C-PTSD(複雑性PTSD)チェックリスト|原因・症状・治療法をわかりやすく解説
C-PTSD(複雑性PTSD)は、長期的なトラウマ体験によって引き起こされる精神的な障害で、通常のPTSDとは異なる特徴を持ちます。
近年、認知度が高まってきたものの、まだ十分に理解されていない部分も多くあります。「C-PTSD チェック」という言葉で検索される方も増えており、自分や身近な人がC-PTSDに該当するのかどうかを確認したいというニーズが強まっています。
この記事では、C-PTSDの定義や特徴、症状チェックの方法、原因、診断基準、治療法についてわかりやすく解説していきます。正しい知識を持つことは、早期の支援や回復への第一歩となります。
C-PTSDとは?

C-PTSD(Complex PTSD、複雑性心的外傷後ストレス障害)は、長期間にわたる繰り返しのトラウマ体験によって発症する精神疾患です。
一般的なPTSDが単発的な強いストレス体験(事故や災害など)をきっかけに生じることが多いのに対し、C-PTSDは虐待や継続的な暴力、長期にわたる支配的な環境といった「逃げ場のない状況」が要因となりやすいのが特徴です。
そのため、症状も多岐にわたり、日常生活や人間関係に大きな影響を及ぼすことがあります。
C-PTSDとPTSDの違い
PTSDとC-PTSDは似ている部分がある一方で、いくつかの重要な違いがあります。
PTSDではフラッシュバックや過覚醒といった症状が中心となりますが、C-PTSDではそれに加えて「自己否定感の強さ」「感情のコントロールが難しい」「人間関係の困難」といった特徴が見られることが多いです。
つまりC-PTSDは、単なる外傷体験の記憶だけでなく、長期的な生活そのものに影響を及ぼすケースが少なくありません。
C-PTSDの特徴的な症状をチェック

C-PTSDは症状が多様で、日常生活や人間関係に深刻な影響を及ぼすことがあります。そのため、自分や大切な人がC-PTSDの可能性があるのかを把握するために、特徴的な症状を理解しておくことはとても重要です。
セルフチェックを行うことは目安になりますが、最終的な診断は医師による評価が必要です。ここでは、C-PTSDに多く見られる症状と、簡易的なセルフチェックリストを紹介します。
C-PTSDによく見られる症状
C-PTSDにはいくつか共通して見られる症状があります。
例えば、過去のトラウマ体験が何度も思い出される「侵入症状」、人や環境を避けたくなる「回避症状」、常に緊張して落ち着かない「過覚醒症状」が代表的です。さらにC-PTSDでは、通常のPTSDに加えて以下のような特徴が見られやすいとされています。
- 自分には価値がないという強い自己否定感
- 怒りや不安など感情のコントロールが難しい
- 他者との信頼関係が築きにくく孤立しやすい
- 慢性的な虚無感や抑うつ状態
- 心身の不調(頭痛、腹痛、疲労感など)
こうした症状は人によって程度や出方が異なるため、「自分はC-PTSDかもしれない」と感じたときは専門家に相談することが大切です。
C-PTSDセルフチェックリスト(目安として確認)
C-PTSDは複雑で診断が難しい疾患ですが、セルフチェックを行うことで「専門医に相談した方がよいかどうか」の目安になります。
以下のような項目が複数当てはまる場合、受診を検討することをおすすめします。
- 過去のつらい出来事が繰り返し思い出され、強い苦痛を感じる
- 人との関係を避けたい、または他人を信頼できないと感じる
- 怒りや不安がコントロールできず生活に支障がある
- 自分を責める気持ちが強く、自尊心が低い
- 慢性的な虚しさや絶望感を感じている
- 頭痛や胃痛など、身体的な不調が続いている
このセルフチェックはあくまで目安であり、診断を代替するものではありません。診断は必ず専門医が行います。
症状が続いている、または生活に支障をきたしている場合は、必ず医師や専門機関に相談してください。 早期に適切な治療や支援を受けることで、回復の可能性を高めることができます。
C-PTSDの原因にはどんなものがある?

