疾患 2020-11-13

精神疾患ごとの治療薬について紹介

シンプレ訪問看護_ロゴ

精神疾患を治療するにあたって、薬はとても大事ですよね。

とはいえ分かってはいても、毎日飲まなければならないとなると、うっかり飲み忘れてしまったり、飲むのが嫌になってしまう方もいると思います。

そんな方には服薬管理も行う精神科訪問看護のシンプレがおすすめです。

おもな精神疾患と使われる薬をチェック

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統合失調症

疾患名
統合失調症
よく使われる薬
・クロルプロマジン
・塩酸塩
・ハロペリドールなど

統合失調症とは、現在100人に1人の割合で発症している身近な精神疾患です。幻覚や妄想などの症状が特徴的な疾患ですが、適切な治療を受けることで回復も見込めます。

治療に使用される薬は、統合失調症の治療を目的に開発された抗精神病薬です。抗精神病薬はドーパミンの働きを調整し、脳を正常な状態に整えます。

症状や体質に合わせて薬は処方されますが、現在の主流はリスペリドンなどの非定型抗精神病薬です。比較的新しい治療薬で、副作用が少ない点が特徴的です。

うつ病

疾患名
うつ病
よく使われる薬
・アモキサピン
・マプロチリンなど

うつ病は「気分が重い」「眠れない」「死にたい」など、気分の落ち込みが長期間改善されない時に診断されます。

治療薬である抗うつ薬は、脳内の神経伝達系に作用して脳内の調整を行う薬です。飲み始めてから作用するまで1~2週間は時間がかかります。

投薬は約半年を目安に行われるので、症状が改善したからと言って勝手に服薬を止めないでください。うつ病は特に再発の可能性が高い精神疾患です。

うつ病に限らずどの病気でも、主治医の指示にはきちんと従ってください。

境界性パーソナリティ障害

疾患名
境界性パーソナリティ障害
よく使われる薬
・アリピプラゾール
・バルプロ酸ナトリウムなど

パーソナリティ障害とは、人とは外れた行動や言動をしてしまい本人はもとより周囲にも影響を与えてしまう精神疾患です。

パーソナリティ障害は、性格が悪いのではありません。精神疾患に分類される病気で、しっかりと治療を行えば改善されます。

治療法は心理社会治療(精神療法やカウンセリングなど)が主ですが、症状によっては治療薬を併用する場合もあります。使用するのは統合失調症で使用される抗精神病薬などです。

また、パーソナリティ障害は他の精神疾患を引き起こしやすいので、そちらの治療のための薬も処方される場合があります。

解離性障害

疾患名
解離性障害
よく使われる薬
精神療法が多いため主な薬はなし

解離性障害とは、感覚をまとめる能力が低下し、他人格が現れたり異常行動を起こす状態のことです。

記憶が失われたり、1つの体に複数の人格を有する多重人格障害と呼ばれる障害が表れたりします。

解離性障害は症状が複数あり、根本的な治療薬が開発されていません。そのため、治療はカウンセリングや精神療法が一般的です。

また、周囲の理解も必要なため、家族や周囲の方への情報提供にも積極的に行います。他の精神疾患を併発している場合は、その精神疾患に対しての薬物治療は行われます。

おもな睡眠剤をチェック

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睡眠時間ごとの種類

時間 薬名
超短時間型

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・ハルシオン
・アモバンなど
短時間型

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・レンドルミン
・デパスなど
中間型

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・ロヒプノール
・サイレースなど
長時間型

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・ドラール
・ベノジールなど

一口に睡眠剤と言っても、その種類・効能はさまざまです。まずは、それぞれの持続時間を紹介していきます。

超短時間型は、効果のピークが1時間未満で作用する時間も2~4時間ほどです。短時間型はピークが1~3時間、作用する時間が6~10時間になります。

中間型と長時間型はさらに長時間作用し、ピークが1~5時間で作用時間は20~24時間を超えることもあります。

ただし、処方された睡眠剤を既定の倍量飲んだとしても、作用する時間が倍になるわけではありません。眠れないからと多く服用しても意味がないのです。

不眠に効果のある抗うつ剤

薬名 時間
ミルタザピン

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1.5
アミトリプチリン

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4.5
ミアンセリン

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2
トラゾドン

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3~4

睡眠に効果のある抗うつ薬は、特性として抗ヒスタミン作用が強いとされるNaSSAや四環系、三環系などです。

セロトニン2受容体をブロックする作用があるので、より深い睡眠をとれる効果が期待できます。このように睡眠薬代わりとされる抗うつ薬は、鎮静系抗うつ薬と呼ばれています。

