自閉症と知的障害の関係とは?診断・支援制度・訪問看護まで解説
自閉症と知的障害の関係について知りたい方は多いのではないでしょうか。
自閉症の方の中には、知的障害を併存しているケースが少なくありません。
近年では「自閉スペクトラム症(ASD)」という名称が使われるようになり、診断や支援の在り方も注目されています。
この記事では、自閉症と知的障害の関係性、それぞれの障害の特徴や診断方法、相談窓口、さらに利用できる支援制度について詳しく解説していきます。
併存がみられる場合も適切な療育や治療を行うことで、症状を軽減し生活の質を高めることが可能です。
ぜひ最後までお読みいただき、ご自身やご家族の理解や支援の参考にしてください。
自閉症と知的障害の関係について
自閉症の併存症で最も多いのが知的障害
研究によると、自閉スペクトラム症(ASD)の方の約70%以上は何らかの精神疾患を併存しており、その中でも特に多いのが知的障害です。
また、ADHD・不安障害・うつ病・学習障害・発達性協調運動症などもみられますが、知的障害は自閉症との併存率が最も高い障害とされています。
さらに、てんかんや睡眠障害、便秘といった身体的な問題を伴うケースも少なくありません。
このように、自閉症と知的障害の併存は特別なことではなく、早期の支援や理解が重要になります。
知的障害が重いほどてんかんの併存率も高い
自閉症と知的障害が併存している場合、特に注意すべき症状のひとつがてんかんです。
てんかんは脳の神経活動が異常に高まることで発作を繰り返す病気であり、知的障害が重いほど発症リスクが高くなる傾向があります。
てんかん発作は転倒や呼吸障害を引き起こす可能性があるため、日常生活にも大きな影響を与えます。
抗けいれん薬の副作用にも注意が必要です。
そのため、自閉症と知的障害がある方においては、てんかんを含めた包括的な医療と生活支援を受けることが望ましいといえるでしょう。
自閉症とはどのような障害なのか?
正式名称は自閉スペクトラム症(ASD)
自閉症は現在では「自閉スペクトラム症(ASD)」と呼ばれる発達障害の一つです。
2013年にDSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル)が改訂され、それまでの「広汎性発達障害」という診断名は廃止され、すべてが「ASD」としてまとめられました。
ASDは、社会性やコミュニケーション、行動の特徴が幅広く異なるため「スペクトラム(連続体)」と表現されます。
また、男性に多い傾向があり、女性の約4倍との報告もあります。
最近の調査では、子どもの20〜50人に1人がASDと診断されており、比較的身近な障害といえるでしょう。
言語やコミュニケーションに障害がある
自閉症の大きな特徴のひとつが、言語やコミュニケーションに関する困難です。
言葉の発達が遅れたり、相手の気持ちを推測することが難しく、会話が一方的になることもあります。
幼少期から他者と関心を共有することが少なく、笑顔や視線を交わす機会が少ないケースもあります。
成長後も友人関係を築くのが難しかったり、学校生活や職場で孤立しやすい傾向があります。
これにより、二次的に不安障害やうつ病を合併することも少なくありません。
社会的な誤解を受けやすい点から、本人だけでなく家族も困難を抱えることがあります。
多くは生まれつきの脳の機能障害が原因
かつては育て方やしつけが原因と誤解されることもありましたが、現在では多くの研究から自閉症は生まれつきの脳の機能障害が原因であることが明らかになっています。
そのため「病気」ではなく「持って生まれた特性」と捉えるのが適切です。
薬で治すことはできませんが、一人ひとりに合った教育的支援や療育を行うことで、生活の困難を軽減し、社会参加を広げることが可能です。
知的障害を併存している場合は、支援の内容をより丁寧に組み立てることが必要です。
早期の理解と支援が、その後の生活の質を大きく左右します。
自閉症の主な症状(社会性の困難・こだわり・感覚過敏など)
自閉症の症状は個人によって異なりますが、代表的な特徴として次のようなものがあります。
・社会性の困難:人との距離感が分からず、友人関係を築きにくい
・こだわりの強さ:同じ行動やルールを繰り返すことを好む
・感覚の偏り:音・光・味覚などに過敏または鈍感
・想像力の困難:相手の気持ちを推測することや柔軟な発想が苦手
こうした特徴は日常生活や学習、就労に影響を及ぼすことがあります。
ただし、適切な支援を受けることで強みを活かし、自分らしく生活できる方も多くいます。
知的障害とはどのような障害なのか?