C-PTSDは、単発的な出来事によるPTSDとは異なり、長期間にわたるトラウマ体験が原因となることが多いです。
特に「逃げられない」「繰り返される」といった状況が続いたとき、心身に大きな負担がかかり、複雑性PTSDへとつながるケースが少なくありません。ここでは代表的な原因について詳しく解説していきます。
深刻な育児放棄
幼少期に親や養育者から十分な愛情やケアを受けられなかった場合、自己肯定感や安心感を育むことが難しくなります。
食事や衣服といった生活の基本的なニーズが満たされないだけでなく、感情面でのサポートが欠如することにより、心の発達に大きな影響を及ぼします。その結果、成人後にC-PTSDを発症するリスクが高まるとされています。
繰り返される虐待
身体的虐待や性的虐待、心理的虐待などが長期間にわたって続くと、被害者は「自分には価値がない」と感じたり、常に不安や恐怖にさらされることになります。
特に虐待が日常の一部となり逃げ場がない場合、心は深刻なダメージを受け、複雑性PTSDにつながりやすくなります。
繰り返し暴力行為を受けた
家庭内暴力(DV)やいじめなど、継続的に繰り返される暴力行為もC-PTSDの大きな原因の一つです。
暴力を受け続けることで心身に強いストレスが蓄積し、自己防衛のために感情を麻痺させるなどの反応が見られることがあります。こうした反応が慢性的になると、日常生活や人間関係に深刻な影響を及ぼします。
その他の長期的なトラウマ体験
戦争や災害、監禁、過酷な労働環境などもC-PTSDの原因となる場合があります。
これらの体験は「自分の力ではどうにもならない状況」であることが多く、無力感や絶望感が心に刻み込まれるのです。特に、幼少期や思春期といった発達段階でこうした体験をすると、心に与える影響は非常に大きく、成人してからも長期にわたり症状が続くことがあります。
このように、C-PTSDの背景には多様で深刻な体験が存在します。
原因を理解することは、自分や身近な人の苦しみを正しく捉える第一歩となり、適切な治療や支援につなげるためにも欠かせません。
C-PTSDの診断基準は?

C-PTSDを正しく理解するためには、どのような基準で診断されるのかを知っておくことが大切です。
セルフチェックによって自分の状態を把握することは役立ちますが、あくまで参考であり、正式な診断は専門の医師が行うものです。
ここでは国際的に用いられる診断基準と、セルフチェックとの違いについて説明します。
国際的な診断基準(ICD-11など)
世界保健機関(WHO)が策定する国際疾病分類「ICD-11」では、C-PTSDはPTSDの診断基準に加えて、さらに3つの要素が重視されています。
それは「持続的な自己否定感」「感情のコントロールの困難さ」「対人関係の著しい障害」です。これらが長期間続く場合、C-PTSDと診断される可能性が高くなります。
つまりC-PTSDは、単なる過去のトラウマ記憶にとどまらず、その人の人格的な側面や日常生活に広く影響を与える疾患であると理解されています。
この基準に基づいて医師が総合的に判断を行います。症状の有無だけでなく、持続期間や生活への影響度なども評価される点が特徴です。
セルフチェックとの違い(あくまで医師の診断が必要)
一方で、インターネットや書籍などで紹介されている「C-PTSDセルフチェック」は、あくまで目安にすぎません。
セルフチェックでは「当てはまる症状が多いかどうか」を簡単に確認することができますが、それだけでC-PTSDかどうかを判断することはできません。特に抑うつ症状や不安障害など、似た症状を示す他の疾患も多いため、自己判断だけで結論を出すのは危険です。
セルフチェックで複数の項目に当てはまる場合は、必ず医師や専門の相談機関に相談するようにしましょう。診断を受けることで、必要な治療方針や支援体制が整えられるようになります。
まとめると、セルフチェックは「気づきのきっかけ」、診断基準は「正式な判断基準」として区別して考えることが重要です。
C-PTSDの治療方法は?

