中央区で作業療法士として働くには?求人の探し方と職場の特徴
中央区で作業療法士として働きたいと考えたとき、どんな職場があるのか、求人はどう探せばよいのか、気になることは多いのではないでしょうか。中央区は都心の医療・介護の拠点が集まる一方で、区内の職場の数や種類には特徴があるため、事前に全体像を知っておくと職場選びを進めやすくなります。
この記事では、中央区で作業療法士が働ける職場を施設名を挙げながら整理し、求人の探し方、働くメリットと注意点、そして精神科訪問看護での働き方までを順番に解説します。
中央区で作業療法士が働ける職場は?

中央区で作業療法士が働ける場所は、病院のリハビリテーション部門から外来リハビリ、訪問、介護施設、子どもの発達支援まで幅広くあります。ただし中央区はオフィス街・商業地の割合が大きく、病院の数自体は多くないエリアです。ここからはカテゴリごとに、区内の施設を名前を挙げながら見ていきます。なお、以下の施設情報は2026年8月時点で各施設の公式情報などを確認したものです。
大学病院・総合病院
中央区内でリハビリテーション部門を持つ病院は限られており、代表的なところを挙げると実質4か所です。それぞれに診療の特色があり、作業療法士として積める経験も変わってきます。
・聖路加国際病院(明石町):リハビリテーション科を持つ急性期の総合病院。法人内に訪問看護ステーションがあり、リハビリ職が在宅の支援にも携わっています
・国立がん研究センター中央病院(築地):がん医療の高度専門病院。手術前後の体力維持や生活動作の支援など、がん領域のリハビリに関わる機会があります
・石川島記念病院(佃):2024年10月に回復期リハビリテーション病棟から地域包括ケア病棟へ転換し、在宅復帰支援に力を入れています
・聖カタリナ病院(晴海):整形外科・リハビリテーション科を持つ病院。療養と在宅復帰に向けたリハビリを行っています
急性期・がん専門・地域包括ケアと機能が分かれているため、自分が経験したい分野と照らし合わせて選ぶことが大切です。区内4か所では選択肢が足りないと感じる場合は、隣接する区まで視野を広げると候補が増えます。
・三井記念病院(千代田区):都心の急性期総合病院
・虎の門病院(港区):高度急性期医療を担う大規模病院
・東京都済生会中央病院(港区):地域医療と急性期医療の両輪
・昭和医科大学江東豊洲病院(江東区):豊洲エリアの大学病院
中央区は地下鉄網が発達しているため、隣接区の病院でも通勤時間はそれほど変わらないケースがあります。
クリニック・診療所
日本橋・銀座・月島などには、リハビリテーション科を掲げる整形外科クリニックがあります。日勤中心で夜勤がない働き方がしやすく、生活リズムを整えたい方に向いた職場です。
・日本橋整形外科クリニック(日本橋):整形外科・リハビリテーション科。オフィス街にあり、働きながら通う方の運動器リハビリに対応しています
・銀座リハビリ整形外科(銀座):整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科などを掲げ、理学療法士が在籍しています
・リバーシティすずき整形外科(佃):月島エリアの整形外科。理学療法士が1対1で行う運動療法に力を入れています
・田中まき整形外科(日本橋久松町):整形外科・リハビリテーション科に加え、通所リハビリテーション(デイケア)も行っています
注意しておきたいのは、外来リハビリのクリニックは理学療法士の募集が中心になりやすい点です。作業療法士の枠があるかどうかは、各クリニックの採用情報でその都度確認しておきましょう。
訪問看護ステーション
中央区には訪問看護ステーションがあり、看護師とともに作業療法士が利用者の自宅を訪問してリハビリを行う働き方があります。ステーションごとに特色は分かれ、身体のリハビリを中心とするところもあれば、精神科に特化したところもあります。生活の場そのものでリハビリに関われるのが訪問の大きな特徴で、退院後の生活づくりや住環境の調整など、作業療法士の専門性を発揮しやすい領域です。
精神科に特化したステーションのひとつが、シンプレ訪問看護ステーションです。中央区を訪問エリアに含んでおり、作業療法士も在籍しています。精神科訪問看護での具体的な働き方は5章で、シンプレの働く環境は6章で詳しく紹介します。
介護施設・在宅医療
介護分野で中心になるのが、中央区立介護老人保健施設リハポート明石(明石町)です。区内ではじめての老健として2004年に開設され、中央区医師会が指定管理者として運営しています。
・中央区立介護老人保健施設リハポート明石(明石町):入所定員100名・通所定員30名。入所リハビリに加え、通所リハビリテーションと訪問リハビリテーションも行う在宅支援の拠点
・特別養護老人ホーム晴海苑(晴海):区内の特養のひとつ。生活の場としての支援が中心
・ケアサポートセンターつきしま(月島):特別養護老人ホームを含む高齢者福祉の複合施設
・ケアサポートセンター十思(日本橋小伝馬町):十思スクエア内にある高齢者福祉施設
リハビリ専門職の配置という点では、区内の老健は実質リハポート明石1か所です。老健や通所リハビリを希望するなら、区内だけで探すのは難しく、隣接区も含めて検討したほうが候補は広がります。
児童発達支援・放課後等デイサービス
子どもの発達支援は、作業療法士の専門性が活きる分野のひとつです。中央区では区立のセンターと民間の事業所の両方があります。
・中央区立子ども発達支援センターゆりのき(明石町):区の療育の拠点。個別療育として作業療法を行うほか、保育所等訪問支援や保育園巡回相談にも作業療法士が関わっています
・アルエット(日本橋小伝馬町):十思スクエア内にある、重症心身障害児を対象とした放課後等デイサービス
・放課後等デイサービス ポジリブ(日本橋久松町):学校の放課後や休業日に、訓練や社会との交流を支援
・コペルプラス新富町教室(新富町周辺):未就学児を対象とした児童発達支援の教室
発達支援の事業所は非常勤・週数日の募集も多く、副業的に関わるという働き方もあります。中央区で作業療法士の職場を探すときは、医療・介護・福祉のどの領域で働きたいかを最初に整理しておくと迷いにくくなります。なお、ここで挙げた施設が現在スタッフを募集しているとは限りません。募集状況は各施設の公式情報でご確認ください。
中央区で作業療法士求人を探す方法

