てんかんの症状とは?発作の種類・原因・診断・治療まで徹底解説。
てんかんの症状は、意識を失ってけいれんが起こるものから、急に動作が止まりぼんやりするものまで幅広く、人によって現れ方が異なります。
てんかんによる症状は脳のどの部位に異常が起きているかによって変わるため、一見するとてんかん発作と気づきにくいケースも少なくありません。
この記事では、てんかんの基礎知識として「てんかんとはどのような病気か」「どんな症状があるのか」についてわかりやすく解説します。
てんかんの症状で不安を感じている方の参考になる内容です。
てんかんとは?

てんかんの定義
てんかんとは、脳内で異常な電気信号が繰り返し起こることで発作を生じる慢性的な神経疾患です。
突然意識を失ったり、体が硬直したり、ぼんやりして反応がなくなったりと、その症状は多岐にわたります。
発作は数秒から数分で自然に治まることがほとんどですが、発作の種類や原因は人によって異なります。
また、てんかんは年齢や性別にかかわらず誰にでも起こりうる病気であり、小児から高齢者まで幅広い年代でみられます。
脳の障害によって発症する場合もあれば、はっきりした原因がわからないケースもあります。
てんかんの種類と特徴
てんかんの症状は、脳のどの部位で電気信号の異常が生じているかによって異なり、大きく「部分発作(焦点発作)」と「全般発作」に分類されます。
部分発作では、手足のぴくつきや意識の混濁など比較的軽度の症状が現れることが多く、周囲から気づかれにくいこともあります。
一方、全般発作では意識を完全に失い、強いけいれんや倒れ込みがみられることがあります。
さらに、同じ種類の発作でも症状の強さや頻度は人によって異なり、生活環境や体調が影響することもあります。
そのため、発作の特徴を理解し、適切な対処を身につけておくことが重要です。
てんかんの症状

強直間代発作
- 意識を失いけいれんが起こる
- 発作後30分〜1時間ほど眠ることも
強直間代発作(きょうちょくかんだいほっさ)は、体が急に硬直し(強直)、その後ガクガクとしたけいれん(間代)が続く代表的な発作です。
発作直前に叫び声のような音を出したり、呼吸が一時的に止まって顔色が悪くなることもあります。
けいれんは多くの場合1分以内で治まり、発作後は深い眠りにつくケースもみられます。
このような症状は突然起こるため、周囲が驚きやすいものの、多くは自然に治まります。
安全を確保しながら経過を見守ることが大切です。
欠神(けっしん)発作
- 数十秒間にわたり意識がなくなる
- 急に動作が止まりぼんやりする
欠神発作(けっしんほっさ)は、急に動作が止まり、ぼんやりして反応がなくなるなど、短時間の意識障害が特徴です。
周囲から見ると「急に固まった」ように見えるだけのため、注意散漫と誤解されることもあります。
発作は数秒〜30秒ほどで終わり、本人に記憶が残らないのも特徴です。
特に子どもに多く、授業中や会話中の小さな異変として現れることがあるため、学校生活の中でも気づける環境づくりが大切です。
ミオクロニー発作
- 手足、全身が瞬間的にこわばる
- 睡眠から目が覚めた時に起こりやすい
- 光によって発作が生じることが多い
ミオクロニー発作は、体や手足がピクッと跳ねるように動く発作です。
短い発作が連続して起こり、物を落としたり、手元が不安定になったりするため、日常生活の中でも気づきやすい場合があります。
特に10代で多く、睡眠不足やストレス、光刺激などが誘因となることがあります。
朝の起床直後に起こりやすく、生活リズムや環境調整によって発作を減らせることもあります。
脱力発作
- 突然全身の力が抜ける
- 崩れるように倒れる
脱力発作では、全身の筋力が一瞬で抜け、崩れるように倒れ込んでしまいます。
意識は保たれることが多いものの、転倒により頭部を打つなどの危険が高く、日常生活で特に注意が必要な発作の一つです。
転倒パターンが似ていることもあり、あらかじめ安全対策を取ることで怪我のリスクを軽減できます。
気づかれにくい症状もある
- 口をモグモグさせる
- 顔や手足がつっぱる
- 不快なにおいがする
- 光が見える
- 動悸がする
- 顔が青くなる
てんかんには、周囲が発作と気づきにくい症状も多く存在します。
たとえば、特有のにおいを感じたり、視覚的な光が見えたり、急に動悸がして不安な感覚に襲われるなど、本人にしかわからない変化が起きることがあります。
これらは脳の電気信号が過剰に発生することで感覚や運動の働きが乱れるためで、必ずしもけいれんを伴うとは限りません。
長く続く症状や違和感がある場合は、なるべく早く医療機関に相談しましょう。
気づかれにくい発作の理解は本人へのサポートにもつながります。
てんかん発作がおこるきっかけと注意点