C-PTSDは症状が長期にわたって続くことが多いため、適切な治療を受けることがとても重要です。
治療は一つの方法だけで完結するのではなく、薬物療法・心理療法・生活支援などを組み合わせて行うのが一般的です。自分に合った治療法を見つけることが回復の大きな鍵となります。ここでは代表的な治療法を紹介します。
薬物療法(抗うつ薬・抗不安薬など)
エビリファイ・炭酸リチウム(リーマス)
ロゼレム・桂枝加芍薬湯・四物湯
攻撃的な言動
リスパダール・炭酸リチウム(リーマス)
ロゼレム・桂枝加芍薬湯・四物湯
被害念慮
ジプレキサ・炭酸リチウム(リーマス)
ロゼレム・桂枝加芍薬湯・四物湯
不眠
レンドルミン
C-PTSDの症状の中には、抑うつや不安、不眠といったものがあり、これらは薬物療法によって軽減できる場合があります。
抗うつ薬や抗不安薬、睡眠導入剤などを症状に応じて使用することで、気持ちの安定や生活リズムの改善が期待できます。
ただし、薬はあくまで「症状を和らげるためのサポート」であり、根本的な解決のためには心理療法との併用が欠かせません。
心理療法(認知行動療法・EMDR・トラウマ焦点療法など)
トラウマ体験を思い出しながら
不安や恐怖を徐々に減らしていく
認知処理療法 (CPT)
トラウマ体験に対する考えや信念を修正することで
症状を改善していく
眼球運動による脱感作・再処理法 (EMDR)
トラウマ体験を思い出しながら
左右に動く光や音に集中することで
症状を改善していく
心理療法はC-PTSD治療の中心的な方法です。
代表的なものに、思考のゆがみを修正する「認知行動療法」、トラウマ記憶を整理し直す「EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)」、そしてトラウマ体験に焦点をあてて安全に扱う「トラウマ焦点療法」などがあります。
これらの療法は、過去の体験を無理に忘れさせるのではなく、適切に整理して現在の生活への影響を減らすことを目的としています。
専門家と共に少しずつ取り組むことで、心にかかる負担を軽減し、回復への道が開けます。
生活の安定やセルフケアの重要性
C-PTSDの回復には、治療だけでなく日常生活の安定も大切です。
規則正しい睡眠や栄養バランスの取れた食事、適度な運動は、心身を整える基本になります。
また、リラクゼーション法や趣味の時間を持つなど、自分を安心させる工夫も有効です。セルフケアを習慣化することで、症状の悪化を防ぎやすくなります。
さらに、支援機関や訪問看護サービスを利用することで、治療の継続や生活のサポートが受けやすくなります。
孤立せずに支援を得ることが、長期的な回復に大きな意味を持ちます。C-PTSDは一人で抱え込むべきものではなく、専門的な治療と支援を組み合わせていくことが必要です。
C-PTSDの原因となったトラウマを扱う際の注意点

C-PTSDの回復にはトラウマ体験を適切に整理することが欠かせませんが、無理に向き合おうとするとかえって症状が悪化する恐れもあります。
そのため、トラウマを扱う際には安全性と段階性がとても重要です。ここでは、トラウマに取り組む際に意識しておきたい注意点を解説します。
普段の生活に安心感や余裕があるときに
トラウマに向き合うためには、まず日常生活にある程度の安定が必要です。
例えば、睡眠や食事のリズムが整っていること、サポートしてくれる人が身近にいることなどが安心材料となります。
心身が不安定な時期に無理に取り組むと、強い不安やフラッシュバックが出やすくなるため注意が必要です。治療のタイミングは専門家と相談しながら決めていくことが大切です。
トラウマ反応・対処法を把握してから
トラウマを思い出した際にどんな反応が出やすいのかを知っておくことも重要です。
例えば「強い不安」「動悸や発汗」「涙が止まらない」といった反応が考えられます。これらに対処する方法をあらかじめ用意しておけば、再体験が起きても落ち着きを取り戻しやすくなります。
呼吸法やグラウンディングなどのセルフケア法は効果的です。自分の反応を理解し、安心できる方法を持つことは、トラウマに取り組む際の大きな助けになります。
安心できる相手に対して無理のない範囲で
トラウマ体験を一人で抱え込むのは非常に負担が大きいため、信頼できる相手に話すことが推奨されます。
ただし、詳細を無理に語る必要はありません。安心できる範囲で、少しずつ自分の気持ちを共有していくことが大切です。専門のカウンセラーや医師、または精神科訪問看護などの支援サービスを活用するのも良い方法です。
外部のサポートを受けることで、自分のペースを守りながら安心して取り組むことができます。
C-PTSDの原因となったトラウマを扱うときには、「無理をしない」「一人で抱え込まない」「安心できる環境を整える」という3つがポイントです。
焦らず段階を踏むことで、少しずつ心の整理ができ、回復につながっていきます。
C-PTSDの相談はどこにすればいいのか?

