訪問看護とは?利用条件・費用・メリットまで分かりやすく解説|精神科訪問看護はシンプレへ
「訪問看護を利用したいけれど、どこに相談すれば良いのか分からない…」と感じている方は少なくありません。
訪問看護は、自宅で必要な医療的ケアを受けられる便利なサービスで、外出が難しい方や一人暮らしの方にとっても心強い存在です。住み慣れた場所で安心して療養したいという思いを支えるため、訪問看護は大きな役割を果たします。本記事では、訪問看護の基礎知識や利用条件、費用などについて分かりやすくまとめました。サービスを検討している方や家族のサポートを考えている方の参考になれば幸いです。
訪問看護についての基礎知識

訪問看護の利用条件は?
訪問看護は、介護保険と医療保険のどちらでも利用でき、状況に合わせて必要なケアを受けられる仕組みです。介護保険の場合は要介護認定を受けている方が対象となり、支給限度額が決められています。一方、医療保険では限度額が設けられていないため、より柔軟にサービスを利用できます。訪問看護はほかの介護サービスとの併用も可能で、訪問介護で生活支援を受けている方でも医療的なサポートを訪問看護で受けられるのが特徴です。自宅での療養を続けたい、医療的ケアが必要という方にとって重要な支援となります。
医療保険を利用するケース
要介護認定を受けていない方や、特定疾患・医師が継続的なケアを必要と判断した場合には医療保険で訪問看護を利用します。医療保険と介護保険は併用できないため、そのときの状態に応じてどちらかを選択する必要があります。医療保険の大きな利点は、訪問看護にかかる費用の上限が決められていない点です。症状が不安定な時期や、より継続的なケアが必要な状態でも適切な支援につなげられるため、安心して在宅療養を続けられる環境づくりに役立ちます。
訪問頻度や利用時間の目安は?
訪問看護の頻度や利用時間は、利用する保険によって大きく変わります。介護保険の場合はケアマネジャーが作成するケアプランに沿って訪問回数が決まり、1回の訪問時間も20分・30分・60分・90分の中から選べます。医療保険では原則週3回までですが、医師の判断で必要とされれば週4回以上の訪問が可能となることもあります。利用者の病状や生活状況、家族のサポート体制に合わせて柔軟に調整されるため、負担を最小限にしながら必要なケアを受けられるのがメリットです。
訪問看護の費用負担について
介護保険
年齢等の要件
要介護認定者
(※要介護度によって支給限度額が設定)
自己負担割合
月額の1割
(一定以上の所得者については2割)
医療保険
年齢等の要件
・義務教育就学前
・義務教育就学後〜70歳
・70歳以上75歳未満
・後期高齢者医療の対象者
自己負担割合
月額の1〜3割
(割合は年齢などによる)
訪問看護の費用負担は利用する保険によって異なります。介護保険では原則1〜3割負担となり、支給限度額を超えた分は全額自己負担です。医療保険の場合は年齢や所得に応じて負担割合が変わり、高齢者は負担が軽く設定されています。自立支援医療制度などの公的制度が利用できる場合もあり、費用を抑えながら継続的な支援を受けられるのも訪問看護の魅力です。
訪問看護を利用するメリット

自宅にいながら専門的なケアが受けられる
訪問看護の大きな魅力は、住み慣れた自宅で必要な医療ケアを受けられる点です。自宅での療養は、環境の変化によるストレスを軽減し、心身の安定にもつながります。訪問看護のスタッフは、医師の指示に基づいて点滴や症状観察などの専門的な看護を提供し、急な体調変化にも対応できるため安心です。また、日常生活のサポートや医療機関との連携も担っており、訪問看護は自宅療養を支える心強いサービスといえるでしょう。
退院後の自宅療養をスムーズに始められる
病院から退院した直後は、生活環境の変化や不安から体調が不安定になりやすい時期です。訪問看護を利用することで、退院直後の不安定な時期も専門職がサポートし、体調悪化を防ぐことができます。訪問看護は医師の指示書によって利用できるため、退院前に相談しておくとスムーズです。必要であれば自宅療養が安定してからも継続利用でき、症状の変化を見ながらサポートが受けられるのもメリットです。
会話や観察を通して病状を把握してもらえる
訪問看護では、スタッフが自宅を訪問し、日常生活の様子を丁寧に観察しながら利用者とコミュニケーションを取ります。身体の状態だけでなく、食欲・睡眠・生活リズムなどの変化も把握できるため、より適切なケアにつなげることができます。例えば、食欲低下があれば食事の工夫を一緒に考えたり、転倒のリスクがある場合には住環境の調整を提案するなど、利用者の生活に寄り添った支援が可能です。こうした細やかな観察は、訪問看護だからこそできる大きなメリットと言えるでしょう。
家族の介護負担を軽減できる
自宅での介護は、ご家族の精神的・身体的な負担が大きくなりがちです。訪問看護では医療ケアだけでなく、家族への助言や相談対応も行っており、在宅介護の負担を軽減してくれます。介護方法のアドバイスや、困ったときの相談窓口としても頼れる存在です。訪問看護を利用することで、家族だけで抱え込まなくて済み、安心して生活を続けられる環境づくりに役立ちます。
訪問看護と訪問介護はどう違う?

