東京都立松沢病院「まつざわ地域連携ネットワーク会2026」に参加しました
2026年10月9日(金)、東京都立松沢病院にて開催された「令和8年度 まつざわ地域連携ネットワーク会2026」に参加してまいりました。
今回のテーマは「つながることから始まる ~だれもが安心して暮らせる地域社会をめざして~」。地域で支援にあたる多くの関係機関の皆様とともに、学びを深める時間となりました。
講演では、NPO法人コミュニティ・ネットワーク・ウェーブ 理事長の佐光正子氏より、DVや性暴力など困難を抱える女性への支援と、地域の居場所づくりの取り組みについてお話を伺いました。暴力の被害から離れるとき、住まいや仕事、人とのつながりまで失い、孤立してしまうことが少なくないこと。そのうえで、子ども食堂や若い世代・女性の居場所、次の一歩を踏み出すまでの住まいの提供など、行政と民間、民間同士が横につながりながら「ここなら暮らせる」と思える地域を一緒につくっていく取り組みが紹介されました。
なかでも「病状の背景に暴力がないかの視点を持つ」というお話は、精神科の訪問看護に携わる私たちにとって、大切にしたい視点だと感じました。また、支援者自身が疲れや無力感をため込んでしまう「代理受傷」のサインと、セルフケアの大切さについても学び、ご利用者様に寄り添うスタッフ自身を守ることについても、あらためて考える機会となりました。
私たち訪問看護は、ご自宅に伺うからこそ、暮らしの中にある困りごとや孤立のサインに気づける立場にあります。地域の支援機関や居場所の情報を知り、必要なときに適切な支援へつないでいけるよう、日々の関わりに活かしてまいります。
地域で支援に取り組む方々の活動を具体的に知ることができ、とてもためになる時間でした。シンプレ訪問看護ステーションでは、今後も地域の多職種・関係機関の皆様と連携しながら、ご利用者様とそのご家族を支えてまいります。
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