精神遅滞とも表される知的発達の障害
知的障害とは、一般的に「精神遅滞」とも表される知的発達の障害です。
知能指数(IQ)の低さだけで判断されるのではなく、日常生活における適応能力もあわせて評価されます。
そのため、学習や対人関係、社会的行動に困難を抱えている場合に診断されることが多いです。
発症は18歳までの発達期に見られるのが特徴で、それ以降に生じる能力の低下は知的障害とは区別されます。
自閉症の方が知的障害を併存しているケースも多く、両者の理解は切り離せないものといえるでしょう。
重症度によって4段階に分類される
知的障害は、その程度に応じて「軽度」「中等度」「重度」「最重度」の4段階に分類されます。
軽度の場合は、会話や日常生活にある程度の自立が可能ですが、学習面や社会的スキルに課題を抱えやすいです。
一方、重度・最重度では、言語の習得や基本的な生活動作そのものが難しく、継続的なサポートが必要となります。
重症度に応じた支援を行うことが生活の安定につながるため、医療・教育・福祉が連携して支えることが重要です。
また、本人の発達段階に応じて適切な療育を受けることで、生活の自立度を高めることができます。
原因疾患は多岐にわたる
知的障害の原因は非常に多様であり、必ずしもひとつに特定できるわけではありません。
代表的なものとしては、遺伝子や染色体の異常、出産時のトラブル、周産期の低酸素、感染症や外傷などがあります。
また、環境要因として栄養不足や虐待、発達環境の影響も一部に関わる場合があります。
ただし、原因が不明のケースも少なくなく、診断時には詳細な検査や生活歴の聴取が行われます。
自閉症と同様に「親の育て方が原因」という誤解は科学的に否定されており、正しい理解が必要です。
知的障害の主な症状(日常生活・学習・社会適応の困難)
知的障害の主な症状は、以下の3つの領域に分けられます。
・概念的領域:学習能力、言語理解、計算や読み書きなど
・社会的領域:他者との関係性、共感力、コミュニケーション能力
・実用的領域:身の回りの自立、金銭管理、仕事の遂行など
これらの能力が低下していると、学校生活や社会生活に適応することが難しくなります。
また、併存症として自閉症やADHD、不安障害などを伴うことも少なくありません。
そのため、早期に特性を理解し、教育的支援や社会資源を活用することが望まれます。
自閉症・知的障害の診断方法は?
自閉症の診断方法
自閉症(自閉スペクトラム症:ASD)の診断は、行動観察や発達の特徴を確認しながら進められます。
医師による診察に加えて、保護者からの聞き取りや発達検査などを総合的に評価して判断されます。
誤解されやすい点として「IQテストだけで診断される」というものがありますが、これは誤りで、日常生活における行動特性が重視されます。
スクリーニング検査
スクリーニング検査は、自閉症の可能性を早期に発見するための方法です。
発達検査や標準化された行動観察を行い、言語発達や社会性の有無を確認します。
早期発見と早期支援は、その後の成長や生活に大きな影響を与えるため、定期健診などで気づいた場合は専門機関を受診することが重要です。
血液検査・遺伝子検査
自閉症の原因には遺伝的要因や環境要因が複雑に関与していると考えられています。
そのため、医師の判断で血液検査や遺伝子検査を行い、関連疾患や代謝異常の有無を調べることがあります。
こうした医学的検査は直接的な診断の決め手ではありませんが、合併症の有無を把握するうえで役立ちます。
知的障害の診断方法
知的障害の診断も自閉症と同様に、単なるIQスコアだけでなく、日常生活における適応機能の評価が重視されます。
医師や心理士が、本人や家族からの情報をもとに発達の状況を確認し、総合的に判断します。
原因疾患の有無を調べる
知的障害の背景には、遺伝子や染色体異常、出産時のトラブル、感染症など多様な原因が関与している場合があります。
そのため、診断時には必要に応じて血液検査や画像検査を行い、医学的な原因の有無を調べます。
原因を特定することで、再発予防や適切な療育につながるケースもあります。
・記憶
・言語
・読字
・書字
・数学的思考など
社会的領域
・共感
・他者の思考、感情、体験を認識する
・対人的コミュニケーション技能
・友情関係を築く能力
・社会的な判断能力
実用的領域
・セルフケア
・仕事の責任
・金銭管理
・娯楽
・行動の自己管理など
日常生活の適応機能を評価