てんかん発作がおこるきっかけ
- 体温の上昇
- 睡眠不足・疲労・ストレス
- お薬の飲み忘れ
- 光の点滅
てんかん発作は、緊張しているときよりも、ほっと一息ついた場面や気がゆるんだ瞬間に起こりやすいといわれています。
特にてんかんの症状を悪化させやすい要因として、睡眠不足、疲労、ストレス、発熱などの体調変化、お薬の飲み忘れが代表的です。
また、強い光刺激によって発作が誘発される方もおり、ゲームやテレビの点滅、コンサートの照明などがきっかけとなる場合もあります。
人によって発作が起きやすいタイミングは異なるため、普段の様子を観察しながら、どの場面で発作が起こりやすいか把握しておくことが大切です。
発作の誘因を知ることは予防にもつながります。
発作が起こった時の対処法
てんかん発作が起きた時、周囲の人がまず行うべきことは「落ち着いて安全を確保すること」です。
突然倒れたり、けいれんが始まったりすると慌ててしまいがちですが、多くの発作は数分以内に治まります。
まずは危険な物を周囲から離し、頭をぶつけないようにクッションやタオルを敷くなどして安全を確保します。
服をゆるめて呼吸しやすくすることも有効です。
強いけいれんがあっても、無理に抑えつけたり口に物を入れたりする必要はありません。
自然に治まるのを見守りましょう。
発作が長時間続く場合や意識が戻らない場合は、速やかに医療機関へ連絡します。
日常生活での注意点
てんかんを持つ方が安心して生活するためには、発作の誘因を避ける工夫が欠かせません。
特に睡眠不足は発作を引き起こす大きな要因となるため、規則正しい生活リズムを整えることが重要です。
また、ストレスを溜めない工夫や、疲れすぎない生活習慣も発作予防に役立ちます。
さらに、処方された薬は必ず決められたとおりに服用することが大切です。
飲み忘れが続くと発作が増える可能性があるため、服薬管理のサポートを受けるのもよいでしょう。
光刺激に敏感な方は、テレビやスマートフォンの設定で明るさを調整したり、長時間の使用を避けたりする工夫も必要です。
このように、日常生活での小さな工夫が発作頻度の低減につながります。
てんかんは誰でもかかる可能性がある

有病率
てんかんは特定の人だけがかかる病気ではなく、誰にでも起こりうる身近な神経疾患です。
日本では「100人に1人」が経験するといわれており、小児から高齢者まで幅広い年齢層で発症がみられます。
特に小児と高齢者では発症率が高い傾向があり、脳の発達や加齢に伴う変化が影響していると考えられています。
適切な治療を受けることで発作をコントロールできるケースが多く、薬物療法によって症状が大幅に減る方も多くいらっしゃいます。
継続的な治療により、日常生活を安定して送れる割合も高いことが特徴です。
原因(脳の異常・外傷・遺伝的要因など)
てんかんの原因は多様で、大きく「特発性てんかん」と「症候性てんかん」に分けられます。
「特発性てんかん」は明確な原因が見つからないタイプで、遺伝的な影響が関係していると考えられるケースもあります。
一方、「症候性てんかん」は脳の外傷、脳腫瘍、脳梗塞、周産期のトラブルなど、脳に明らかな異常や損傷がある場合に起こります。
いずれの場合も、脳内の電気信号が異常に活性化することで発作が生じます。
原因を知ることは治療方針の決定に役立つため、医療機関での検査を通して自分の発作タイプを正しく把握することが大切です。
原因の理解は予防にもつながります。
発症しやすい年齢層
てんかんはどの年代でも起こりうる病気ですが、特に「乳幼児期」と「高齢期」に発症のピークがあります。
乳幼児では脳の発達過程で神経の働きが不安定なことが影響し、高齢者では脳血管疾患や認知症など、加齢に伴う脳の変化が発症のきっかけとなることがあります。
一方で、10代〜20代で発症するタイプも存在し、ミオクロニー発作を特徴とする若年性のてんかんが代表例です。
各年齢ごとに特徴や原因が異なるため、発作の傾向に合わせたサポートと治療が必要になります。
てんかんの診断方法