対応するスタッフの違い
・看護師
・准看護師 など
訪問介護
・介護福祉士(国家資格)
・介護職員初任者研修終了など
訪問看護と訪問介護は自宅での生活を支えるサービスですが、対応するスタッフの資格には明確な違いがあります。訪問看護は医療的ケアを提供するため、看護師・准看護師といった医療資格を持つスタッフが訪問します。一方、訪問介護は日常生活の援助を中心としたサービスで、介護福祉士や初任者研修修了者が対応します。専門性が異なるため、利用者の状態に応じてどちらを利用するか選択することが大切です。特に病状の観察や医療処置が必要な場合は、訪問看護が適しています。
提供サービスの違い
・自宅療養など療養ケアと診療補助
・清潔、食事、排泄のケアや介助
訪問介護
・身体介護
・生活援助
訪問看護と訪問介護は提供できるサービス内容にも違いがあります。訪問看護では、医師の指示に基づいた医療処置や症状の観察、服薬管理など専門的なケアが可能です。一方、訪問介護は掃除・洗濯・買い物といった生活援助や、入浴・排せつなどの日常生活の介助が中心です。ただし、食事や排せつの介助など、一部のサービスは両方で対応可能なケースもあります。そのため、健康状態や生活状況に合わせて組み合わせて利用することで、より安心した在宅生活が実現できます。
適用される保険の違い
・介護保険
・医療保険
・保険外
訪問介護
・介護保険
・保険外
訪問看護は利用者の状態によって、介護保険・医療保険のいずれかを使い分けることができます。要介護認定を受けている場合は介護保険が優先され、要介護度によって利用枠が決まります。医療的ケアが必要な方や要介護認定のない方は医療保険で利用でき、より柔軟な支援を受けられるのが特徴です。一方、訪問介護は介護保険が基本で、要介護認定が必要となります。どちらも保険外サービスとして提供する事業者もありますが、保険適用外となるため自由度が高い反面、費用は全額自己負担です。訪問看護と訪問介護の違いを理解しておくことで、より適切なサービス選びができるようになります。
訪問看護を行っている事業所とは?

訪問看護ステーション
・精神科訪問看護ステーション
・リハビリ訪問看護ステーション
総合的な強み
訪問看護ステーション
訪問看護ステーションは、都道府県知事の指定を受けて運営される訪問看護の専門事業所です。管理者として看護師または保健師が配置され、医師の指示書に基づいて在宅療養を支える専門的なケアを提供します。訪問看護ステーションの中には、精神科に詳しいスタッフが多い事業所や、リハビリテーションに力を入れている事業所など、それぞれに「得意分野」や「強み」を持つところがあります。一方で、年齢や疾患を問わず幅広い利用者さまに対応している事業所も多く、事業所ごとの方針やスタッフの専門性によってサービス内容はさまざまです。状況に応じたサポートが受けられるため、自宅での療養を継続したい方にとって心強い存在になります。
病院やクリニックなどの保険医療機関
訪問看護は、病院やクリニックなどの保険医療機関でも実施されています。医療機関が訪問看護部門を設けて運営している場合、主治医がそのまま訪問看護の指示を出すため、指示書の手続きがスムーズなのがメリットです。診療録に訪問看護に関する指示が記載される仕組みで、入院・外来・在宅を一体的にサポートできるのも強みと言えます。精神科を有する医療機関では、精神科訪問看護として専門的な支援を行っており、退院後のフォローや再発予防にも効果的です。病院と連携した訪問看護は、より密度の高い医療的ケアを必要とする方に適しています。
その他の事業所(地域包括支援センターなど)
・定期巡回、随時対応型訪問介護看護
・看護小規模多機能型居宅介護
各種保険外
民間企業の訪問看護サービス
訪問看護は、訪問看護ステーションや医療機関以外にも提供している事業所があります。たとえば病院・診療所が行う「みなし指定訪問看護事業所」では、定期巡回・随時対応型訪問介護看護のように24時間体制で介護と看護を組み合わせたサービスを提供する施設もあります。また、看護小規模多機能型居宅介護のように、訪問・通い・泊まりを柔軟に組み合わせたサービスを提供する施設もあり、重度の方でも安心して在宅生活を送れる体制が整っています。
さらに、保険外の民間訪問看護サービスでは、旅行の同行や長距離移動のサポートなど、保険適用内では対応が難しいニーズにも柔軟に応じられます。サービス内容の自由度が高い分、費用は全額自己負担となりますが、個別の事情に合わせて選べる点がメリットです。目的に合わせて適切な事業所を選ぶことが、安心した在宅療養につながります。訪問看護を利用する際は、事業所ごとの特徴やサポート範囲を確認しておくと安心です。
精神科訪問看護ならシンプレ看護ステーションへ!