知的障害の診断に欠かせないのが、日常生活における適応機能の評価です。
具体的には以下の3つの領域で判断されます。
・概念的領域:記憶、言語、計算、読字、書字など
・社会的領域:共感力、対人スキル、社会的判断力
・実用的領域:セルフケア、金銭管理、仕事の遂行、生活の自己管理など
これらを多面的に確認することで、支援が必要な範囲を明確にします。
・受容言語
・表出言語
・読み書き
日常生活スキル
・身辺自立
・家事
・地域生活
社会性
・対人関係
・遊びと余暇
・コーピングスキル
運動スキル
・粗大運動
・微細運動
不適応行動
・不適応行動指標
・不適応行動重要事項
日本版Vineland-II適応行動尺度
世界的に広く使われている「Vineland-II適応行動尺度」は、コミュニケーション・日常生活スキル・社会性・運動スキルの4領域を評価する標準化された検査です。
日本版も導入されており、0歳から92歳まで幅広い年齢層の適応行動を数値化できます。
この検査を用いることで、本人の得意・不得意をより具体的に把握し、支援計画を立てやすくなります。
自閉症・知的障害のある方が利用できる支援制度

療育手帳
知的障害のある方は、自治体から「療育手帳」を取得できる制度があります。
この手帳を持つことで、医療費や交通費の助成、公共料金の割引、福祉サービスの優先利用など、さまざまな支援を受けることができます。
障害の程度に応じて区分が設定されており、軽度から重度まで支援内容が異なります。
療育手帳は本人だけでなく家族の負担を軽減する効果も大きいため、
早めの申請が推奨されます。
また、自閉症と知的障害を併存している方も対象となるケースが多く、地域生活を支える大切な制度です。
自立支援医療(精神通院医療)
自閉症や知的障害を含む精神疾患のある方が、継続的に通院治療を受ける際に医療費の自己負担を軽減できる制度です。
対象となるのは精神科・心療内科などに通院している方で、医療費の自己負担が原則1割に抑えられます。
例えば薬物療法やカウンセリング、リハビリなどの費用もこの制度を活用することで負担が軽くなります。
特に、長期的に治療を続ける必要がある自閉症や知的障害の方にとって不可欠な制度といえるでしょう。
申請は市区町村の福祉課で行い、医師の診断書が必要となります。
障害者総合支援法による福祉サービス
障害者総合支援法に基づく福祉サービスも、自閉症や知的障害のある方が利用できます。
この制度は障害の種類を問わず支援を提供する仕組みであり、日常生活のサポートから就労支援まで幅広い内容を含みます。
代表的なサービスには次のようなものがあります。
・居宅介護(入浴、食事、排泄などの介助)
・就労移行支援、就労継続支援
・短期入所(ショートステイ)
・生活介護(昼間活動の場の提供)
・相談支援(生活設計や制度利用に関する助言)
これらのサービスを通じて、本人の自立と家族の生活の安定を支えることが可能です。
利用には市区町村での申請とサービス等利用計画の作成が必要となりますが、専門の相談支援事業所がサポートしてくれるため安心です。
このように、自閉症や知的障害のある方が利用できる制度は多岐にわたります。
大切なのは、それぞれの特性や生活状況に応じて適切な制度を組み合わせ、継続的な支援を受けることです。
地域の相談窓口や医療機関と連携しながら、生活の質を高める支援を積極的に活用しましょう。
自閉症・知的障害に関する相談窓口
・こころの健康、保健、医療、福祉に関する相談
・未治療、医療中断の方の受診相談
・思春期問題、ひきこもり相談
・アルコール、薬物依存症の家族相談
精神保健福祉センター
・こころの健康についての相談
・精神科医療についての相談
・社会復帰についての相談
・アルコール、薬物依存症の家族の相談
・ひきこもりなど思春期、青年期問題の相談 など
いのちの電話
自殺を考えている人からの電話を匿名で受け悩みを聞く
児童相談所
障害のある児童に関する相談
市町村福祉事務所
身体障害者・知的障害者に関する相談
精神科・心療内科
自閉症や知的障害に関して困りごとがある場合、まず受診先として選ばれるのが精神科や心療内科です。
医師による診察を受けることで、診断や治療方針を明確にできます。
必要に応じて心理検査や薬物療法が行われることもあり、症状に応じたサポートを受けられます。
また、医師の診断書があることで、療育手帳や自立支援医療制度など各種制度を申請する際にも役立ちます。