この中でもアミトリプチリンは、レム睡眠を少なくする作用がある抗うつ薬です。レム睡眠の時間が減ると夢を見る頻度も減るので、悪夢に悩まされている方に処方されます。

副作用として、眠気やめまいが起こる可能性があります。自動車などの運転は注意が必要です。

不眠に効果のある抗精神病薬

薬名 時間
リスペリドン

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1~3
オランザピン

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4.8
クエチアピン

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2.6
レボプロマジン

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1~4
クロルプロマジン

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3.2

前述している通り、抗精神病薬においては統合失調症治療のために開発された治療薬です。睡眠薬としての作用時間は、短時間型から長時間型まで幅広く取り揃えられています。

抗精神病薬は、ドーパミンの働きを調整する薬です。鎮静効果は、薬の効果でドーパミン2受容体をブロックすることで得られます。

また、非定型抗精神病薬に分類されるレボメプロマジンとクロルプロマジンは、セロトニンにも作用するので眠りを深くする効果も期待できます。

紹介した薬は、アルコールの影響を受けます。強く効きすぎる危険性があるので注意してください。

服薬管理なら精神科訪問看護がおすすめ

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服薬の状態を管理してくれる

精神疾患治療は、重度でない限り在宅で行われます。入院措置をとられる場合もありますが、ある程度症状が落ち着くと在宅に切り替わる仕組みです。

訪問看護のサポート内容は多岐に渡りますが、その中に服薬の補助も含まれます。精神疾患の患者にとって、毎日の服薬は症状の改善に必要な行為です。

しかし、決められたルーティンを行うことが困難な患者も多くいます。そんな時に訪問看護のスタッフが補助することで、飲み忘れや過剰に飲みすぎることを防ぐことが可能です。

他にも精神科の訪問看護ではこんなこともしてくれる

  • 日常生活の維持
  • 生活技能の獲得・拡大
  • 対人関係の維持・構築
  • 家族関係の調整
  • 精神症状の悪化や増悪を防ぐ
  • ケアの連携
  • 社会資源の活用
  • 対象者のエンパワーメント

リストに記載しているのは、訪問看護で受けることができるサポート内容の一例です。訪問看護は看護師が訪問するので、医師の指示があれば医療行為も行えます。

そのため、病気や怪我などの治療に重きを置いたサポートを受けることが可能です。もちろん、日常生活のサポートもできます。

サポートの対象は患者本人に限りません。精神疾患は家族や周囲の人間との関係が治療に大きく作用することから、家族関係の維持や構築にも力を入れているのです。

また、家族が周囲から孤立しないように、関連施設との連携も図りながらサポートを行います。

精神科訪問看護は自宅でリラックスして看護を受けられる!

訪問看護のメリットの1つが、住み慣れた自宅で療養できる点です。精神疾患患者の中には、環境の変化に弱く、環境が変わると強いストレスを感じる方がいます。

そのような方は入院措置をとらずに、在宅で療養を行った方が高い治療効果を期待できるのです。

患者本人がリラックスできる場所であれば、訪問看護のサポートを受け入れやすくなります。

コミュニケーションによって病状を観察してくれる!

精神疾患の治療の中で、コミュニケーションはとても重要です。なぜならそれは、心で感じている苦しさなどを伝えてもらわないと、どんな治療法が良いのかわからないからです。

訪問看護では専門知識を持つ医療従事者が、自宅での様子や本人との会話などを観察し病状を把握することができます。

知りえた情報を医師と共有することで、患者や家族にとってより良い治療法やサポートを提供することができるのです。

シンプレ訪問看護ステーションをチェック

シンプレ

シンプレ訪問看護ステーションの特徴とは

シンプレ訪問看護ステーションは、主に精神科に特化した訪問看護を行います。利用者であれば24時間365日、緊急時に対応することも可能です。

スタッフは専門知識と豊富な経験を併せ持つ看護師や作業療法士などです。利用者の状態に合わせてチームを組み訪問看護にあたります。

また、地域に密着した活動を行っているので、医療機関や保健所など地域を管轄する施設とは連携を図りながらも、社会復帰への支援を行っています。

シンプレ訪問看護ステーションの対応エリア

新宿区中野区豊島区
杉並区練馬区板橋区

シンプレ訪問看護ステーションの対応エリアは、リストに記載している区内です。エリア外でも対応できる場合もあるので、まずは相談をしてみてください。

相談は随時受け付けています。ただし、営業日が月~金曜日の平日のため、土日など休日の連絡は返信が遅れる場合があります。

相談窓口は電話・FAX・メールの3つです。詳しい内容は直接面談で聞き取りを行うので、まずは訪問看護を受けたい旨を伝えてください。

精神科訪問看護の料金をご紹介

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金額は人によってさまざま

精神科訪問看護の料金は、基本療養費から加算分まで細かく決まられています。利用者によって訪問する回数や時間が異なるので、一概にいくらとは言えません。

シンプレでは原則行っていませんが、症状や環境によっては1日に複数回訪問することもあります。その際は1日の回数に応じて基本料金に加算される仕組みです。

例えば、1日に2回訪問した際は+4,500円で、3回以上では+8,000円です。ただし、保険適用となるので全額負担するわけではありません。

また、看護職員が看護師等と同時に訪問看護を行った場合や1回の訪問看護の時間が90分を超える場合にも加算されます。

医療保険が適用される

精神訪問看護は医療保険が適用されます。患者の負担は年齢によって1~3割に抑えられているのです。

要介護度認定を受けている方は原則として介護保険の適用です。ただし、介護よりもより専門性の高い看護が必要な方は、その限りではありません。

介護保険の対象から外れるのは、ガンの末期患者など厚生労働大臣が定める疾病を患っている方。急激に症状の悪化した急性増悪の方や精神科訪問看護対象者です。

まとめ

医師

精神疾患の多くは、服薬で高い治療効果を出すことができます。しかし、日常生活がおぼつかない中で、患者本人や家族が服薬の管理をすることはとても大変です。

服薬に限らず、専門的なサポートを受けたい場合にはシンプレ訪問看護ステーションをおすすめします。

シンプレは精神科に特化した訪問看護を行う看護ステーションで、スタッフは豊富な知識と経験を持つ看護師などの医療従事者です。

24時間、休日でもオンコールで対応するなど、緊急時でも頼りになります。訪問看護を希望の方は、まずは相談から始めてみてください。