問診と症状の確認
てんかんの診断では、まず医師による問診と発作時の様子の確認が重要になります。
発作が起こる前の状況、発作中の体の動き、意識の有無、時間の長さなど、細かな情報が診断の手がかりとなります。
また家族や周囲の人の証言も大切で、普段の生活でどのようなてんかんの症状が現れているかを詳しく共有することが求められます。
てんかんは症状の幅が広く、気づきにくい発作もあるため、少しでも違和感を覚えた出来事があれば医師に相談することが診断の精度を高めるポイントです。
脳波検査(EEG)
脳波検査(EEG)は、てんかんの診断に欠かせない検査の一つです。
頭皮に電極をつけ、脳の電気的活動を記録することで、てんかん特有の異常な波形がないかを確認します。
発作が起きていないときでも、脳波には特徴的な変化が現れることがあり、診断の手がかりになります。
ただし、検査時に必ず異常が出るわけではなく、複数回の検査や睡眠中・光刺激を加えた検査など、さまざまな条件で行うことでより正確な結果が得られます。
脳波検査は発作タイプの特定に役立つ検査として広く用いられています。
MRIやCT検査
MRIやCTといった画像検査は、脳の構造に異常がないかを確認するために行われます。
脳腫瘍、脳血管障害、外傷の痕などが原因で発作が起こる場合、画像検査でその異常を特定することができます。
特に症候性てんかんが疑われる場合には重要な検査となります。
MRIは脳の細かな構造をより詳細に映し出すことができ、CTは短時間で広範囲の状態を把握できるという特徴があります。
これらの検査結果は、治療方針の決定にも大きく関わるため、必要に応じて組み合わせて実施されます。
てんかんの治療方法

薬物療法(抗てんかん薬)
てんかん治療の中心となるのが薬物療法で、抗てんかん薬を継続して服用することで発作を抑える効果が期待できます。
薬は発作の種類や原因によって選択され、適切に服用することで約7〜8割の方が発作をコントロールできるとされています。
抗てんかん薬は症状を安定させるために欠かせないため、飲み忘れを防ぐ工夫や、生活リズムに合わせた服薬管理が重要です。
また、副作用が気になる場合は自己判断で中断せず、必ず主治医に相談して調整を行います。
発作の頻度や体調の変化に応じて薬の種類や量を変更することもあります。
外科的治療
薬物療法で十分な効果が得られない「難治性てんかん」の場合、外科的治療が選択肢となることがあります。
外科手術では、発作の原因となっている脳の部位を取り除いたり、発作が広がる経路を遮断したりすることで、症状の改善を目指します。
すべての方が対象となるわけではなく、脳の検査結果や発作の種類、生活状況などを総合的に判断した上で適応が決まります。
手術によって発作が大幅に減る、あるいは消失するケースもあるため、専門医との十分な相談が必要です。
難治性てんかんへの有効な選択肢として注目されています。
生活習慣の改善・発作予防
日常生活の改善は、てんかんの治療においてとても大切な役割を担います。
特に睡眠不足やストレスは発作を誘発しやすいため、規則正しい生活リズムを作ることが欠かせません。
また、過度な飲酒や疲労の蓄積も発作のきっかけになることがあるため、体調管理を意識することが大切です。
光刺激に敏感な方は、スマートフォンやゲームの長時間利用を避けたり、画面の明るさを調整したりすることで発作予防につながります。
さらに、お薬の飲み忘れを防ぐための工夫や、家族が発作時の対応を理解しておくことも、安心して生活するための重要なポイントです。
てんかんのある方が利用できる支援や制度

