てもらうことで、症状の変化に合わせた治療法の調整も可能です。
精神保健福祉センター
各都道府県に設置されている精神保健福祉センターでは、精神疾患に関する相談を無料で受け付けています。
持続性気分障害に関する悩みや生活上の困りごとを専門の相談員に話すことができ、必要に応じて医療機関や支援機関を紹介してもらえます。
精神保健福祉センターでは、カウンセリングや生活支援のアドバイスを受けることもできるため、医療機関とは別の視点でのサポートが期待できます。
また、本人だけでなく家族の相談も受け付けており、周囲のサポート体制を整えることにも役立ちます。
保健所・市町村の福祉窓口
地域の保健所や市町村の福祉窓口でも、精神的な健康に関する相談を受け付けています。
特に生活に支障をきたしている場合、生活支援や福祉サービスの利用についてアドバイスをもらうことができます。
例えば、福祉窓口では障害者手帳の申請や、生活保護の相談など、経済的な支援を含めた相談が可能です。
また、地域によっては、精神疾患を持つ方が利用できる自助グループや作業所などの情報提供も行っています。こ
うした支援を受けることで、生活の負担を軽減しながら、少しずつ安定した日常を取り戻すことができます。
訪問看護ステーション
訪問看護は、持続性気分障害で悩んでいる方の、生活をサポートする一つの選択肢です。
訪問看護ステーションでは、ご自宅にいながら、看護師や作業療法士によるケアを受けられるサービスです。
特に、持続性気分障害をお持ちの方にとっては、日常生活のサポートや心のケアなど、様々な側面から支援を受けることができます。
そもそも持続性気分障害とは?
持続性気分障害は、抑うつ気分が2年以上にわたって持続するのが特徴です。
一般的なうつ病ほどの強い抑うつ症状は見られないものの、下記のような症状が長く続くことで、日常生活に支障が出てしまうことがあります。
- 気分が落ち込みがち
- 自信が持てない
- 疲れやすい
- 集中力が低下する
- 睡眠の質が悪い
多くの場合、本人が「これが普通の状態」と思い込んでしまい、適切な治療を受けないまま長年苦しむ方も少なくありません。
持続性気分障害の方の訪問看護の活用について
訪問看護は、持続性気分障害の方にとって有効なサポート手段の一つです。医療機関への通院が難しい方や、日常生活の中での支援を必要とする方にとって、自宅で適切な看護を受けることができます。
持続性気分障害への訪問看護の有効性
訪問看護では、定期的に看護師や作業療法士が自宅を訪れ、症状の観察やメンタルケアを行います。
持続性気分障害の患者様へ訪問看護ではこのようなサポート行います。
- 症状の変化を早期にキャッチできる
- 日常生活のアドバイスを受けられる
- 不安や悩みを相談しやすくなる
また、家族がどのように接すればよいかのアドバイスも受けられるため、周囲のサポート体制の強化にもつながります。
持続性気分障害の方への訪問看護でできること
訪問看護では、以下のようなサポートを提供することが可能です。
→血圧測定、体調管理など
服薬管理
→飲み忘れ防止や副作用の確認
心理的サポート
→気分の変動に対応したケア
生活リズムの改善サポート
→食事・睡眠のアドバイス
家族への相談支援
→接し方や支援方法のアドバイス
これらの支援を通じて、持続性気分障害の方の療養をサポートします。
シンプレ訪問看護ステーションのご紹介
シンプレ訪問看護ステーションの特徴
シンプレ訪問看護ステーションでは、精神科に特化した訪問看護を提供しており、持続性気分障害の患者さんに対しても、一人ひとりの状態に合わせた訪問看護を提供しています。
看護師や作業療法士が、患者さんの自宅に訪問し、心のケアを含めた包括的なサポートを行います。
お薬のことや、気分の波に乗り越えるための方法など、様々なことを一緒に考えていきます。
例えば、気分の波に乗りこなしやすいように、具体的な対処法を一緒に考えたり、周囲の方々との関係について相談したりすることも可能です。
シンプレ訪問看護ステーションの対応エリア
-
<東京都>
・東京23区
※足立区、荒川区は1部エリアとなります。
・西東京市
・三鷹市
・調布市
・武蔵野市
・府中市※1部エリア
・東久留米市※1部エリア
<埼玉県>
・和光市
・朝霞市
・戸田市※1部エリア
・川越市※1部エリア
・新座市※1部エリア
・川口市※1部エリア
シンプレ訪問看護ステーションの対応地域はおもに上記が中心で、訪問活動をおこなっています。該当エリアにお住まいの方はぜひご検討ください。
また上記以外のエリアにお住まいでも、対応できる場合がございますので、一度当社スタッフへご相談ください。
サービス内容を詳しく聞きたい、スケジュールの相談なども承っております。電話やメールなどで相談を受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。
ご相談の問い合わせはこちら▼
まとめ
持続性気分障害は、長期間にわたる気分の落ち込みが特徴の病気ですが、適切な相談先を見つけることで改善していくことが可能です。
適切なサポートを受けることで、少しずつ前向きな気持ちを取り戻し、充実した生活を送ることができるようになります。
持続性気分障害でお悩みで、ご自宅で療養される方は、精神科・心療内科などの医療機関のほか、訪問看護も選択肢の一つです。
訪問看護をご検討の方は、ぜひ一度、シンプレ訪問看護ステーションにご相談ください。持続性気分障害の方の看護も承っております。
ご相談の問い合わせはこちら▼
記事検索
人気記事
最近の投稿
これまでの記事
- 2025年3月 (4)
- 2025年2月 (12)
- 2025年1月 (6)
- 2024年12月 (7)
- 2024年11月 (5)
- 2024年10月 (4)
- 2024年8月 (7)
- 2024年7月 (7)
- 2024年6月 (8)
- 2024年5月 (3)
- 2024年4月 (3)
- 2024年3月 (1)
- 2024年2月 (10)
- 2024年1月 (6)
- 2023年12月 (5)
- 2023年7月 (2)
- 2023年6月 (11)
- 2023年5月 (6)
- 2023年4月 (8)
- 2023年3月 (9)
- 2023年2月 (28)
- 2023年1月 (20)
- 2021年10月 (1)
- 2021年9月 (11)
- 2021年8月 (21)
- 2021年7月 (12)
- 2021年3月 (5)
- 2021年1月 (10)
- 2020年11月 (31)
- 2020年10月 (7)