C-PTSDの症状に悩んでいても、「どこに相談したらいいのかわからない」という方は少なくありません。
症状を一人で抱え込んでしまうと悪化する可能性があるため、信頼できる相談先を見つけることが大切です。ここでは代表的な相談先を紹介します。
専門家の相談先
こころの健康・保健・医療・福祉に関する相談
未治療・医療中断の方の受診相談
思春期問題・ひきこもり相談
アルコール・薬物依存症の家族相談
精神保健福祉センター
こころの健康についての相談
社会復帰についての相談
アルコール・薬物依存症の家族の相談
ひきこもりなど思春期・青年期問題の相談
精神保健福祉全般にわたる相談
いのちの電話
自殺を考えている人からの電話を
匿名で受け悩みを聞く
SNS相談窓口
・こころのほっとチャット
・生きづらびっと
まずは心理カウンセラーや臨床心理士など、心の問題を専門に扱うカウンセラーへの相談が有効です。
安全な環境で気持ちを話すだけでも、心の負担が軽くなることがあります。
また、地域の精神保健福祉センターや支援団体では、無料で相談を受けられる窓口が設けられている場合もあります。早い段階で相談を始めることが、回復への大きな一歩となります。
精神科・心療内科への受診
症状が長引いている場合や日常生活に支障が出ている場合は、精神科や心療内科の受診を検討しましょう。
医師による診断を受けることで、C-PTSDかどうかを明確にし、適切な治療方針を立てることができます。
薬物療法や心理療法など、自分に合った方法を組み合わせてもらえる点も大きなメリットです。「受診するのは大げさかも」とためらう必要はありません。症状がつらいと感じた時点で、医療機関に相談して良いのです。
精神科訪問看護を利用するという選択肢も
外出が難しい、定期的にサポートを受けたいといった方には、精神科訪問看護という制度もあります。看護師などの専門職が自宅を訪問し、服薬や生活面の支援を行うサービスです。
病院に通うだけでは不安な場合でも、訪問看護を利用することで安心して治療を続けられる環境を整えることができます。
特にC-PTSDの方は日常生活の安定が重要であるため、このような在宅支援を取り入れるのは大きな助けとなります。
C-PTSDは一人で抱え込まず、専門家や医療機関に相談することが回復の第一歩です。自分に合った相談先を見つけ、安心して支援を受けられる環境を整えていきましょう。
精神科訪問看護ではどんなことをしてもらえるのか?

C-PTSDの方にとって、外出や通院そのものが負担となるケースは少なくありません。そんなときに利用できるのが「精神科訪問看護」です。これは看護師などの専門職が自宅を訪問し、生活や治療を支える制度です。安心できる環境で支援を受けられることが大きな特徴で、継続的な治療や生活の安定に役立ちます。
精神科訪問看護とは?