精神障害者保健福祉手帳
精神障害者保健福祉手帳は、長期間にわたり日常生活や社会生活に支障がある方に交付される手帳で、てんかんも対象に含まれています。
等級は1〜3級に分かれ、発作の頻度や種類、日常生活の自立度などをもとに判定されます。
この手帳を取得すると、税金の控除や公共料金の割引、交通機関の割引など、さまざまな支援制度を利用できるようになります。
また、就労支援や福祉サービスの利用など、社会参加を後押しするメリットも多くあります。
手帳取得は生活の負担軽減につながる支援制度のひとつです。
自立支援医療(精神通院医療)
| 区分 | 上限額 |
|---|---|
| 生活保護 |
0円 |
| 低所得1 |
2,500円 |
| 低所得2 |
5,000円 |
| 中間所得1 |
5,000円 |
| 中間所得2 |
10,000円 |
| 一定所得以上 |
20,000円 |
表の料金は所得に応じた医療費の月額自己負担額の上限額となっております。
表の料金を超えた場合には、自己負担なしで医療が受けられます。
自立支援医療(精神通院医療)は、医療費の自己負担を軽減できる制度で、てんかんを含むすべての精神疾患が対象です。
通常3割負担の医療費が1割負担になり、継続して治療が必要な方にとって大きな助けとなります。
対象となるのは、精神科・心療内科に継続して通院している方で、抗てんかん薬の処方や精神科訪問看護、デイケアなども制度の範囲に含まれます。
所得に応じて上限額が設定され、生活保護世帯の場合は自己負担が0円となる場合もあります。
てんかんの症状がある方にとって、治療を継続しやすい環境を整える大切な制度です。
就労支援
てんかんを持つ方の中には、発作への不安から就労に踏み出せず悩む方も多くいます。
就労移行支援や就労継続支援などの障害福祉サービスでは、就職活動のサポート、職場体験、必要なスキルを身に付けるトレーニングなどを受けることができます。
就労支援は最大2年間利用でき、専門スタッフが本人の特性に合わせて支援を行うため、無理なく働ける環境づくりが可能です。
また、ハローワークや障害者就業・生活支援センターなどと連携し、就職後のフォローも行われます。
働きたい気持ちを支える制度として多くの方に活用されています。
学校・職場での支援
学校や職場では、てんかんの特性に合わせた配慮を受けながら学習や業務に取り組むことができます。
たとえば、発作が起こりやすい時間帯の調整、無理のないスケジュール管理、発作時の対応マニュアルの作成などが挙げられます。
周囲がてんかんについて正しく理解することで、安心して生活できる環境が整います。
特に、気づかれにくい発作や軽度の意識障害を伴う発作がある場合には、学校の先生や職場の同僚に特性を共有しておくことが、トラブル防止にもつながります。
精神科訪問看護という選択肢も

精神科訪問看護とは?
・精神科・心療内科に通院中の方
・精神疾患の診断を受けた方
・診断がなくとも医師が必要と判断した方
訪問する人
・看護の専門職(看護師・准看護師)
・リハビリテーションの専門職(作業療法士)
訪問時間
・医療保険適用(1回30分〜90分)
精神科訪問看護は、精神疾患を抱える方や精神面で不安のある方の自宅へ専門スタッフが訪問し、日常生活をサポートするサービスです。
てんかんを含む精神疾患を持つ方が安心して在宅生活を送れるよう、症状の観察や服薬支援、家族へのアドバイスなどを行います。
訪問するのは、精神科の知識を持つ看護師や作業療法士などの専門職で、主治医の指示のもと個々の状態に合わせてケアを提供します。
発作が心配で外出が難しい方にとって、自宅で必要な支援が受けられる点が大きなメリットです。
てんかんの症状にも適切に対応できる体制が整っています。
精神科訪問看護のメリット
- 自宅に居ながら専門的なケアが受けられる
- 自宅での様子を主治医に連携できる
- 対人関係や日常生活の支援を受けられる
精神科訪問看護の大きな強みは、自宅にいながら必要な医療的ケアや生活支援を受けられる点です。
発作の頻度や体調の変化、服薬状況などを継続的に確認し、状況に応じて主治医へ情報共有するため、より適切な治療につながります。
また、対人関係の悩み相談や生活リズムの調整、発作時の対応方法の習得など、日常生活に寄り添ったサポートを受けられることも特徴です。
在宅での安心感を高められるサービスとして、多くの方が利用しています。
精神科訪問看護の料金
| 負担割合 | 月の初回訪問 | 2回目以降 |
|---|---|---|
1割負担![]() | 1,299円/回 | 855円/回 |
2割負担![]() | 2,598円/回 | 1,710円/回 |
3割負担![]() | 3,897円/回 | 2,565円/回 |
上記は週3回までの訪問料金となります。週4回以上訪問となる場合には料金が異なります。
精神科訪問看護では、医療保険を利用することにより自己負担を軽減できるメリットがあります。
30分を一区切りに利用可能。かかった費用については、年齢や所得によって変わり、医療費の1〜3割が自己負担となります。
また早朝や深夜などの時間外に依頼する場合や、長時間の訪問を行う場合は別途料金が発生します。
また自立支援医療制度という制度を利用すると料金が1割負担になるほか、所得に応じて自己負担が0円になる場合もございます。
てんかんの症状でお悩みならシンプレへ