中央区の作業療法士求人は、看護師などに比べると募集の数が少なく、タイミングによって出たり出なかったりします。だからこそ、複数の探し方を併用することがポイントになります。ここでは代表的な3つの方法を紹介します。
求人サイト・転職エージェントを活用する
リハビリ職向けの求人サイトや転職エージェントは、エリアと職種を絞って効率よく探せるのが強みです。とくにエージェントを使うと、サイトに載っていない募集を紹介してもらえる場合があります。作業療法士の求人は一つの職場あたりの採用枠が小さいことが多いため、条件に合う募集が出たときにすぐ動けるよう、あらかじめ登録して希望条件を伝えておくとスムーズです。1章で見たとおり中央区は病院が4か所と限られるので、勤務地の希望は「中央区とその周辺」のように少し幅を持たせるのがおすすめです。
ハローワークや施設の公式サイトから探す
ハローワークには、求人サイトに掲載されない地域の医療機関や介護施設の募集が出ていることがあります。また、働きたい職場がある程度決まっているなら、公式サイトの採用ページを直接確認するのも確実な方法です。病院や区立施設は自前の採用ページで募集をかけることが多く、応募条件や職場の雰囲気が詳しく書かれている場合もあります。気になる施設はブックマークしておき、定期的にチェックする習慣をつけておくと、募集開始のタイミングを逃しにくくなります。
職場見学で雰囲気を確かめる
求人票の条件だけでは、実際の働きやすさまでは分かりません。応募の前後で見学の機会があれば、スタッフ同士の雰囲気や1日の流れを自分の目で確かめておくと、入職後のギャップを減らせます。訪問系の職場では同行訪問をさせてもらえるところもあり、利用者との関わり方や移動のイメージがつかみやすくなります。見学のときは、リハビリ職が何人いるか、教育やフォローの体制がどうなっているかも聞いておくと、判断材料が増えて安心です。
中央区で作業療法士として働くメリット

職場の数だけを見ると中央区は決して多いエリアではありませんが、都心ならではの魅力もはっきりしています。ここでは、中央区で作業療法士として働くメリットを3つに整理して紹介します。
交通アクセスが良く通勤しやすい
中央区は東京メトロ・都営地下鉄・JRの路線が縦横に走り、都内屈指のアクセスの良さを誇ります。銀座・日本橋・八丁堀・月島など主要エリアはいずれも複数路線が使えるため、都内はもちろん千葉・埼玉方面からも通いやすいのが特徴です。訪問の仕事では移動のしやすさがそのまま働きやすさにつながりますし、通勤時間を短縮できれば、仕事のあとの時間も確保しやすくなります。乗り換えの選択肢が多いぶん、遅延やダイヤ乱れの影響を受けにくいのも、毎日通う職場としては見逃せないポイントです。
幅広い分野の経験を積みやすい
中央区とその周辺には、急性期の総合病院、がんの専門病院、地域包括ケア、訪問リハビリ、老健と、性格の異なる職場がコンパクトに集まっています。エリアを大きく変えなくても、キャリアの段階に合わせて分野を移りながら経験を広げていける環境です。とくに在宅分野は、退院後の生活支援や住環境の調整など作業療法士の視点が求められる場面が多く、病院で培った経験を地域で活かす道筋も描きやすくなっています。「まずは病院で基礎を固め、その後は訪問で生活支援に軸足を移す」といったキャリアの組み立ても、このエリアなら現実的に考えられます。
キャリアアップの機会につながりやすい
都心部には学会・研修会・勉強会の会場が集中しており、仕事帰りに学びの場へ足を運びやすいのも中央区で働く利点です。職場によっては研修費の補助や資格取得の支援制度を設けているところもあります。また、医療・介護・福祉の事業所が近距離に集まっているため、多職種とのつながりをつくりやすく、そのネットワークが次のキャリアの選択肢を広げてくれることもあります。日々の業務で得た気づきを学びの場で深め、それをまた現場に返していく。そんな循環をつくりやすいのは、都心で働く作業療法士ならではの環境といえるでしょう。
中央区での作業療法士求人の特徴と注意点