| サービス名 | 精神科訪問看護 |
|---|---|
職種![]() |
・看護師 ・准看護師 ・作業療法士 |
訪問日数![]() |
原則週3日以内 (※例外もあります。) |
精神科訪問看護は、精神疾患を持つ方が地域で安心して暮らし続けられるようサポートするサービスです。
訪問するのは精神科の経験を持つ看護師や准看護師、作業療法士などの専門職で、医師の指示に基づいてケアを行います。
病院での治療だけではカバーしきれない部分を補い、在宅での生活を支える役割を担っています。「治療の延長を自宅で受けられる支援」だとイメージするとわかりやすいでしょう。
精神科訪問看護のサポート内容
- 症状のコントロールや治療の相談
- 日常生活の援助
- 対人面の相談
- 気分転換の援助・健康管理
- 服薬管理状況確認、援助
- 家族の悩みや不安の解消
- 社会資源の活用援助
サポート内容は幅広く、症状や生活の状況に応じて柔軟に対応してもらえます。
たとえば服薬管理のサポートでは、飲み忘れや過量服薬を防ぎ、安定した治療を続けることが可能になります。
また、日常生活のリズムを整える支援や、再発予防のための体調チェックも行います。さらに、トラウマに関連した不安や緊張に対しても寄り添い、安心できる環境づくりをサポートします。
家族への支援も重要な役割のひとつです。C-PTSDの方を支える家族も大きな負担を抱えていることが多いため、訪問看護では家族への相談対応やケア方法のアドバイスも行います。
こうしたサポートにより、本人だけでなく家族も安心して生活できる体制が整えられます。
精神科訪問看護は、医療と生活の両面から支えてくれる仕組みです。C-PTSDの方が「一人で抱え込まなくてもいい」と感じられることは、症状の改善や社会復帰への大切なステップとなります。
精神科訪問看護ならシンプレ看護ステーションへ!

C-PTSDでお悩みの方にとって、信頼できる訪問看護ステーションを見つけることはとても大切です。シンプレ訪問看護ステーションでは、精神科に特化した訪問サービスを提供しており、ご本人とご家族の安心を第一に考えたサポートを行っています。ここでは、シンプレの看護内容や対応エリアについてご紹介します。
シンプレ訪問看護ステーションの看護内容
C-PTSD・適応障害・うつ病
統合失調症・双極性障害・不安障害
パーソナリティ障害・アルコール依存
知的障害・発達障害 等 精神疾患全般
主な看護内容
生活支援・症状の悪化防止・服薬支援
社会復帰へのサポート・家族の方への支援
当ステーションは、看護師・准看護師・作業療法士が在籍しており、それぞれの専門性を活かした支援を行っています。
また、うつ病・統合失調症・発達障害・双極性障害・不安障害など幅広い疾患に対応しており、C-PTSDを含むトラウマ関連疾患にも柔軟に対応可能です。
「病院に通うだけでは不安」「一人での生活に支障がある」といった方にとって心強い存在となるでしょう。
シンプレ訪問看護ステーションの対応エリア
-
<東京都>
・東京23区
※足立区、荒川区は1部エリアとなります。
・西東京市
・三鷹市
・調布市
・武蔵野市
・府中市※1部エリア
・東久留米市※1部エリア
<埼玉県>
・和光市
・朝霞市
・戸田市※1部エリア
・川越市※1部エリア
・新座市※1部エリア
・川口市※1部エリア
シンプレは東京都23区を中心に、西東京市・武蔵野市・三鷹市・調布市・府中市・東久留米市、さらに埼玉県の一部エリアまで幅広く対応しています。
近隣の市区町村であれば訪問できる場合もありますので、まずはお気軽にご相談ください。
訪問時間は1回30分〜90分で、週1〜3回を基本としています。場合によっては週4回以上の訪問にも対応可能です。
また、土曜・祝日も訪問を行っているため、ライフスタイルに合わせた利用が可能です。こうした柔軟な対応により、多くの利用者さまから信頼をいただいています。
C-PTSDの方が安心して治療や生活を続けられるよう、シンプレ訪問看護ステーションは医療・生活の両面からサポートいたします。自宅での支援を希望される方は、ぜひシンプレにご相談ください。
ご相談の問い合わせはこちら▼
まとめ:C-PTSDかどうかをチェックして早めに正しい対策をとっておこう!