シンプレ訪問看護ステーションとは?
・精神科・心療内科に通院中の方
・精神疾患の診断を受けた方
・診断がなくとも医師が必要と判断した方
訪問する人
・看護の専門職
・リハビリテーションの専門職
訪問時間
・医療保険
(30分から90分程度)
シンプレ訪問看護ステーションは、精神科に特化した訪問看護サービスを提供しており、うつ病・依存症・不安障害・統合失調症など、精神疾患を抱える方とそのご家族を継続的にサポートしています。ご本人のペースや生活背景を大切にしながら、自宅で安心して過ごせる環境づくりを行うことが特徴です。精神症状は日々変化しやすく、不安や孤独を抱えやすいものですが、定期的に訪問するスタッフが小さな変化も丁寧に把握し、生活面・治療面の両方から支えます。
医療機関や行政との連携も手厚く、必要に応じて情報共有を行いながら、治療方針の調整や社会復帰支援まで一貫してサポートします。ご本人が「自分らしい生活」を取り戻せるよう、専門職がチームとなって寄り添う点は、シンプレの大きな強みです。訪問看護を通じて、負担を抱えやすいご家族の気持ちにも寄り添い、安心につながる支援をお届けしています。
対応している疾患や看護内容
・うつ病
・統合失調症
・双極性障害
・不安障害 など
主な看護内容
・生活支援、自立支援
・症状の悪化防止、服薬支援
・社会復帰へのサポート
・家族の方への支援
シンプレが対応している精神疾患は幅広く、上記以外でも医師が必要と判断した場合には訪問看護の対象となります。精神科訪問看護では、症状の悪化を予防するための生活リズム調整や服薬管理、家族へのアドバイスなど、日常に寄り添ったケアを行うのが特徴です。利用者が抱える不安や悩みを丁寧に受け止めながら、症状と向き合い、自立した生活が送れるよう支えていきます。
また、再発予防には家族の理解も重要であるため、家族支援にも力を入れています。ご本人の行動変化への対応方法や、困った時の相談ポイントなど、家庭での関わり方を一緒に考えていくのも精神科訪問看護の大切な役割です。訪問看護を利用することで、安心できる療養環境を整えながら、治療と生活の両方をサポートすることができます。
シンプレ訪問看護ステーションの対応エリア
-
<東京都>
・東京23区
※足立区、荒川区は1部エリアとなります。
・西東京市
・三鷹市
・調布市
・武蔵野市
・府中市※1部エリア
・東久留米市※1部エリア
<埼玉県>
・和光市
・朝霞市
・戸田市※1部エリア
・川越市※1部エリア
・新座市※1部エリア
・川口市※1部エリア
シンプレ訪問看護ステーションの訪問エリアは、東京23区を中心に、西東京市・武蔵野市・三鷹市・調布市・府中市・東久留米市・埼玉県一部など、広範囲にわたっています。上記以外の地域でも訪問可能な場合がありますので、まずはお気軽にご相談ください。
年齢に関係なくご利用いただける点も特徴で、初めて訪問看護を利用する方や、医療との関わりが不安な方でも安心してスタートできます。サービス内容や訪問頻度、料金の相談などにも丁寧に対応しているため、「まずは話だけ聞いてみたい」という段階でも問題ありません。
ご相談の問い合わせはこちら▼
まとめ|訪問看護は安心できる暮らしを支える心強いパートナー

訪問看護は、医師が必要と判断すれば年齢や性別を問わず利用できるサービスで、自宅で安心して療養したい方を支える重要な仕組みです。外出が難しい方や退院後の生活に不安がある方、精神科の入退院を繰り返している方など、さまざまな状況にある方が対象となります。住み慣れた環境で治療や生活を続けられることで、ストレスを軽減しながら心身の回復を促せる点は、訪問看護ならではの大きなメリットです。
費用面では、介護保険・医療保険のどちらを利用するかによって自己負担額が異なります。一般的には1〜3割の負担で利用でき、さらに自立支援医療制度や心身障害者医療費助成制度など、費用を抑えられる公的制度が利用できるケースもあります。制度については、担当医や訪問看護ステーションへ相談することで、より適切な案内を受けることができます。
訪問看護のサポート内容は幅広く、症状の観察や服薬支援、生活リズムの調整、再発予防、家族支援など多岐にわたります。特に精神科領域では、日常の小さな変化に気づきやすい在宅訪問が大きな役割を果たし、本人の不安の軽減や再発の防止につながります。また、家族にとっても相談できる相手がいることで負担が軽減され、安心して支え続けられる環境を整えることができます。
どこに相談したらよいかわからない場合でも、まずは訪問看護ステーションに問い合わせることで、利用の流れやサービス内容について丁寧に説明してもらえます。訪問看護は、本人・家族双方にとって心強いパートナーであり、より安心して暮らし続けるための重要な選択肢と言えるでしょう。今後の生活に不安がある方やサポートを求めている方は、一度相談してみることをおすすめします。
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