中央区で作業療法士の求人を探すときは、都心ならではの事情も知っておきたいところです。ここでは、応募前に押さえておきたい特徴と注意点を3つの視点から解説します。
給与水準と生活コストのバランス
都心の医療機関や訪問系の事業所では、給与が比較的高めに設定されている求人も見られます。一方で、中央区は家賃をはじめとした生活コストが高いエリアでもあります。給与の額面だけで比べるのではなく、住む場所・通勤時間・手当の内容まで含めたトータルのバランスで考えることが大切です。中央区はアクセスが良いぶん、少し離れたエリアに住んで通勤する働き方も現実的です。給与の詳細は募集時期や経験によって変わるため、最新の求人情報で確認しましょう。
求人数と職場の傾向を知っておく
1章で見たとおり、中央区は病院が4か所と限られるため、作業療法士の求人はどうしても数が少なめになります。募集が出るタイミングも読みにくいので、「中央区だけ」で待ち続けるより、隣接区や訪問系・介護系まで対象を広げて並行して探すほうが、結果的に希望に近い職場へ早くたどり着けることが多いです。また、1章で見たとおり、区内の病院は4か所、老健は実質1か所です。医療機関だけに絞らず、訪問・介護・発達支援まで含めて探すほうが、条件に合う職場に出会いやすくなります。気になる求人を見つけたら、募集要項の作業療法士の枠が何名か、リハビリ職の在籍状況はどうかまで確認しておくと、入職後の働き方をイメージしやすくなります。
訪問エリアや移動手段を確認しておく
訪問リハビリや訪問看護の仕事では、事業所の所在地だけでなく、実際に担当する訪問エリアの広さが働きやすさを左右します。移動手段と1日の訪問件数は面接や見学の段階で確認しておきたいポイントです。都心部は自転車や公共交通機関での移動が中心になることが多く、駐輪や雨の日の対応など、細かな運用も職場によって異なります。なお、精神科に特化したシンプレ訪問看護ステーションは、中央区を訪問エリアに含んでいます。事業所の対応エリアが自宅から通いやすい範囲かどうかも、あわせてチェックしておきましょう。
中央区で精神科訪問看護に携わる作業療法士の働き方

1章で触れたとおり、訪問看護ステーションのなかには精神科に特化したところがあり、そこで働く作業療法士もいます。身体のリハビリとはひと味違う、生活そのものを支える仕事です。ここでは精神科訪問看護での作業療法士の働き方を具体的に見ていきます。
精神科訪問看護で作業療法士が担う役割
精神科訪問看護では、うつ病や統合失調症などの疾患を持つ方の自宅を訪問し、主治医の指示書に基づいて支援を行います。作業療法士は「活動と参加」の専門職として、生活リズムづくりや日常の活動の立て直しに関わります。家事や外出など本人がやりたい活動を一緒に整理し、無理のないステップで取り組めるよう支えるのが役割です。体調や症状の変化に気づいたときは、看護師や主治医と情報を共有しながらチームで対応していきます。
1日のスケジュールと働き方のイメージ
訪問の仕事は、1件あたり30分から90分ほどの訪問を1日に数件まわるスタイルが一般的です。病棟のような夜勤はなく、日勤中心で予定を立てやすいのが特徴です。訪問の合間に記録や関係機関との連絡を行い、事業所によっては直行直帰やICTを活用した効率的な働き方を取り入れているところもあります。オンコールの有無や訪問件数の目安は事業所によって異なるため、求人票や面接で確認しておくと安心です。
未経験から始めるためのポイント
精神科や訪問の経験がなくても応募できる求人はあります。多くの事業所では、先輩との同行訪問や研修を通じて段階的に慣れていける体制を用意しています。大切なのは、利用者のペースに合わせて関わる姿勢と、分からないことをチームに相談できることです。身体障害領域や回復期で培った生活動作の視点は精神科の支援でも活きるので、これまでの経験を無駄にせずキャリアを広げられます。まずは見学や同行訪問で、仕事のイメージを確かめてみるのがおすすめです。
精神科訪問看護に少しでも興味が湧いたら、実際の求人を見てみるところから始めてみましょう。
シンプレの求人情報はこちら▼
中央区で働くならシンプレ訪問看護ステーション

