疾患 2121-01-11

アルコール依存症と離脱症状の関係とは?

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アルコール依存症の離脱症状について知りたいとお考えですか?

アルコール依存症は1人での治療が難しい疾患です。特に離脱症状は進行すると仕事でトラブルを起こしたり家庭崩壊を招くこともあります。

この記事では離脱症状だけではなく、治療方法や治療中のサポートについても紹介していきますので最後まで読んでくださいね。

アルコール依存症の離脱症状は怖い

アルコール依存症_被害の画像

離脱症状とは?

離脱症状とは飲酒をやめることであらわれる症状であり、アルコール依存症の場合早期離脱症状と後期離脱症状があります。

アルコール依存の方の体内のアルコール濃度が下がってくると離脱症状が現れ始めます。

自律神経障害や情緒障害その他様々な不調があらわれ、人間関係や日常生活に支障をきたしてしまうのが特徴です。

これらの不快な症状から逃れるために、再度アルコールを摂取してしまうというのが離脱症状の怖いところです。

離脱症状の主な症状

初期症状
・手のふるえ
・悪寒、寝汗
・イライラ、不安
・焦燥感など

後期症状
・抑うつ状態
・幻視
・幻聴
・記憶障害

アルコール依存症の離脱症状には、先程ご紹介した通り早期離脱症状と後期離脱症状の2種類があります。

早期離脱症状は飲酒をやめて数時間で現れ、手や身体の震え・不眠・吐き気・イライラなどの不快な症状が現れます。

後期離脱症状は飲酒をやめて2、3日後にあらわれ、幻視・見当識障害などが出ることが特徴です。

症状が重くなると抑うつ状態になることもあり、お酒がないと生きていくのが辛いと感じてしまう場合もあります。

アルコール依存症の症状

アルコール依存症_症状の画像

アルコール依存症の流れ

依存症との境界
ほとんど毎日飲み、酒がないと物足りない

依存症初期
初期離脱症状が起こる
(手の震え・悪寒など)

依存症中期
・離脱症状を抑えるために飲酒する
・酒によるトラブルが起こる

依存症後期
・抑うつや幻聴などの離脱症状がでる
・仕事や家族の崩壊

アルコール依存症は習慣的に飲酒をするようになることから始まります。就寝前などの飲酒が日常生活の中で欠かせなくなっていくのです。

飲酒が習慣的になると、次は飲むお酒の量が増えていきます。就寝前のみだったのが昼間にも飲酒行為に奔る、など回数も増えるようになっていきます。

次第にお酒がないと日常生活や眠ることができなくなり、徐々に離脱症状が現れてくるというのが主な流れです。

離脱症状を抑えるためにさらに飲酒をし、幻覚や幻聴に悩まされるようになっていきます。

アルコール依存症によってリスクが高まる疾患

アルコール依存症になることによってリスクが高まる疾患があります。そちらについて詳しくご紹介していきます。

肝硬変

肝硬変とは肝臓に慢性的に炎症が起こり、それにより徐々に繊維化して肝臓としての機能を果たせなくなってしまう疾患です。

肝硬変の原因として多いのがB型肝炎ですが、アルコールも肝硬変の原因になる場合が多くあります。

肝臓とアルコールの関係は深く、アルコールを摂取する場合切っても切れない関係にあります。

飲酒量に関わらず肝硬変になる可能性はありますが、大量の飲酒は肝硬変になるリスクを高めるので注意が必要です。

糖尿病

糖尿病は血液中の血糖値が慢性的に高い状態を維持してしまう疾患であり、進行すると様々な症状が現れます。

糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病があり、2型糖尿病がアルコール依存症との関係が深くなります。

2型糖尿病は主に不摂生な食生活や過度な飲酒が原因とされ、多量の飲酒は2型糖尿病を引き起こすリスクが高くなるので注意が必要です。

2型糖尿病には初期症状がほとんどなく、発見が遅れると失明や手足の壊死など深刻な症状が現れます。

がん

がんは悪性腫瘍と呼ばれ、細胞の集団が勝手に増殖を行うようなってしまい、放っておくと全身に転移してしまいます。

がんは誰でもなる可能性がある疾患であり、2人に1人は一生のうちになんらかのがんになると言われています。

しかしがんは食生活や飲酒量、そして喫煙量の見直しでなりにくくすることが可能な疾患です。

アルコールの多量摂取や寝酒などは控え、健康的な食事と適度な運動を心がけることが大切になります。

アルコール依存症は治る?