医療機関での正確な診断は、その後の支援体制を整える第一歩といえるでしょう。
発達障害者支援センター
各都道府県に設置されている発達障害者支援センターは、自閉症や知的障害を含む発達障害のある方や家族が相談できる専門機関です。
発達に関する評価や生活支援、就労や学校生活へのアドバイスなど、多角的な支援を行っています。
また、関係機関と連携しながら、福祉サービスや制度利用の案内を受けることも可能です。
生活全般をサポートする窓口として機能しているため、地域での生活に困難を感じたときに頼れる存在です。
保健所・精神保健福祉センター
保健所や精神保健福祉センターも、自閉症や知的障害に関する大切な相談窓口です。
保健所では、こころの健康や医療、福祉に関する相談を受け付けており、ひきこもりや依存症など幅広い課題に対応しています。
精神保健福祉センターでは、精神疾患に関する相談や社会復帰に向けた支援、家族へのアドバイスなどを提供しています。
さらに、思春期や青年期の問題、薬物・アルコール依存など複雑なケースにも専門スタッフが対応しています。
匿名で相談できる「いのちの電話」や、児童相談所、市町村の福祉事務所も重要な相談先となります。
このように、自閉症や知的障害に関する相談窓口は多岐にわたります。
医療・福祉・教育の専門機関を上手に活用することで、本人の困難を軽減し、家族の不安を和らげることができます。
一人で抱え込まず、早めに相談することが安心につながります。
精神科訪問看護を利用するという選択肢も
精神科訪問看護とは?
| サービス名 | 精神科訪問看護![]() |
|---|---|
| 対応スタッフ | ・看護師 ・准看護師 ・作業療法士 |
| 訪問日数 | 原則週3日以内 |
精神科訪問看護とは、精神疾患や発達障害を持つ方が地域で安心して暮らせるように支援する在宅サービスです。
看護師や作業療法士などの医療従事者が自宅を訪問し、服薬管理や健康チェック、生活支援を行います。
自閉症や知的障害を抱える方は、通院が難しかったり、生活上の不安が大きいケースも少なくありません。
そうした場合に精神科訪問看護を利用することで、安心できる自宅での療養と社会復帰に向けたサポートを受けることができます。
医療保険が適用されるため、継続的に利用しやすい点も大きな特徴です。
精神科訪問看護のサポート内容
精神科訪問看護では、病状の安定と再発予防を目的に多様な支援が行われます。
- 日常生活の維持
- 生活技能の獲得・拡大
- 対人関係の維持・構築
- 家族関係の調整
- 精神症状の悪化や増悪を防ぐ
- ケアの連携
- 社会資源の活用
- 対象者のエンパワーメント
主なサポート内容は以下の通りです。
・服薬支援(薬の飲み忘れ防止、副作用のチェック)
・生活支援(食事や睡眠のリズム調整、清潔保持など)
・心理的サポート(不安やストレスへの対応)
・社会復帰のサポート(就労支援や関係機関との連携)
また、家族への支援も重要視されており、介護負担の軽減や接し方のアドバイスが行われます。
特に自閉症や知的障害のある方は、環境の変化や人間関係のストレスで症状が悪化しやすいため、在宅での継続支援が生活の安定につながります。
精神科訪問看護の料金
| 負担割合 | 月の初回訪問 | 2回目以降 |
|---|---|---|
1割負担![]() |
1,299円/回 | 855円/回 |
2割負担![]() |
2,598円/回 | 1,710円/回 |
3割負担![]() |
3,897円/回 | 2,565円/回 |
精神科訪問看護は医療保険が適用され、原則として週1〜3回まで利用可能です。
費用は訪問回数や時間によって異なりますが、1回あたり30分〜90分程度の枠で設定されています。
自己負担は通常3割ですが、自立支援医療制度を利用すれば1割負担となり、経済的負担を大きく軽減できます。
また、生活保護を受給している場合は費用が免除されることもあります。
利用を検討する際には、主治医に相談のうえ、訪問看護ステーションや地域包括支援センターを通じて申し込む流れとなります。
このように、精神科訪問看護は自閉症や知的障害を抱える方にとって、日常生活の安心と社会参加の両立を支える心強い制度です。
専門職による支援を受けることで、本人だけでなく家族にとっても大きな支えとなるでしょう。
精神科訪問看護ならシンプレ看護ステーションへ!