C-PTSDは、長期的なトラウマ体験によって心に深い傷を残し、日常生活や人間関係に大きな影響を与える疾患です。
症状は多様で個人差がありますが、「自己否定感が強い」「感情のコントロールが難しい」「人との関係を築くのが困難」といった特徴が見られることが多いです。
インターネット上のセルフチェックはあくまで目安であり、最終的な診断は医師による評価が必要となります。
セルフチェックはあくまで目安
「もしかしたらC-PTSDかもしれない」と感じたときに、セルフチェックを活用するのは有効です。症状を把握し、受診のきっかけにすることができます。
しかし、セルフチェックの結果だけで判断してしまうと、他の疾患と見分けがつかない場合があります。そのため、自己判断で放置するのではなく、専門家への相談につなげることが大切です。
「気になる段階」で早めに相談することが、回復を早める第一歩になります。
疑いがあれば医療機関への相談が大切
C-PTSDの疑いがあるときは、精神科や心療内科といった医療機関に相談するのが望ましい方法です。
診断を受けることで、薬物療法や心理療法、訪問看護など、自分に合った治療や支援を受けることができます。
特に、外出が難しい方や日常生活の支援が必要な方にとっては、精神科訪問看護を利用するのも安心できる選択肢です。
C-PTSDは一人で抱え込むべきものではありません。信頼できる相談先を見つけ、専門的な治療や支援を受けることで、少しずつ生活の安定と回復を目指すことができます。
早めに行動することで、今の苦しみを和らげるだけでなく、将来的な再発予防にもつながります。
この記事で紹介したチェック項目や原因、治療法などを参考に、まずは自分や身近な人の状況を振り返ってみてください。
そして必要に応じて医療機関や支援サービスへつなげることが、安心して暮らすための大きな一歩となります。
ご相談の問い合わせはこちら▼
高座渋谷つばさクリニック
医師:武井智昭
外来としてはうつ病(うつ状態)が年間300名程度はおりこちらが得意分野です。この他に、思春期特有の対応(起立性調節障害や拒食症など)も行っています。心療内科としては10年、日本精神神経学会会員に所属
本記事へのコメント
毎日、過去のつらい記憶に苦しめられながら、それでも何とか日々を過ごしてこられたこと、本当に大変であったと思います。
突然のフラッシュバック、眠れない夜、感情が溢れ出してしまう瞬間——それらはあなたが弱いからではありません。繰り返されたトラウマ体験が、心と体に深い傷を残しているのです。
「もう治らないのでは」と不安に思われるかもしれません。適切な治療とサポートによって、必ず回復への道は開けます。
あなたのペースで、信頼できる専門医とともに、少しずつ前に進んでいきましょう。薬物療法や心理療法、訪問看護など、選択肢があります。
一人で抱え込まないでください。あなたの苦しみを理解し、寄り添ってくれる専門家が必ずいます。勇気を出して、相談してみませんか。
あなたの回復を心から信じています。
監修日:2025年11月26日
記事検索
人気記事
最近の投稿
これまでの記事
- 2025年4月 (3)
- 2025年3月 (8)
- 2025年2月 (12)
- 2025年1月 (6)
- 2024年12月 (7)
- 2024年11月 (5)
- 2024年10月 (4)
- 2024年8月 (7)
- 2024年7月 (7)
- 2024年6月 (8)
- 2024年5月 (3)
- 2024年4月 (3)
- 2024年3月 (1)
- 2024年2月 (10)
- 2024年1月 (6)
- 2023年12月 (5)
- 2023年7月 (2)
- 2023年6月 (11)
- 2023年5月 (6)
- 2023年4月 (8)
- 2023年3月 (9)
- 2023年2月 (28)
- 2023年1月 (20)
- 2021年10月 (1)
- 2021年9月 (10)
- 2021年8月 (21)
- 2021年7月 (12)
- 2021年3月 (5)
- 2021年1月 (10)
- 2020年11月 (31)
- 2020年10月 (7)