シンプレ訪問看護ステーションは、精神科に特化した訪問看護を行うステーションです。看護師とともに作業療法士が在籍し、中央区を含む東京23区を中心に訪問活動を行っています。訪問看護や精神科が未経験の方の応募も受け付けており、安心して働き始められる環境づくりに力を入れています。ここでは、シンプレで働く4つの魅力を紹介します。
1. バックオフィスチームによる安心サポート
- 新規利用のご相談対応と受け入れ準備
- 計画書・報告書・情報提供書の印刷
- レセプト業務
- 営業電話への対応
- 関係機関へのご挨拶・連絡
- シフト調整
- 採用面接の対応
訪問看護の現場では、計画書や報告書といった書類づくりだけでなく、新規利用の相談対応やレセプトまで訪問スタッフに集まりやすく、それが残業の主な原因になりがちです。シンプレでは上に挙げた業務を専属のバックオフィスチームが担っているため、作業療法士は訪問に集中できる環境が整っています。仕事を持ち帰る場面を減らせることは、無理なく長く働き続けられる形につながります。
2. ICT化で効率的に働ける環境
- スマホ端末の支給
- ペーパーレスの運用
- 電子カルテの使用
シンプレでは業務のICT化を進めており、記録や情報共有にかかる時間を減らしています。訪問先で記録を済ませたり、移動中にチームへ相談したりと、時間と場所にしばられない働き方ができます。紙の書類を取りに事業所へ戻る必要が減るぶん、直行直帰など柔軟な動き方がしやすいのも特徴です。
3. オンラインでのカンファレンス体制
訪問の仕事は1人で利用者宅へ伺う場面が多いからこそ、チームで支え合う仕組みが重要です。シンプレではオンラインでのカンファレンスを取り入れており、訪問の合間でも事例の共有や相談がしやすい体制を整えています。判断に迷う場面でもすぐにチームへ相談できるため、1人で抱え込まずに済む安心感があります。作業療法士と看護師が職種の垣根なく意見を出し合えるのも、精神科特化のステーションならではです。
4. 研修制度で安心して成長できる
入職後は研修や先輩スタッフとの同行訪問からスタートし、精神科訪問看護に必要な知識と関わり方を段階的に身につけていけます。精神科の経験がない方でも、コミュニケーションの取り方や訪問の流れをひとつずつ学べるため、着実にステップアップできます。中央区は訪問エリアに含まれていますが、勤務地となる拠点は区内にはありません。新小岩サテライト(近隣)が通勤圏に入る方が多く、中央区やその周辺にお住まいの方も検討しやすい立地です。
働き方や募集状況について、まずは気軽に問い合わせてみてください。
※募集職種・雇用形態・勤務地は時期によって異なります。最新の募集状況はお問い合わせのうえご確認ください。 シンプレの求人情報はこちら▼
まとめ:中央区で作業療法士として自分らしく働くために

中央区で作業療法士が働ける職場は、病院、クリニック、訪問、介護施設、子どもの発達支援と幅広くあります。ただし区内の病院は4か所、老健は実質1か所です。地下鉄網が発達したエリアなので、隣接区まで含めて考えると候補は大きく広がります。
次に動くなら、求人サイトやエージェントへの登録と、気になる施設の採用ページのチェックを並行して進めてみてください。そのうえで見学や同行訪問の機会があれば、働く人の雰囲気を自分の目で確かめておくと安心です。
応募前に確認しておきたいのは、作業療法士の採用枠があるか、訪問ならどのエリアをどんな移動手段でまわるか、という2点です。募集状況は時期によって変わるため、各施設の公式情報で最新のものを確かめましょう。
精神科訪問看護は、生活そのものに寄り添う作業療法士の専門性を活かせる分野です。シンプレ訪問看護ステーションは中央区を訪問エリアに含み、未経験の方も研修や同行訪問から始められます。新しい一歩を考えている方は、ぜひ検討してみてください。
シンプレの求人情報はこちら▼
※本記事は2026年8月時点の情報をまとめたものです。掲載している施設名・募集状況・給与・働き方などの情報は変わる場合があります。最新の募集状況や勤務条件は、各施設の公式情報やシンプレ訪問看護ステーションにご確認ください。