女性_アルコール依存症2の画像

アルコール依存症の治療は入院

解毒治療
・体内からアルコールを抜く
・身体を障害から回復させる

リハビリ治療
・自分の飲酒欲求を振り返る
・お酒のない生き方の探索
・健康な身体や感性の回復を目指す

基本的にアルコール依存症の治療は専門の施設や病院に入院し、社会から切り離した環境で行われます。

治療内容は解毒治療とリハビリ治療を中心とし、アルコールを完全に断った環境で集中的に治療していきます。

解毒治療はアルコールが原因で起きてしまった身体への障害を取り払い、健康的な身体を目指すことが目的です。

リハビリ治療は今後アルコールを断つことができるよう、カウセリングなどを受けながら心の治療をしていきます。

退院後のアフターケアはあるの?

通院
アルコール依存症治療専門病院へ通院

薬の服用
抗酒薬を退院後も継続する

自助グループへの参加
・本人やその家族が同じ立場の人たちと交流
・断酒継続の助けとする断酒会等へ参加

退院後のアフターケアとしては、通院・薬の服用・自助グループへの参加などがあります。

どれも1度断つことができたアルコールを再び口にしないようにするということが目的です。

中でも通院は身体のチェックをしてもらえるという面でも、アルコール依存症を克服した方にとっては大切なアフターケアとなります。

また、自助グループへ参加することで、自分を見つめ直し再びアルコールを口にすることがないよう強い心を作ることも可能です。

アルコール依存症に用いられる薬

抗酒薬
・ジスルフィラム
・シアナミド

飲酒欲求を減らす薬剤
アカンプロサート

飲酒欲求を抑える薬剤
ナルメフェン

アルコール依存症に用いられる代表的な薬は4種類ほどあり、飲酒に対する欲求を減らす効果などが期待できます。

アルコール依存症の治療には効果的とされていますが、人によっては副作用が強く出る場合があります。

そのため、副作用の辛さから服用を辞めてしまう方も多く、再びアルコールを口にしてしまう可能性が上がるので注意が必要です。

副作用が辛い場合は担当の医師に相談し、勝手に服用をやめてしまうのは避けてください。

訪問看護で治療をサポート

看護師_指導2

アルコール依存症は1人では治せない?

アルコール依存症は克服するのが大変であり、1人で治すことは難しいと言われています。

私たちの生活には日常的に飲酒をする機会が多く、お酒を口にする機会は度々訪れるからです。

アルコール依存症を克服するには完全に、お酒を断つ必要があります。1口でも飲んでしまうと、また同じことを繰り返してしまいます。

そのため、家族や周りの人にサポートしてもらい、お酒を口にしないことを徹底して行う必要があるのです。

訪問看護とは?

訪問看護とは、看護師などの資格を持った人が自宅まで看護をしに来てくれるサービスのことです。

慣れ親しんだ自宅で看護を受けることができるので、リラックスした状態で過ごすことができます。

施設などに入所しなくて良いので、精神的負担やストレスが少ないというのが訪問看護のメリットです。

利用する方へのサポートのみではなく、家族や周りの人へのサポートもしてもらえます。

訪問看護でできること

訪問看護では、主に日常生活の介助を受けることができます。利用する方が自宅でいつもと同じような生活ができるよう考えられています。

食事・入浴・排泄の介助や、血圧や体調管理、その日の状態把握など様々なサポートを受けることが可能です。

また、薬の管理もしてもらうことができ、1日分の薬を揃えてもらえたり飲み忘れを防いでもらうこともできます。

先程もご紹介した通り家族へのサポートもあり、様々な情報を共有してもらえたり精神面のサポートも受けることが可能です。

アルコール依存症の治療ならシンプレがサポート

シンプレ

当ステーションについて

シンプレ訪問看護ステーションでは、精神疾患に特化した訪問看護を受けることができます。

訪問看護と同様日常生活の介助を始めとし、精神的な面のケアを受けることが可能です。

アルコール依存症や認知症など様々な精神疾患に対応しており、子供から大人まで利用することができます。

人によって様々な考え方や意見があることを尊重し、親身になった訪問看護を提供しています。

対応エリアを紹介

新宿区中野区豊島区
杉並区練馬区板橋区

シンプレ訪問看護ステーションでは、上記のリストを対象エリアとしています。

先ほどもご紹介した通り、子供から大人まで年齢に関わらず利用することが可能です。

対象エリア外にお住まいの方でも、状況などに応じてシンプレ訪問看護ステーションを利用できる場合があります。

シンプレ訪問看護ステーションを利用するには事前相談が必要なので、まずは電話で問い合わせましょう。

まとめ

アルコール依存症_断酒の画像

アルコール依存症の治療でお困りの方はシンプレ訪問看護ステーションの利用がおすすめです。

アルコール依存症は1人で完全に克服することは難しく、専門の知識を持った人からサポートを受けることも大切になります。

シンプレ訪問看護ステーションでは日常生活の介助から精神面のケアも受けることができ、アルコール依存症の治療のサポートもしてもらえます。

1人で抱え込まずに、専門的な知識を持った人や周りの人の力を借りながら治療していくことが大切です。