シンプレの特徴
シンプレ訪問看護ステーションでは、てんかんを含む精神疾患や心の不調を抱える方へ、継続的で寄り添ったサポートを提供しています。
精神科に特化した看護師・准看護師・作業療法士が在籍し、専門的な視点から日常生活の安定を支援します。
発作のある方にとって在宅での生活は不安も多くありますが、シンプレでは服薬管理、体調観察、生活リズムの調整、家族支援など幅広い支援を行い、本人らしい生活を取り戻せるようサポートしています。
1回あたり30分〜90分、週1〜3回を中心に訪問しています。
(状況に応じて週4回以上の訪問が可能な場合もあります)
土日祝の訪問にも対応しているため、生活スタイルに合わせて柔軟に利用できます。
地域の医療機関や行政とも密に連携し、必要に応じて情報共有を行うため、安心して生活できる環境づくりが可能です。
てんかんの症状でお困りの方にとって心強い伴走者となれる体制が整っています。
シンプレの対応エリア
-
<東京都>
・東京23区
※足立区、荒川区は1部エリアとなります。
・西東京市
・三鷹市
・調布市
・武蔵野市
・府中市※1部エリア
・東久留米市※1部エリア
<埼玉県>
・和光市
・朝霞市
・戸田市※1部エリア
・川越市※1部エリア
・新座市※1部エリア
・川口市※1部エリア
シンプレ訪問看護ステーションは、上記のエリアで訪問看護を行っており、幅広く対応しています。
また、上記以外の近隣エリアでも訪問可能な場合がありますので、お住まいの地域が対象かどうかはお気軽にご相談ください。
サービス内容を詳しく聞きたい、スケジュールの相談なども承っております。電話やメールなどで相談を受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。
ご相談の問い合わせはこちら▼
まとめ

てんかんは誰にでも起こりうる神経疾患
てんかんは年齢や性別に関係なく誰にでも起こりうる身近な神経疾患です。
日本ではおよそ100人に1人が発症するといわれており、決して珍しい病気ではありません。
原因もさまざまで、脳の障害、外傷、遺伝的要因、さらには原因がはっきり特定できない場合もあります。
正しい知識を持つことで不安を減らし、早期の受診や適切なサポートにつなげることができます。
てんかんの症状を理解することは、自分自身や家族を守る第一歩です。
症状や発作の種類はさまざま
てんかんといっても、強直間代発作のようにけいれんを伴うものから、欠神発作のように一瞬意識が遠のくもの、ミオクロニー発作のように体がピクッと動くもの、脱力発作のように突然倒れ込んでしまうものまで多岐にわたります。
また、本人にしかわからない独特の感覚や、周囲が気づきにくい前兆が現れるケースもあります。
日常生活を安全に送るためには、どのような症状があるのか把握しておくことが大切です。
診断と治療を受けることで発作をコントロールできる
てんかんは適切な診断と治療を受けることで、多くの方が発作をコントロールできる病気です。
問診、脳波検査(EEG)、MRI・CT検査などを組み合わせることで原因や発作タイプを特定し、抗てんかん薬などの治療を行います。
薬物療法で十分な効果が得られない場合でも、外科治療や生活習慣の改善など、複数の選択肢があります。
継続的に治療を続けることで、安定した生活を送れる方も多くいます。
治療の継続が安心につながります。
支援制度や訪問看護を利用して安心して生活できる
てんかんを持つ方は、精神障害者保健福祉手帳や自立支援医療など、生活や治療の負担を軽減できる制度を利用することができます。
また、就労支援や学校でのサポートを受けながら、社会参加を目指すことも可能です。
さらに、「精神科訪問看護」を利用すれば、自宅で専門的なケアを受けながらより安心して生活することができます。
シンプレ訪問看護ステーションでは、発作の不安を抱える方やご家族に寄り添い、地域と連携しながら継続的なサポートを提供しています。
てんかんの症状でお悩みの方は、ぜひご相談ください。
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