シンプレ訪問看護ステーションの看護内容
・アルコール依存
・薬物依存
・知的障害
・発達障害
・その他精神疾患全般
主な看護内容
・生活支援、自立支援
・症状の悪化防止、服薬支援
・社会復帰へのサポート
・家族の方への支援
シンプレ訪問看護ステーションでは、精神疾患に特化した訪問看護サービスを提供しています。
対象となるのはうつ病や統合失調症をはじめ、自閉症や知的障害、発達障害、依存症など幅広い方々です。
主なサポート内容は以下の通りです。
・生活支援・自立支援(食事、清潔保持、生活リズムの安定など)
・服薬支援(飲み忘れ防止や副作用チェック)
・症状の悪化防止と再発予防
・社会復帰に向けた支援や相談
・ご家族へのケアや精神的サポート
患者さん一人ひとりの状況に合わせたオーダーメイドの支援を行い、安心して暮らせる環境づくりをお手伝いします。
また、病院や行政機関と連携しながら支援を行うため、地域の中で切れ目のないサポートを受けることが可能です。
シンプレ訪問看護ステーションの対応エリア
-
<東京都>
・東京23区
※足立区、荒川区は1部エリアとなります。
・西東京市
・三鷹市
・調布市
・武蔵野市
・府中市※1部エリア
・東久留米市※1部エリア
<埼玉県>
・和光市
・朝霞市
・戸田市※1部エリア
・川越市※1部エリア
・新座市※1部エリア
・川口市※1部エリア
シンプレ訪問看護ステーションの対応地域はおもに上記が中心で、訪問活動をおこなっています。該当エリアにお住まいの方はぜひご検討ください。
また上記以外のエリアにお住まいでも、対応できる場合がございますので、一度当社スタッフへご相談ください。
サービス内容を詳しく聞きたい、スケジュールの相談なども承っております。電話やメールなどで相談を受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。
シンプレ訪問看護ステーションは、東京都23区を中心に、西東京市、武蔵野市、三鷹市、調布市、府中市、東久留米市、さらに埼玉県の一部地域にも対応しています。
近隣の市区町村にお住まいの場合でも、訪問可能なケースがありますので、まずはお気軽にご相談ください。
地域密着型のサービスを大切にしているため、安心して利用していただけます。
訪問は週1〜3回(場合によっては週4回以上)まで可能で、祝日や土曜日も対応しています。
1回あたり30分〜90分と柔軟な枠が設定されているため、ライフスタイルに合わせて利用することができます。
シンプレでは、自閉症や知的障害を持つ方をはじめ、さまざまな精神疾患のある方が安心して暮らせるよう全力でサポートしています。
ご本人だけでなく、ご家族の不安や負担にも寄り添いながら支援を行いますので、在宅での生活に不安を感じている方は、ぜひご相談ください。
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まとめ
自閉症と知的障害は併存することが多い
自閉症の併存症として最も多いのが知的障害です。
統計的にも、自閉症の方の多くが知的障害を伴っており、てんかんなどの医学的問題も同時にみられるケースがあります。
このため、両者を一体として理解し支援することが重要となります。
症状や困難は人によって異なる
自閉症や知的障害の特徴や症状は人によって大きく異なります。
言語や社会性の困難が強く出る方もいれば、感覚過敏やこだわりの行動が生活に影響を及ぼす方もいます。
一人ひとりの特性を理解し、その人に合ったサポートを行うことが大切です。
画一的な支援ではなく個別的な支援が求められます。
診断・支援制度・相談窓口を活用することが大切
困りごとがある場合には、精神科や心療内科での診断を受け、療育手帳や自立支援医療などの制度を積極的に活用しましょう。
また、発達障害者支援センターや保健所、福祉事務所といった相談窓口を利用することで、生活の安定や社会参加に役立ちます。
これらの制度や窓口を組み合わせて支援を受けることで、本人と家族双方の負担を軽減できます。
訪問看護を利用すれば日常生活やご家族のサポートも受けられる
在宅で生活する上で、自閉症や知的障害のある方にとって心強い支援となるのが精神科訪問看護です。
服薬支援や生活リズムの調整、再発予防のほか、家族へのケアも行われるため、安心して生活を続けることができます。
特にシンプレ訪問看護ステーションでは、地域に密着したサービスを提供しており、東京23区や周辺地域での支援が可能です。
自閉症や知的障害とともに暮らす方が少しでも安心して生活できるよう、
専門職の支援を積極的に活用することをおすすめします。
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